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高円寺駅北口 路上紙芝居と展覧会2023/10/20

昨日は久々、高円寺で路上紙芝居をしました。
夜9時くらいから10時までの約1時間です。

この日はママチャリで行ったのですが、
カゴが無いので普段子供を乗せる座席、前後ろ両方に絵を置いたんですね。

それで高円寺駅目指して家を出て阿佐ヶ谷あたり、
信号待ちで何気なく後ろみたら4枚くらいあったはずの絵が一枚しかなくて。

慌てて戻りました。
結局、ぽつん、ぽつんとそれぞれ一枚ずつ落ちてってたみたいで
全部回収する頃には来た道をかなり戻ってしまってたんですけれども。

何より絵が全て見つかって良かったです。
無くなったらめっちゃショックでしたよ。

なんせ家族を描いたものですからね。
色々、考えたら同じ絵でも思い入れが違うな、と。
これをもし売ってくれ、と言われても売りたくないなぁってなりまして。

そう思うと、同じ路上展示するなら売りたい絵を持っていく方が良さそうです。
今さらそんな事に気づくってなんなんでしょう。
ともかく気を取り直して再び、高円寺に向かいまして。
で。
ついてみれば幸い、予定してた21時をちょっと過ぎたくらいだったので
良かったです。

駅の柱に絵を貼り付けるのは前回やって何度も取れてしまってたから
今回は立て掛けておくだけにしました。


こんな感じです

それで紙芝居を始めたんですけど、さすが高円寺ですね。
割とすぐ足をとめて見てくれる人がいました。
若い男性で、持ってきた絵を見てもらって感想聞いたり、けっこう話しました。

この日は割といい感じでしてその後もポツポツと足を止めて下さる方々がいて
やっていて楽しかったです。
「あなた、荻窪でお子さん連れてやってらした方?」と声をかけて下さった人まで
いて驚きました。

こういうのが良いんですよね。
あぁ!あの時の〇〇さんみたいな。
笑福亭鶴瓶的出会い。
わかる人にしかわからない例えで申し訳ないですけれども。

あの人って今は落語もかなり力を入れてやってはりますが、
昔から偶然性の面白さ、をかなり意識してる人だと思ってて
やっぱ僕自身、それがすごい好きなんですよね。

特に路上紙芝居はその日、その時、先の読めない出来事が
が起こりやすいのでやめられません。

たまたま「ロバのスーコと旅をする」という本を読んだ所ってのもあり、
旅にも通じてるなぁとか、考えたりもして。

とにかく。
昨夜はそれだけじゃなくてですね。
南米の旅行者カップルが僕の絵に興味しめしてくれて
「これは売っているのですか?」って聞かれたので
「いや。見てもらってるだけです。」と言ったら
「残念だ。」と去っていかれたんです。

まさかちょうどそんな事考えてた時に、こんなんある?
ちゃんと売れる絵を持ってこようという思いを新たにしましたよ。

他にも実は1時間やってる間に、見に来てはどこかへ行って、
また戻ってきた、、、と思ったらどこか行って、、、また戻ってきた、、
と思ったら自転車乗って来て、、、と

とにかく落ち着かない酔っ払いのおじさんもいました。
えぇおっちゃんですが、いちいち紙芝居をとめるのでやりにくかったです。
酔っぱらいってそういうもんですが。

後はこれまたたまたま、高円寺に来ていた知り合いに会って
ちょうど22時になったというタイミングで紙芝居を片付けて

飲みに行きました。
うちの家族、お母ちゃんこと奥さんは子供と実家に行ってて
帰ってもどうせ1人なのでちょうど良かったです。

おかげで楽しい夜になりました。 
紙芝居と展示会に足を止めて下さった皆さん、有難うございます。

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