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【ゲーム依存 治し方】ゲーム好きの子供との関係がよくなる5つの声かけ その5

こんにちは。
今回はついに最後のステップに入ります。

ここまでの内容を振り返ってみましょう。


ゲームの名前を知ること

実力を知ること

どんな時が楽しくなるか知ること

どういうことを意識しているのか


といったことを聞いて理解するということでした(`・ω・´)


ここまでで、親が知らないだけで、「子供が実はすごいことやってる」ことがなんとなーくでも伝わっているといい感じです。


逆にここまでの質問で「現実逃避」の道具にゲームが使われているのであれば
まずはそこを変える必要があることも少し感じていただけているのかなと思います(`・ω・´)


今回のテーマ ゲームにおいて研究をしているのか


ゲームでやっていることを勉強などの
別方向に落とし込んでいくためには

研究は外せません。


とはいえ感覚派のプロプレーヤーもいます。

もし感覚派でゲームで大成しようと思えば
それは感覚派のプレーヤーから習うのが一番です。

ここから先の内容はその感覚派の子供には向かないお話かもしれません。


しかし、勉強は感覚でできるのか、と言われると
そうでは有りません。

国語、英語などの言語であれば可能性は高いと思いますが、
数学、理科などの理屈や理論で問題を無数に生み出せるタイプの問題は

経験と知識を積み重ねて

洞察力

で攻略することになります。



自力で研究する力がつくと、一人で勝手に勉強して、
一人で勝手に成績があがる



これを一つのゲーマーの子供のゴールとするのがいいでしょう。


親として子供に期待することとしては

ゲームを取り上げたり制限することなく
子供が自主的に勉強に取り組む姿勢がとれること

そして

子供の成績がある程度許容できる領域まであがること

だと思います。


それをまずはゲームをやってる体験から深堀りして習得させていきましょう。



親「上手い人のプレーはどこがすごいのか解説してくれる?」


これが聞けるようになるとかなり強いですね٩( 'ω' )و

強いというよりは信頼関係もすごいですし、
これに対して子供が喜んでお話してくれる親子関係は非常にいいです。


上手いプレーヤーと自分の差はどこにあるのか、
自分に足りないものはなんなのか

それを考えることがゲームで強くなるためには必要です。

勉強でもたいしてやることは変わりません。


勉強は自分に足りないものがわかるまでのタイムラグがすごくある


これは非常に勉強がつまらないと子供達が感じる理由でしょうね。

同じように「努力したものが結果として現れるまでのタイムラグ」もかなりあります。


ゲームはちょうどいい感じにレベルアップしたり、
ランクがあがったり、逆に下がったりするようにシステムが組まれているのですが

勉強にはそのようなランク分けなどはありません。


できることなら毎週ランクマッチをして、成績でランク付けをするくらいがいいんですけどね。


それには人の手で採点をするという作業が残っている現代では不可能に近いです。

せいぜいマークシートで答える形式の問題に限定されるでしょう。

しかし、その場合は「誘導に乗っかる」という
他人の敷いたレールに上手に乗れる生徒がランクがあがるだけです。


研究や対策をするという経験はゲームでたくさんさせてあげること


結局のところ、ゲームは

実践

反省

練習

また実践


このループをするのが非常に容易なのです。

1日で何回もループさせることもできるでしょう。

1試合で課題が見つかればそれを直すための練習をするし、
Youtubeで気になる動きとか練習したい動きや闘い方があれば
それをその日のうちに練習することもできます。


この研究と対策のループを何回回せるかが頭の良さにつながります。


正直親の目線じゃ言ってることはわからんけど、
子供はゲームのこと詳しいし、
頭使っていることは伝わると

という状況が出来上がると思います。


じゃあ勉強だったら??


勉強の場合は


模試を受ける

結果が返ってくる(2週間から1ヶ月)

練習する(返ってきた直後)

また実践(テスト返却から1ヶ月後とか2ヶ月後)


一回のループをするのに何ヶ月かかるんでしょうかね?

この回数が少ないので、生徒たちは

成果を実感することなく、自信を失ってしまうのです。

しかも練習した、対策した内容がテストに出るとも限りません。

定期テストなんて終わったら同じテストは2度としません。

もっと体験しづらいですね。


できない自分とできる他人の違いを知ること、そしてそれを真似することが状態のコツ


真似することから始めましょう、
とは聞くことも多いでしょうしそれを実践する人も多いでしょう。

その「真似すること」そのものが難しいということもあります。

上達したり成長したり、そういうことって

目に見えることではなくて、目に見えない意識とかそういうところが真似すべきところ


であるので、それをたくさん子供にアウトプットさせるきっかけを周りの大人が与えてあげるといいのかなと思います。



というわけで今回まで続いた5つの声かけは以上で終了になります。

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