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【ゲーマー用語 解説】メタる メタを張る

「うわぁ!完全にメタられたわ。」
「あのデッキが今の環境は多いからメタ張ってこれを使うぜ」

みたいな言葉を聞いたことがあるでしょうか??

これはカードゲームの世界でよく使われている言葉です。


今の流行や人気のデッキ、結果を出しているデッキに対して有利に闘えるように
そういうデッキに対して機能するカードを入れることをさします。


カードゲームは対戦相手とマッチする前から勝負は始まっているのです。



実際の例(デュエル・マスターズプレイス)

1 ル・ギラ・レシール


個人的にルームマッチでこういうメタカードを活躍させたい


こちらのカードは進化クリーチャーは全てタップされた状態でバトルゾーンに出ると言う効果を持っています。


つまり、進化クリーチャーの特有の召喚酔いをせずに召喚したターンから攻撃できる、という効果を使えなくするカードです。

進化クリーチャーのいないデッキでは非常に弱いカードになるのですが、
対戦相手がそういう進化クリーチャーを持ってくるだろうと「読んで」使うということがこのメタを張ると言う意味になります。


2 吸魂バキューム

12弾で追加されるカード。

わかりやすく光文明のカードだけ大きくパワーを下げる呪文になります。

ヴィーナス・ラ・セイントマザーという「パワーが0より大きければバトルゾーンを離れない」という効果を付与するカードがあるのですが

バトルゾーンを離れないので、除去呪文やバウンスのトリガーでリーサルを防げないのです

こいつを唯一1発退場させられるトリガーカードが吸魂バキュームとなります。


もちろん他のデッキ相手にも機能はしますが、パワーが5000下がるだけではバトルゾーンを離れないものもたくさんいるため、
ある程度の汎用性も残しつつ、特定のカードを確実に葬るためのカードとなります。


カードゲームはマッチアップの有利不利は避けて通れないゲームです。
そのため、対戦する確率の高いデッキタイプに勝てる確率をあげるための
自分のオリジナルのデッキをみんな作り上げていくことになるのです。


格闘ゲームでも同じことが言える

格闘ゲームも有利キャラ不利キャラというものがありまして、

自分のメインで使っているキャラが飛び道具がない接近戦のキャラの場合は、
飛び道具があり、しかも待っていても切り返しが強いキャラに対して不利だったりします。


そういう時にサブとして、
自分のメインキャラに対して有利なキャラに強いキャラを練習して、
大会でそのキャラで闘ったりもするわけです。

これもある意味メタを張っていると言えるのではないでしょうか?٩( 'ω' )و 


あらゆるゲームでこのメタを張る状況はあるのです。


格闘ゲームやカードゲームじゃなくても、相手の苦手なキャラや
苦手なタイプをあらかじめ予想し、それに備えておくのは
勝利のためには当然なのです。

ゲーマーは常に勝利を目指すためにあらゆることをゲーム以外のところで考えているんですね(`・ω・´)

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