我が家の楽しいカメラランキング

昨日から体調を崩して寝込んでいたものが、少し回復して非常に退屈なのでまたまた駄文を。

なんだかんだで現在10台以上、20台未満ほどのカメラを持っている。まだまだ先輩諸兄には及ばねど、その中から楽しさを基準に超主観の思い込みのみで抜粋ランキングしてみた。

トップ6

  1. ライカm10r
    一番楽しいわけではないけれど、なんだかんだで一番使っているのはデジカメならではの便利さと撮っていての楽しさを両立しているからだろう。まさに現在の相棒と言える存在なのでこの順位。
    僕は写真を撮る時の楽しみとして、構図合わせと同じくらいにピント合わせのプロセスを重視しているようだ。失敗してもいいから、自分で気持ちよくピントを合わせたい。そんな僕の願望を叶えてくれつつ便利でもある。素晴らしい。
    なおブラックペイントが出た当時、買い換えるか真剣に悩んだけれどやめてよかった。。。めっちゃ値上がりしていて怖くて気軽に持ち出せなくなるところだった。
    とはいえ。僕はコレクターではない(と思っている)ので買い足しの選択はなかったけれど、現在の高騰を知っていたら迷わず買い足したことでしょう。

  2. ハッセルブラッド500c後期型
    2位だけれど、これが一番楽しいカメラ。
    初期型と後期型どちらも持っているけれど、スクリーン交換できる後期型ばかり使っている。(プラナー80mmの時だけ初期型を使う)。中判のファインダーは見ているだけで楽しいので、いろいろなスクリーンを試すのがまた楽しい。
    何より、巻き上げてファインダーを覗いてピントを合わせてシャッターを切る、この一連の所作とそれに関わる操作音の全てが本当に楽しい。特にシャッター音は最高。シャッターと言うかバックシャッターなんだけれど、バシュって感じの大げさな音が「ハイ!撮りました!」って感じで最高。

  3. ライカm3
    これはやっぱりファインダーがいい。sboolのごとく両目を開いて撮影できるのも楽しい。今年はm3登場から70周年だそうで、ファインダー倍率が同じm11(m12でも!)が出ないかな。出たら絶対買う。(なお僕総研調べでは、こう言う人のうち約七割は買わないそうです)。
    ところで我が家のこれはシングルストロークのスプリング式だけれど、ラチェット式のmaと比べても音以外は巻き上げの操作感の違いがわからない。。。
    ただ、お世話になっているメンテの職人さん曰く、巻き上げに関わらず全体的に判断(主に造りの良さと今後のメンテナンス性、だったかな?古いほど造りはいいけれどメンテ用の部品が払底しているらしい)してm3買うならこの番号帯だ!とのことだったのでまぁ良かろう。

  4. ソニーα900
    これもデジカメの良さと楽しさを両立したカメラだけれど、デカく重いので普段持ち歩くのが難しく(持ち主の)気力体力の限界により現役を引退されて防湿庫に鎮座されております。
    よく言われるファインダーの美しさ見やすさはもちろんだけれど、それだけだとフィルムのmf一眼レフはもちろんデジタル一眼レフにも他に良いものはあって、これの良いところはピントの山の掴みやすさだと思う。スフェリカルアキュートマットの効果なのか、ギラギラとしたピンボケの中からグワっと被写体が浮かび上がる感覚は唯一無二では無かろうか(経験が乏しいので適当です)。
    ハッセル用のミノルタ製アキュートマットはダメダメなので、円錐ではなく球面なのが効いているんだろう。

  5. シグマdp2m
    これは撮っていて全く楽しくはない。と言うか一々に腹が立つ。これの楽しさは撮った後に画像をpcで等倍確認するところにある。
    木を見て森を見ずこそよし!の精神でディテールのみに注目すればこんなに素晴らしいカメラは未だに他には存在しないのでは無かろうか?(褒めてます)。
    なおカラーだと極端に歩留まりが悪化するので実質モノクロ専用だけれど、そのモノクロならばm10モノクロームにアポズミつけてもこれには敵わない、と思う。
    しかし最近マイクロニッコールをつけると互角だと気づいてしまったのはここだけの話。

  6. ライカdiii
    これも一連の所作と操作感が楽しい。フィルムの装填、いやその前のフィルムカットのお作法からして面白い。フレーミング用ファインダーは苦行だけれど、外付けファインダーを使うので問題なし。レンジファインダーは見やすいのでピント合わせが楽しい。
    コンパクトで軽く、ブラックペイントにニッケルメッキはかっこいいし相場も安いし、で良いことづくめ。バルナック最高。
    すぐに画像を見れなくとも良いお気楽フォトウォークならこれ一択かも。

講評

ランキング外の他のカメラも売っぱらわずに持ち続けているからにはそれぞれ僕にとっての良さがある訳だけれど、中でもこの6台は防湿庫の闇の中からクッキリと浮かび上がる存在と言えましょう。(じゃあα900やdp2mも使えよ、と。。。)

ま、日常使いにはやはり楽しさだけでなく可搬性、可用性も大事なんだろう。
最近ポジではほぼ一択のヘキサーrfなんかはいい例で、僕にとっての楽しいカメラではない。ヘキサーrfと共に旅行で活躍してくれたgr3xや、子供や愛犬撮りに活躍するα7r4も同じく。
ペンタックス17はどうだろう?まだよくわからない。

このランキングはあくまでもプロセスの楽しさだけを基準に僕の超主観と思い込みにより選んだものなので、選外の諸君もこの結果に一喜一憂することなく引き続きの活躍よろしくお願いします。

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