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『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』 オンリー・ハーツ

2019年公開のリーアム・ニーソン主演『スノー・ロワイヤル』として、同監督がハリウッドでリメイクした原案映画が本作。世界50か国以上で上映され大ヒットした極上アクション!

最愛の息子を殺された父親を演じるのは、ヨーロッパを代表する名優、ステラン・スカルスガルド(『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズ)とブルーノ・ガンツ(『ベルリン・天使の詩』)。強さと渋さを兼ね備えたオヤジの魅力がここにある。
テンポのいいアクションと随所で光るユーモアで、余韻のあるラストまで一時も飽きさせない!

モントリオール・ファンタジア映画祭 作品賞
オースティン・ファンタスティック映画祭 監督賞・男優賞
ポーヌ国際スリラー映画祭 グランプリ・特別賞
ベルリン国際映画祭コンペティション出品作品

●ストーリー
ニルスは、ノルウェー山間部で除雪業を営んでいるが、仕事がたたえられて市民栄誉賞を受賞する。が、まさにその時、息子が無実の罪で何者かに殺される。ニルスは犯人への復讐を誓って行動に出るが、それによって、ドラッグをめぐる2大勢力、菜食主義のギャング“伯爵”とセルビアのマフィア”パパ”の抗争を招くことになる。三つ巴の殺し合いをだれが生き延びるのか。
最も不利なニルスには、しかしだれにも負けない不屈の正義、そして除雪用の大型重機があった・・・。

監督: ハンス・ペーター・モランド
脚本: キム・フップス・オーカスン
撮影: フィリップ・オガールド  編集: イエンス・クリスチャン・フォドスタッド 
出演:ステラン・スカルスガルド/ブルーノ・ガンツ/ポール・スヴェーレ・ハーゲン 他

2014年/ノルウェー/112分

ファイティング・ダディ DVD表1

ファイティング・ダディ4

ファイティング・ダディ1

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斎藤工さんが絶賛してくれた『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』は、テレビも複数局で放映、ハリウッドでもリメイクされた、笑っちゃうほど乾いた復讐劇。この監督、実は弊社発売の『微熱 愛と革命の日々』という、テーマとしてはロバート・レッドフォードの『追憶』に似た、青春のほろ苦さを繊細に叙情的に描いた映画の監督でもあり、一見荒唐無稽なアクションでも、だからなんだか信用できる。(奥田真平)

愛と革命の日々







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