自白します、それ私です


これは、私が高校生の時に聞いた話です


うちの高校は、美術の専門コースがあり、私は油絵を選択してました


みんなが絵を描いてる時、先生が1人の生徒に頼みました

「すまないが、倉庫で寝ている生徒を起こしてきてくれないか?」

どうやら、モチーフ(主に人形や置物、雑貨等)が置いてある倉庫に誰かが寝ているようだったんです

先生に言われた生徒は分かりましたとその場所に向かったんです
けれど



「先生、誰もいませんでしたよ」



倉庫から帰ってきた生徒はそう言いました


先生は首を傾げ「おかしいなぁ、さっき入った時は足が見えたのに」と不思議がっていました



もちろんその場にいた他の生徒は「嘘!まさか幽霊!?」「こわ!やだやだ!!」と騒ぎ出しました












うん…











それわしや( ˘꒳​˘ )







油絵の授業中
各々好きな時間で過ごしてたんですね

ある生徒は油絵やデッサンしたり
ある生徒は図書館行って資料集めたり
ある生徒は野外に出てスケッチしに行ったり

または、小休憩として寝てる生徒もいました

わたしもその1人で、どうしてもお昼ご飯の後は眠気が酷くて筆が乗らないんですね
でも座りながらだと寝れないし…

そんな時、目をつけたのが倉庫でした

倉庫の中ってひんやりして気持ちいいんですよね
夏の時なんか最高
もしかして…と思い立ったが否や、床にピタッと寝転がるとなんと快適なことでしょう!

それから私はちょっとお昼寝したい時そこ行って、まぁ寝ても10分くらい居座ってました

その時に先生に見られたんでしょうね
そして私が倉庫から出たあとに起こしてきてとお願いして、上の出来事が起きたんですよねぇ…



言っちゃえば、まだそれが私だとは誰にも話してないです( ˘​˘ )ドーン
卒業してからも1回も暴露してない

夏になると怪談話が溢れるこの世に、まぁ、こんな実は系な話もありなのかなと思い、このnoteに書き綴ります

偶然このnoteを見た同級生がいたら、どう思うんだろうなァ…

まぁ見ないじゃろうけど!!( °꒳°  )

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