どんな中学時代でしたか

中学校時代の夢を見ました。
決して楽しいものではありませんでした。
「お前らなんかと付き合ってられっか」と叫んでいました。
大人になった今だからこそできる、心の声なんだろうと思います。

みなさんは、どんな中学時代でしたか？
僕は、一つもよかったことを思い出せません。
楽しくなかったこと、苦しかったことばかりです。

今だったら不登校を選んでいたかもしれません。当時は不登校自体が珍しく、学校に行くのが当たり前でしたから、考えもしませんでしたが、その後の高校入試でも、出席日数は関係なかったし、学校の勉強がプラスになったと思わないので、わざわざしんどい学校に行く必要もなかったなと思います。

今でも、中学時代のつながりは一つもないし、今更つながる気もありません。
そんな私が、学校の教師になって子どもたちの関わりやつながりを大事にし、学校生活の充実を願っているわけですから、不思議なものです。

この想いは、中学時代の反動なのかもしれないし
中学時代のことはきっぱり忘れて、今を生きているのかもしれません。

ただ、こうして夢に出てくるということは、僕の心の底に中学時代に対して
何かがあるのかなとも思います。その「何か」は定かではありませんが、一つだけ言えることは

「いい友達が欲しかった」

でしょう。努力してもどうしようもなかったこと。学校という仕組み、授業の方法、教室カースト・・・これらすべてが違っていたら、僕の中学時代は変わったかもしれません。

今の学校の先生たちの中には、充実した中学時代を送った方もいるでしょう。
それはそれで結構です。選べるものではありませんから。
ただ、それを当たり前と思ってはいけないと思います。

真面目に学校に来ていて、普通に過ごしている子の中にも
学校生活の充実を願っている子はいるかもしれないということを。

さ、仕事だ。