痩せたことで"本当に"気付いたこと(外見以外)

2019年から20キロ以上 痩せました。
今では立派な標準体型で、健康診断の結果もオールAです。
自分も太っていたときは、こういう痩せたら気付いたこと系の記事を憎んでいたのですが、実際自分が痩せてみると言わずには居られないことがあり、書いてみようと思います。なお、この記事では肥満状態にある人のことを「太っちょ」と表現しますのでご注意ください。

①「ヒートテック、本当に暖かかった」

体脂肪率28%のころもいっちょ前にヒートテックを着ていましたが、基本的に単なるサラサラな下着として着ていました。太っちょは寒くないのです。
私は、テックウェアに対してかなり懐疑的で、ヒートテックに対しても布が発熱する訳なんかないだろと真剣に疑っていました。
それが、標準体型に近づいてからヒートテックを着ると、有意に暖かいことがよくわかるのです。ヒートテックの上に半袖Tシャツを着ていると、ヒートテックに包まれた部分がほんのり暖かいのです。
というより、痩せてから「寒い」という状態へのアンテナがかなり高くなりました。以前は10月頃は「まだ暑いな、異常気象だわ」しか考えられなかったのですが、いまは10月頃に風が吹くと「寒いね」と隣人に話しかけるようになりました。秋はいつも傍らにあったのです。
以前の私は「重くてベタベタで暑苦しい」状態だったのですが、ヒートテックはなんとも「軽くてさらさらで暖かい」のでした。

②「太っちょ、お腹へってない」

説明が難しいのですが、少なくとも太っちょ時代の時代の自分はお腹が減っていませんでした。じゃあなぜあんなに食べていたの?と聞かれれば、「今なら食べられる」から食べていました。当時の私は、今なら食べられるのに食べないことが難しく、夜食を食べてしまい常に寝起きは胸焼けでした。なんなら昼間は食べすぎたむかつきをさらに食べることで抑え込もうとしていました。
やせ始めると、まず1日の中に空腹感を感じる時間を必ず迎えるようになりました。夜中に食べることがなくなり、毎朝必ず空腹感で目が覚めます。
昼食前にも夕食前にもしっかりお腹が空きます。間食をしていないからです。
だからといってどっちがいいってことではありませんが、間食を我慢しない太っちょにとって空腹感はとてもレアな感覚なのです。

③日本人特有の甲高幅広足、じゃなかった

これは若干見た目に関わることですが、痩せる前に私は自分が典型的な日本人の足と言われる幅広甲高の足だと思っていました。ですから、コンバースオールスター等ほそほそのカジュアルスニーカーを履くとはち切れんばかりにパンパンに膨らみ激痛に耐えて履くほかありませんでした。そして、東京靴流通センターに並んだ3E幅広紳士シューズへの憧憬を募らせていました。
しかし、体重が減ってからというもの、革のローファーがブカブカで歩きにくいのです。もしやと思い、近くのスポーツショップで3D足型測定マシンを使わせてもらうと、ハッキリ足幅Dの普通足でした。コンバースオールスターもぴったりです。これには本当に驚きました。
おそらくですが、足の裏、土踏まず、踵にかなりの脂肪がついて私の足は幅広甲高になっていたのではないでしょうか。その脂肪が落とされ、本来の足の形が露わになったようです。そのうえ、体重を落としてから階段が降りられないほどの足底腱膜炎がすっかり治りました。

これ以上もいろいろとあるのですが、もう読むのも大変でしょうからよします。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?