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なぜ今より10年前にオンラインギターレッスンを始めたのか

noteでは初めまして。
THE POCKETというオンラインの音楽教室を経営している、浅岡です。

https://thepocketguitar.com

今では徐々に普及してきたオンラインでの音楽レッスンですが、当スクールが営業をはじめた2010年当時は皆無でした。

当時はzoomもLINEもfacetimeもなく、ビデオ通話と言えばSkype一択だったと思いますが、その利用シーンは個人間の通話が主なもので「ネット回線を使って無料で電話ができる」という使い方の方が多かったような気もします。

当時のパソコンにはそもそもWEBカメラが搭載されたものも少なく、スマホも出てきたばかり、顔を見ながら通話することに抵抗があるという声もよく聞きました。

なので、オンラインで画面越しにギターレッスンが行えると言っても「便利そうだけどちょっと恥ずかしい」「オンラインでは伝わらないんじゃないの」という意見がよく寄せられました。

実際に体験してみないとその便利さはなかなか伝わらないですよね。

そんな状況の中、なぜオンラインでギターレッスンを初めようと考えたのか?
その理由は大きく3つあります。

1つ目は「自分がSkypeをずっと使ってきてその便利さに感動してきたから」

2つ目は「Skypeがあれば商圏が日本、いや世界に広がるから」

3つ目は「オンラインレッスンの価値に共感してくれる人が必ずいるから」


私が起業するさらに数年前に付き合っていた彼女と、遠距離恋愛になった時期が3年ほどありました。
当時、3年の遠距離恋愛と言うと周りからは「よく続けられたな」と言った反応が返ってきましたが、この期間にSkypeがあったおかげで破局を迎えずに過ごすことができました。
この期間にSkypeの便利さの虜になったと言っても過言ではありません。
(この時の彼女が今の奥さんです)


私が音楽スクールで起業を考えた時いくつかの選択肢がありました。
「店舗型の教室」
「出張型の教室」
「オンラインの教室」
上の2つの形態は昔からあり、商圏が限られる制約がありました。
これはどんなビジネスでも当然ですが、商圏が限られることにはデメリットだけでなくメリットもあります。
当時、オンラインレッスンには商圏に制約はないが、商売になるかわからないと言う最大のデメリットがありました。


商売になるかわからない最大の理由は「前例がない」と言うものでした。
当時、Skypeを使った英会話レッスンが出始めていた時期でそれなりの勝算はあったのですが、音楽レッスンについては皆無だったので需要の予測ができませんでした。
しかし、今は需要が小さかったとしてもこの便利さに感動してくれる人、例えば「外出が難しい人」「近隣にギター教室がない人」「時間の関係でレッスンが受けられない人」などが必ず存在すると読んでスタートすることにしました。


今思えばかなり無茶な出だしで、もっと上手いやり方もあったなと思いますが、当時一歩を踏み出したから今があるので、当時の自分を褒めてあげたいとも思います。


こうやって振り返ってみると、何事も一歩を踏み出すことと続けること、この2つは本当に大切なことなんだとしみじみと感じている次第でございます。


オンラインのギター専門スクールとして出発したTHE POCKETですが、今では

オンラインギターレッスンエレキギター、アコースティックギター)
オンラインクラシックギター レッスン
オンラインウクレレレッスン
オンラインベースレッスン
オンラインボイストレーニング

の各コースを実施しています。
ご興味のある方は無料体験レッスンからお願いします。

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