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世界の学校から“良い教育”を学ぶ旅@マレーシア 〜教育移住する日本人が増えているワケ〜
【はじめに】 近年世界中から教育移住が増えているマレーシア。そのワケを知るために、マレーシアで最も有名な学校の一つであるISKL(THE INTERNATIONAL OF KUALA LUMPUR)というインターナショナルスクールを訪問してきました。
日本の教育と比較することで見えてきた“良い教育”についてのヒントを皆さんにも共有したいと思います。(今回の記事はかなりボリュームが多いので、見出
世界の学校から“良い教育”を学ぶ旅@フィリピン 〜萎縮する子への勇気づけ編〜
はじめに 僕は昨年度「日本に新たな学校のスタイルを築きたい」と思い、仕事を辞め、世界中の学校を回っている元小学校の先生です。
今はフィリピンの語学学校で英語を叩き込み、世界中の人々とコミュニケーションをとれるように頑張っています。
そして先週、語学学校で行われたスピーチコンテストに出場しました。
英語を初めて3週間の僕が、“場違い”と分かっていながらもそのコンテストに挑戦した結果、教育におけ
世界の学校から“良い教育”を学び旅@フィリピン 〜教師の主体性編〜
はじめに昨年度、大好きな「学校の先生」という仕事を辞めました。
学校現場に危機感を覚え、日本で「新たな学校のスタイルを築きたい」と思うようになったからです。
そのために世界の学校を回っています。
日本の学校と世界の学校を比較して「良い教育とは何か」について考えを深めいくとともに、公立でなくても無料で教育が提供できるモデルケースを世界の学校から学んでくるためです。
そしてその旅のスタートがフィリ
なぜ子どもは本音を話さなくなるのか
先日、衝撃的な本に出会いました。岡本茂樹さんの「反省させると犯罪者になります」という本です。題名から衝撃的ですよね。この本を読んだ瞬間に、みなさんに共有しないと!という使命感に駆られ、今回の記事を書きました。まずは、事例を紹介したいと思います。
さかのぼっていくと…。 40代後半の男性受刑者のお話です。彼は、覚醒剤常用者で殺人を犯しました。殺人をした理由を問うと、「覚醒剤を使ったことです。だか
子どものウソの暴き方と寄り添い方
はじめに 皆さんは子どもが嘘をついた時、なんと声をかけますか?「嘘をつくことは人として許されないこと。」と諭していくでしょうか。「嘘をついたら悲しい。」と心に訴えかけるでしょうか。もちろん答えなどありませんが、ただ一つ明らかなことは、子どもはうそをついてはいけないことくらい分かっているということです。何かもっと大切なことを忘れていないでしょうか。今回は、子どもが自分で嘘を認める対話法と、子どもが
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