【2025年度 最新】上智大学総合人間科学部の編入試験を徹底解説|気になる難易度、倍率、対策方法は・・・!?
こんにちは、大学編入情報局です!今回は、上智大学総合人間科学部の編入試験について徹底解説していきます。上智大学を目指す皆さんにとって、編入試験は大きなチャレンジですが、この記事を読めばその全貌がしっかりと見えてきます。試験日程から試験科目、過去の出題傾向まで、すべてを網羅しているので、最後までお見逃しなく!
1. 総合人間科学部編入試験の全体像
1.1 上智大学総合人間科学部とは?
上智大学総合人間科学部は、教育学、心理学、社会学、社会福祉学といった人間の多様な側面を学べる学部です。各学科はそれぞれ独自の教育カリキュラムを持ち、専門性の高い知識を身につけることができます。編入試験は、これらの学科に編入するための試験であり、過去の学習経験や専門知識を基にした高度な内容が求められます。
1.2 編入試験の概要
上智大学総合人間科学部の編入試験は、各学科ごとに異なる試験科目が設定されています。試験は例年12月上旬に四谷キャンパスで実施され、筆記試験や小論文が中心となります。合格者は少人数に限られており、競争率も非常に高いため、しっかりとした対策が必要です。
試験日程: 2024年12月1日(日)午前10:00~(予定)
※試験室には当日午前9:00から9:30までの間に入室してください。終了時刻は受験者数によるため未定です。
試験会場: 四谷キャンパス
募集学科: 教育学科、心理学科、社会学科、社会福祉学科
募集年次: 第3年次編入
募集人員: 若干名
選考方法: 学科試問および面接を実施し、書類審査と合わせて総合判定が行われます。
1.3 英語外部試験スコアの提出について
各学科では、下記のいずれかの英語外部試験のスコア提出が必須です:
英検
TOEFL
IELTS
TOEIC
その他(詳細は募集要項を確認してください)
※具体的なスコア条件や提出方法については、必ず募集要項で確認してください。
必要となる外国語検定試験のスコア票の出願条件は学科によって異なります。しっかりチェックをして、事前対策を怠らないようにしてくださいね!
2. 各学科の試験内容と出題傾向
2.1 教育学科
2.1.1 試験科目と試験内容
試験科目: 教育学
試験内容: 教育学科の試験では、文献読解と教育理論に関する応用力が求められます。具体的には、教育哲学や教育方法論に関する文献を読み解き、その内容を基にした論述問題が出題されます。受験者は、与えられた文献の主旨を理解し、それぞれの教育観を比較・対比しながら、自分の考えを論理的に展開する力が求められます。
2.1.2 過去の出題傾向
教育学科では、過去にコメニウスやフレーベルといった歴史的な教育哲学者の著作が取り上げられています。これらの文献から、教育の役割や教育の目的について考察させる問題が多く見られます。例えば、教育が心に刻まれることの重要性について述べたコメニウスの文章をもとに、現代の教育におけるその意義を論じることが求められました。また、フレーベルの自然と教育の調和についての記述を基に、教育における経験の意義を論じる問題も出題されています。
2.1.3 募集人員と倍率
募集人員: 若干名
倍率: 2022年度は志願者3名、合格者2名で倍率1.5倍。2023年度は志願者3名でしたが、合格者は0名でした。2024年度は志願者0名、合格者0名。競争は年によって変動がありますが、いずれにせよ厳しい試験であることは間違いありません。
2.1.4 合格のポイント
教育学科の合格には、教育理論や哲学的観点から物事を深く考察し、自分の意見を論理的に述べる能力が不可欠です。日頃から教育学に関する文献を読み、その内容を自分なりに解釈する練習を積み重ねることが重要です。また、過去の出題傾向を把握し、どのようなテーマが問われやすいのかを理解することが、合格への鍵となります。
2.2 心理学科
2.2.1 試験科目と試験内容
試験科目: 心理学
試験内容: 心理学科の試験では、心理学の専門用語の理解と、それを応用する能力が問われます。設問では、基礎的な心理学用語を的確に説明することが求められ、その後、心理学の理論や研究手法についての論述問題が出題されます。特に、ストレス理論や研究手法の比較に関する問題が頻出です。
2.2.2 過去の出題傾向
心理学科では、以下のような専門用語に関する説明が求められました:
投映法 (projective technique): 無意識の心の内容を反映するために用いる心理テストの一つで、ロールシャッハテストなどが代表例です。
ソーシャルサポート (social support): 人が社会的なネットワークを通じて受ける支援や援助のことを指します。
オペラント条件づけ (operant conditioning): 行動の結果に基づいて、その行動が強化されるかどうかが決まる学習理論です。
