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ペットボトルのお茶を買うのすら気を使っていた私が、夫とお金の話をなんでもできるようになった理由

こんにちは元DVモラハラ(妻→夫への)妻のもえこです。

夫婦間で激しい喧嘩をしてきた私ですが、その最も多い喧嘩のお題に「お金」の事がありました。

なので、私はお金のことでそもそも夫ともめないほどにお金持ちになったらいいんだ!と考えるようになりました。

今はお金のことで喧嘩になることはほとんどありません。

十分なお金がある大金持ちではないですが。

お金のことでもめなくなった理由はひとえに、お金についてお互い誰のせいにもしないで自分の責任で好きに使ったり稼いだりしようと決めたからだと思います。

過去を思い返すと本当に些細なことでお金がないことや困難を互いのせいにしていました。

今思えばくだらないですが、夏に冷たいお茶を自宅で作って冷蔵庫にストックしたりしませんか? あれが原因で警察を呼ぶ事態にまで発展したこともあります。

2年ほど前までの私は、毎日冷蔵庫にお茶をストックしておかないといけないという謎のルールを自分に課していました。

ある日、ペットボトルのお茶を買ってしまえば、喉がカラカラに渇いたときに冷蔵庫のお茶を求めて走るも、ストック用のドリンクコンテナにお茶のパックと底にほんのわずかなお茶という図に絶望しなくて済むと気がついたのです!!

で、そこでもわざわざ夫にペットボトルのお茶をストックしたいんだけど、、、と相談してしまう私。

すると、夫は、自分がお茶をこしらえるから、買わずにここまま作る方式でいいじゃないかと言うのです。

今思うと、実際そんなくだらないことわざわざ相談したのも「でたでた、ほんとケチ。やっぱり反対してくるんでしょ」

みたいなはじめから断られる前提で話を持ちかけた確信犯だった自覚があります。

ってか、「わー!?任せていいの? 嬉しい💕」でよかったじゃん!って感じですね。今気がつきました。

今はそもそもお茶のストックをやめて好きなときに好きな飲み物を買ってきて飲むか、水道水も美味しいと知りました。

喉の渇きに対する恐怖はそこまでありません。

さらに投資に関して。これは今となっては我々夫婦の人生の楽しみです。

しかし、数年前までは積み立てNISAをやるやらないですごい議論になったのを鮮明に覚えています。

あるブログで、"月給20万円の会社員が億万長者になる話" 的なものを読んだことがきっかけで、私は夫に積み立てNISAをやってみないかと提案したことがありました。

確か、世界経済インデックスファンドとか、いうても取り返しの使いない損失なんてまずないよね、レベルの商品を始めたいという提案をしたかと思います。

それでも相当反対する夫。

理由は、今あるお金を少しでも減る可能性があることに回したくないから、投資は怖い。的な感じだったと思います。

まぁ、まぁ、ここは確かに思想の話。

説得とかそもそも意味ないことをしてました。

私はもともと金融リテラシー低めのタイプなので説得するにも一苦労。実際に私が感化されたブログを読んでもらったり、世界経済がいかに伸びて行くものかというシンプルにし過ぎた自分なりの解釈をめちゃくちゃ説明して、ようやく月々3万円から始めることになりました。

それから紆余曲折あり、夫婦ともにFXに仮想通貨投資と、かなりリスクの高い投資を好んでいるので、今となっては積み立てNISAにある商品が銀行預金くらいに感じます。

それもどーかと思いますが。笑

で、改めて今の状態はどんなかというと

・お互いに好きなものを自由に買う

・相談することはあるけど、基本的にはお金の使い方で一方が反対したことが原因で一方がしたいことや欲しいものを諦めるということはない

・投資も自由にしたいものをチョイスしている。利益がマイナスでもプラスでも本当に干渉しないし、したくもならない

・どんなことで稼ぐか、仕事の選択も自由

・借金するのも自由

・夫には悪いと思うことはありますが、私がお金の工面に困れば夫がサポートしてくれることはたくさんあります。

こうなれたきっかけは一つにはお互い会社員をやめたことは大きいと思います。

これもきっかけに過ぎないのですが、私たちは月々入ってくる給料ベースでしかお金って入ってこないものだと思い込んでいたので、会社員を離れたことがその考えを壊す機会になったということです。

また、別居中は、夫も私も離婚もあると思っている険悪な関係だったので、連絡は頻繁に取れるような穏やかな状況ではありませんでした。

それで吹っ切れた私は、お金の判断を自由に自分の意思ですることができたのもよかったと思います。

欲しいものは買って、娘の幼稚園転園をきっかけに、高くてうちには無理と思っていた英語教育を受けさせたり。

これまでなら夫に何かと相談していたし、夫が確保してくれるものだと思っていたお金の調達も自分でなんとかするようになりました。

不謹慎ですが、コロナも追い風に。

あらゆる補助金や融資を受けたり。

そうして、再び一緒に暮らし出した頃には、少しだけ自立して自分の責任で自分のやりたいことを選べる私になって夫と復縁したのです。

私が変わったからなのか、夫にも同じ変化があったからなのか、お互いのせいにしていたから上手くいかなかったお金の話も、もう何もかもあらいざらい話せるようになりました。

そうなったら今まで浪費だから反対されるかなと躊躇していたようなことも「これは私に絶対必要!」と自信満々でサクサク買うことができていました。

夫も全く反対しない。

むしろ面白そうに聞いてくれます。

困った事態になったら全く責めずにお金の工面をしてくれます。

お金に関してやりたいことを隠さず話せて、全部大丈夫だと思えるのは本当に楽になりました。

それもこれもやっぱり夫婦それぞれ自分の責任でお金の使い道や稼ぎ方を決めていると思えているから。

突然莫大な浪費や大きなお金を使うと、相手もびっくりしちゃうかもしれませんが、

好きな飲み物くらい、好きなときに好きなだけ自分で自分に与えてあげちゃってください笑

それでは今日もお幸せに!

音声配信もしています!内容は少しずつ違いますが、趣旨は同じ。

ながら聞きがお好きな方はぜひ!



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