夢を語れなくなった大人の戯言

※今から書く内容は、私が精神的にまいってる状態で書いてるので不快感を与えてしまうかもしれません

「将来の夢は何?」

私が覚えてる限りだと、小学校3年生で画家になることが夢だった
母の友人宅に連れられて、そこで見たデッサンに感動をしたのを覚えてる
真っ白な紙の上で、見たものと同じように表現するのが衝撃的で刺激的だった
鉛筆だけで、本物のように描けるのが魔法みたいで何時間見てても飽きなかった

自分も描いてみたい
こんな風に表現してみたい

その日から初めてのスケッチブックと鉛筆を買って貰った



あれから大人になって、夢は叶ったのか
いや、とっくに諦めて…いや簡単に捨てたのだ

美術1本で人生を歩んだつもりだった

中学は地元の公立よりバスでも1時間以上かかっていく山奥の私立に行った
美術部が地元の中学でないと知ったから
お金もかかった、学校の環境は悪かった、クラスでよく問題が起きてた、勉強についていけなくて2年で不登校になって、それでも転校は嫌だから卒業まで耐えた

高校では美術専門コースがある、母の母校に受かった
あの頃が1番楽しかった
同じように絵が好きな子がいて、協力して作品を作り上げるのが何よりの思い出だ
勉強は嫌だったけど、先生方も面白い人で嫌いでは無かった

大学に入って1、2年は楽しかった
でも、3年ぐらいになってから就活や課題が厳しくなってきた
大学で、よく講師からは絵で描いていくだけでは暮らせない
これが現実と諭された
美術関係なら教師になるか、学芸員になるかしかなかった
母からは教師の免許は必ず取りなさいと言われた
受けたくない教師の免許の講義に出た
内容は共感どころか、学ぼうという気力が出なかった
1.2回出て、それ以降出るのやめて単位を落とした

課題の絵が楽しくなくなった
行くのがたいぎくなった
他の子のやる気と比べて嫌になった


あれ?
私、なんで
絵を描いてるんだろう

筆を持てない
キャンバスは真っ白のまま
色がくすんだ


母に黙って、大学を勝手に休学したり終いには卒業出来るであろう4年で退学した

もちろん激怒された
そりゃそうだ
母からしたら唯一自分の子でやっと大学進学した娘が勝手に退学したんだ
それまで学費やら画材費やらお金かけてきたのがパァになったんだ

卒業式で私に袴着せるのが楽しみだったという

……そんなもん知るか


大学に通ってる途中、絵を描くより声を投稿するのが楽しかった
その時に出会った方々もいて、楽しくて絵の事からどんどん離れていった


私は、たぶん
逃げたかっただけで
楽な方にいっちゃったんだろうな…

ちゃんと卒業すれば母とは最後まで揉めず穏便に話せただろうなぁ
なんだかんだバイトしながらも絵を描き続けて暮らしていたのかなぁ

未練が未だにあるし、馬鹿だな私はと自嘲する


大人になって、夢を語れなくなった
口にできない

過去に戻れるなら、ほんと
画家になると決めたあの頃に戻りたいな




今は創作とかちょこちょこやってますが、やはりこうすれば良かったという後悔はあります
え!大学退学したの?!勿体ない!と言われて当然ですしね( ˙꒳​˙`)

あの頃、親戚からも絵画教室のみんなからも
君は大物になる!
今のうちサインちょうだい!
絵が上手いのう!
とちやほや褒められていい気になってた私に喝入れたいですよ
まぁ、それを言われ続けて逆にプレッシャーになって辛かったです
絵が描きたくない時期に同じ言葉でも、私もう描けないよ…期待に応えられないよ…とナーバスになってましたね(´ཀ ` )

それを相談出来る友達とか、母親にも言えなくて
1人で暴走して勝手に行動した末路がこれかーとしみじみ思います
若気の至りってやつかねこれが_( _´ω`)_


やはり、画材屋さんがあれば顔出して眺めたいし
美術館巡りもしたいです


声で演技や表現も好き
でも、あいにくこちらも今スランプ気味なんですね

やりたい役の声の統一感が出なくて、今日過去の台本読むと…あれ、あの役の声が出ないどんな声だっけあれ?あれ?とショック受けましたよはい( ¯•ω•¯ )

まぁ声優でも女優でもないから趣味程度でしょと思われるかもですが
私からしたら自分が培ってた一部が消えた
そんな感覚なんですね|ω・`)


今回は私の独り言に過ぎません
でも、こうして文字にして書いてて落ち着いてきました( ˘꒳​˘ )

たまにか、ちょくちょくかは分からないですが
またこうゆう拙い文章で投稿すると思うのでその時はスルーでもw
「わかるーー!」と共感する方、何書いてんだこいつきも!と思われる方が世の中沢山いるのは分かってるつもりですえぇ( ˘꒳​˘ )

それではおやすみなさい( ˙꒳ ˙ )
せめて「夢」くらいは、楽しくみたいですね


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