また、H.セリエのストレス学説に関する説明や、心理学における縦断的研究と横断的研究の違いについての論述問題も出題されました。これらの問題を通じて、受験者の基礎知識と応用力が試されます。
2.2.3 募集人員と倍率
募集人員: 若干名
倍率: 2022年度は志願者16名、合格者0名。2023年度は志願者11名、合格者0名。2024年度は志願者8名、合格者0名と、非常に厳しい状況が続いています。心理学科は非常に高い競争率で、合格者が出ない年が続いています。
2.2.4 合格のポイント
心理学科の試験では、専門用語の正確な理解が不可欠です。特に、用語の背景にある理論や応用方法をしっかりと把握し、それを試験で説明できるようにする必要があります。また、心理学理論や研究手法について深く学び、それらを現実の問題に応用できるように訓練することが重要です。
2.3 社会学科
2.3.1 試験科目と試験内容
試験科目: 文章理解力、表現力、思考力
試験内容: 社会学科の試験は、複雑な社会学理論や概念に関する文章を読み、その内容を基に論じる問題が中心です。受験者は、提示された文章の内容を深く理解し、それを批判的に考察する能力が求められます。また、社会調査における倫理的問題や、差別、他者化に関するテーマが頻繁に扱われます。
2.3.2 過去の出題傾向
社会学科では、他者の言語の解釈や翻訳に関連する問題が出題されることが多いです。例えば、言語の翻訳が持つ文化的・社会的な影響についての考察が求められました。また、差別や他者化に関する議論では、特定の理論を批判的に分析し、自分の見解を述べることが求められます。
さらに、社会調査における倫理的問題についても頻繁に出題されます。具体的には、調査対象者のプライバシー保護や、調査結果の解釈におけるバイアスの影響について考察する問題が含まれています。
2.3.3 募集人員と倍率
募集人員: 若干名
倍率: 2022年度は志願者4名、合格者0名。2023年度は志願者2名、合格者0名。2024年度は志願者1名、合格者0名と、非常に厳しい競争率が続いています。社会学科も合格者が出にくい学科であり、深い理解と高度な思考力が必要です。
2.3.4 合格のポイント
社会学科の試験では、複雑な社会学理論や概念を深く理解し、それを批判的に考察する能力が求められます。特に、提示された文章に対する理解を深め、そこから論理的に自分の見解を構築する力が重要です。また、社会調査に関連する倫理的問題についても、幅広い知識を持ち、それを具体的に論じる能力が必要です。
2.4 社会福祉学科
2.4.1 試験科目と試験内容
試験科目: 社会福祉に関する基礎的な学力試験および小論文
試験内容: 社会福祉学科では、データ分析と社会政策に関する理解が試験の中心です。受験者は、提供された統計データを基に、社会福祉に関する課題を分析し、それに対する具体的な解決策を提案する力が求められます。また、小論文では、新たに生じた福祉課題に対する自分の考えを論理的に述べることが求められます。
2.4.2 過去の出題傾向
社会福祉学科では、過去にリーマンショック時と新型コロナウイルス感染症拡大時の失業率や被保護世帯の伸び率に関するデータを基にした分析が出題されました。これに加え、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う新たな福祉課題を特定し、その解決策を提案する問題が含まれています。
例えば、新型コロナウイルス感染症の影響で増加した被保護世帯の背景や要因を分析し、それに対する具体的な福祉政策を提案することが求められました。これにより、受験者のデータ分析力と政策提案力が試されます。
2.4.3 募集人員と倍率
募集人員: 若干名
倍率: 2022年度は志願者4名、合格者2名で倍率2.0倍。2023年度は志願者2名、合格者0名。2024年度は志願者3名、合格者0名と、非常に競争が激しい状況です。社会福祉学科もまた、高い分析力と政策提案力が求められる学科です。
2.4.4 合格のポイント
社会福祉学科の合格には、統計データを正確に分析し、そこから社会福祉に関する課題を見つけ出す能力が必要です。さらに、その課題に対する具体的な政策提案を論理的に述べる力が求められます。また、社会政策に関する幅広い知識を持ち、それを実践的な問題に応用できることが重要です。
2.5 看護学科
情報なし: 提供された資料に基づき、看護学科に関する情報はありませんでした。
3. 編入試験に向けた対策方法
3.1 文献読解力を鍛える
教育学科や社会学科の試験では、文献の読解力が非常に重要です。特に、教育学科では教育哲学者の著作を深く理解し、それを基にした論述が求められるため、普段から学術論文や哲学的な文献を読む習慣をつけることが不可欠です。自分の意見を論理的に述べる練習を積み重ねることで、試験での応用力が鍛えられます。
