「PR・広報」は人生を幸せにする"魔法の杖" vol.1~PR・広報って何? ~
はじめに
「PR」という言葉聞いたことがあるだろうか?
PR=広告?プロモーション?
それも間違いではない。
ここで言うPRは、「Public Relation」である。広報とも言われることがあるが、おおよそ同じとして捉えてよいだろう。
私はメーカーに勤務し、このPRを専門に仕事をしている。このPRを数年間仕事をした今、振り返ると自分のある変化に気づいた。
PRの仕事をするまでは5年ほど法人営業をしていた。その頃は、飲み行くのは会社の人か、お客さんくらい。他に趣味もあまりなく、いわゆる会社と家を往復するサラリーマンだった。
その後、PRの仕事をもう数年やってきた。その結果、今では、飲み行くは社外の人が8割以上。月に1回勉強会やコミュニティを運営したりしている。仕事以外での人間関係がうまくいき、社内外人脈が倍以上に増えた。趣味もできたし、家庭関係もよくなった。
そして、感情を一言で言うならば、「幸せ感」が増した。
どうして今こんなに幸せ感を感じているのだろうか。考えてみたところ答えは「PR」にあるとわかった。
「PR」は一般的には企業の広報部などの一部のビジネスパーソンのみを対象にした考え方だったり、役割なのかもしれない。しかし、その考え方は全てのビジネスパーソン、ひいては、あらゆる生活シーンで役立つものだと断言できる。
「PR」はあらゆる場面で使える「魔法の杖」のようなものだ。それは、守りを固めるために使ったり、攻める時に使ったり、まさにシチュエーションによって使いこなすことで大きな効果を発揮する。
こんな素晴らしい「PR」なのだが、まだまだ正確に理解して、使っている人が少ないということにも気づいた。
「それではもったいない」そう思い、「PR」という名の「魔法の杖」を紹介したいと思いこのテーマで連載で書こうと決めた。何回になるかわからないが、経験をもとに誰でも使えるように紹介していきたい。
それではまず、第1回目のテーマ!!
「PRとは何か?」
PR=「Public Relation」ということは冒頭で述べた。
それはどういうことか。結論はこうだ。
PRとは、「様々なステークホルダーとのより良い関係づくりを行うこと」
企業の場合は、顧客、株主、社員など様々なステークホルダー(利害関係者)とのよりよい関係づくりを行うことが「PR」である。
それをどのように行うかというと、双方向のコミュニケーション(対話)を通して行う。コミュニケーションというのは、直接会話をすることや、新聞やTVなどのメディアや、SNSを使って伝えること。今まさに書いているnoteを使って伝えることなど様々な方法がある。その方法についてはまた別の回で詳しく紹介しよう。
では、なぜこの「PR」が必要なのか?
企業の場合は倒産しないために必要なのはわかりやすいかもしれない。個人になると、
「私は別に周りのことは気にしない」「自分の思いのままに生きる」
そんな風に思う人もいるかもしれない。
ただ、考えてみてほしい。生きていくにあたって誰とも関わらずに生きていけるだろうか?
私の答えは「NO」だ。
人は必ず誰かと何かしら関わって生きていく。家族、友人、仕事関係の人、近所の人、先生など本当に様々な人と。
そんな人たちと、良好な良い関係が築けるとそれはとても幸せなことではないだろうか。
よりよい関係づくり=「幸せ」づくり
このように私は捉えている。それを実現するのが「PR」なのだ。
次回以降、「PR」が使えるように詳しく紹介する。