見出し画像

20年勤めた会社が廃業して9ヵ月…無職生活を振り返る


40代、突然無職になる

 有休も使えず、休まずに20年勤めた会社が昨年廃業しました。その知らせを聞いた時はとてもショックだったけど、心のどこかでホッとしていました。社員達は体調が悪くても自分に鞭打って業務をこなすこと、体調管理は万全に。それが当たり前になっていました。
 コロナ渦になってからは体調だけでなく精神面の管理も。社員達の気分の浮き沈みがあったり職場には嫌な空気がながれる事もありました。
 会社の売り上げだけでなく会社の体制や職場環境などなど限界だったと思います。それで、失業後は「これからしばらくは仕事を考えずに休もう、自分の好きな事をしよう」と決意しました。

自分のためにお金と時間使う

 私は節約が趣味でポイントを貯めたり、お買い得情報を収集したり、通帳の数字を見るのが好きなタイプです。
 無職になった今、さらに切り詰めることはせずに今まで出来なかったことや挑戦したい事ににお金や時間を使おうと決めました。
 「絵を描く、彫刻講座に行く。そしてその作品を展覧会に出す」
 「Webプログラミングの職業訓練所に通う」
 「一人で海外旅行に行く」
 「オンライン英会話で語学力を身に付ける」
この四つに挑戦しました。
離職後は社会との繋がりが突然途絶え寂しさを感じます。孤独好きでも、社会生活に戻れるか不安な事もあったので、決まった時間に職業訓練や美術講座で人と接する機会を持てたことは生活面や精神的に良かったと思います。
自分一人での海外旅行も自信になりました。そういったことにお金や時間を費やした事で充実した日々を過ごせたと思います。貯金は減ったけど、また頑張って働くし、今まで節約できた自分だし大丈夫でしょう(*^-^*)

全てやりつくした後の無気力!?日常生活の大切さ

 夫のお弁当作りや日々の家事がおろそかになって行きました。(現在進行形)時間があるのでいつでも出来るし、困ることは無いし。在職中は良くやっていたなと感心します。
 起床時間が決まって無くても困ることはありませんが。やはり朝決まった時間に起きると一日を過ごす気力や体力が違います。最近、胃腸炎になったのも不規則な生活のせいでしょう。ずっと続けて来た生活リズムが変わり体調に影響したんだと思います。

就職はタイミングで

 最終目標にとなる「就職」を後回しにしました。
私の経験上、焦って就職した結果の失敗が多く、流れに身を任せたりタイミングで決めるほうが結果良かった経験があります。
 40代の私にとって、就職先は60代まで働けるかどうか?が重要なポイントです。そんな事を考えながら求人票を眺めるだけの日々…
 その結果、就職が決まらない今があるのですが…果報は寝て待て!です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?