3.2 専門用語の理解を深める
心理学科では、専門用語の正確な理解とそれを応用する力が求められます。例えば、用語の定義をしっかりと押さえた上で、どのように現実の問題に応用できるかを考えることが重要です。また、過去の出題傾向を分析し、どのような用語が頻出するかを把握することで、効率的な学習が可能になります。
3.3 データ分析のスキルを磨く
社会福祉学科の試験では、統計データを基にした論理的な分析が求められます。これには、経済指標や社会福祉に関するデータを読み取り、それをどう解釈するかが重要です。日頃からデータ分析の練習を行い、統計データを読み解く力を養うことで、試験における分析力が向上します。
3.4 過去問を活用する
過去問を解くことは、編入試験対策の基本です。過去問を繰り返し解くことで、その学科の出題傾向を理解し、どの分野に重点を置いて学習すべきかを把握することができます。また、難解な問題には解説書を活用し、深い理解を目指しましょう。特に、文献読解やデータ分析の問題は、繰り返し練習することで着実に力をつけることができます。
3.5 論理的な文章構築力を身につける
社会学科や社会福祉学科では、論理的かつ明確な文章を構築する能力が求められます。日頃から自分の意見を論理的に組み立て、簡潔にまとめる練習をすることで、試験で求められる文章力が向上します。また、他人の意見に対して批判的に考察し、それを論理的に述べる力も鍛えることが重要です。
4.気になる各学科の倍率まとめ
先程も個別に言及しましたが、各学科の倍率を直近3カ年分をわかりやすく下記にまとめておきました。
4.1 教育学科
令和4年度(2022年): 志願者数: 3名, 合格者数: 2名, 倍率: 1.5倍
令和5年度(2023年): 志願者数: 3名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和6年度(2024年): 志願者数: 0名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
4.2 心理学科
令和4年度(2022年): 志願者数: 16名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和5年度(2023年): 志願者数: 11名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和6年度(2024年): 志願者数: 8名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
4.3 社会学科
令和4年度(2022年): 志願者数: 4名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和5年度(2023年): 志願者数: 2名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和6年度(2024年): 志願者数: 1名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
4.4 社会福祉学科
令和4年度(2022年): 志願者数: 4名, 合格者数: 2名, 倍率: 2.0倍
令和5年度(2023年): 志願者数: 2名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
令和6年度(2024年): 志願者数: 3名, 合格者数: 0名, 倍率: -倍
4.5 看護学科
看護学部は募集なし
令和4年度(2022年): 志願者数: -名, 合格者数: -名, 倍率: -倍
令和5年度(2023年): 志願者数: -名, 合格者数: -名, 倍率: -倍
令和6年度(2024年): 志願者数: -名, 合格者数: -名, 倍率: -倍
直近では合格者が出ていない厳しい試験と言えますが、合格者を出さないと決まっているわけではなく、合格基準点が高いのだと推測します。これは他の大学編入試験でもある現象です。そのため、可能性が0である試験ではないので諦めないでくださいね!
5. まとめ
上智大学総合人間科学部の編入試験は、それぞれの学科で独自の難しさがありますが、しっかりとした対策を取ることで合格の可能性を高めることができます。この記事を参考に、自分に合った学習計画を立て、夢の上智大学への道を切り開いてください!
編入試験に挑戦する皆さんを、大学編入情報局は全力で応援しています。最後まで諦めず、自信を持って試験に臨んでくださいね!
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