スポーツで起業しました。【 自己紹介 】

はじめまして。脇坂大陽(わきさかたいひ)です。
スポーツを仕事にしたい学生さん向けに僕の知識と経験が活きたらいいなぁと思って書くことにしました。

僕は一般財団法人スポーツアライアンスという財団を設立し、運営しています。いろんなスポーツ絡みの事業を展開していますが基本的には『スポーツを人生に』をコンセプトにスポーツを仕事にしたい人の支援をしています。

それ以外には国士舘大学で8年講師をしていたり、早稲田大学でも最近は講義をさせてもらいます。あとは専門学校でも講師をしています。
ちなみにセミナーの講師もしていてプロのスポーツトレーナーを毎年1000人くらい育成していたりもします。まぁ、しゃべるのが仕事です。

少し前までトレーナーをバリバリとやっていました。オリンピックなどの国際大会での活躍を目指すアスリートたちから、大学近郊の地域の運動指導を担当していました。14年やっていたので結構たくさんの方と関わらせていただきました。
まぁトレーナーを仕事として働きまくって、今はトレーナーだけでなくスポーツ業界で色々と仕事をしているわけですが、本当に狭い世界だなぁと感じています。狭いがゆえに入るのが難しい。
ただ入ってしまえば意外と仕事はある。あるんです。

なので入るためにしっかりと戦略持って頑張って欲しいなぁと伝えたいと思っています。基本的にこのnoteで書くことは僕が経験したことや知り得たことを書いていきます。
大学や専門学校では教えていない情報です。まぁたまに僕の偏見があるかもしれませんが、結構本質的なことだと思います。

きっと僕の記事を読んで不愉快になる学校関係者もいるかもしれません。でも書くことは僕が経験した事実だけを書きますね。

僕の経歴(起業するまで)

和歌山の桐蔭高校を卒業して中京大学体育学部に。大学でトレーナーの勉強をサークルでやっていました。トレーナー学科みたいなのがなかったので、サークルの先輩方に勉強をたくさん教えていただきました。(先輩!ありがとうございました!!)

大学在学中からアイレクススポーツクラブで働き、パーソナルトレーニングやスタジオプログラムを担当していました。それ以外にも飲み会とかスタッフで海に行くのとかの企画もしていました。
アイレクスは高級なフィットネスクラブで本当にたくさんの会員様に出会いました。ここで人見知りが解消できたと思っています。あとは将来は起業するんだ!と意気込んでいたのですが、素敵な経営者に出会いアドバイスをたくさんもらいました。
長くなりそうなので、詳細はそのうち書きます。

大学卒業後、株式会社LPN入社。
名古屋にあるストレッチポールの製造販売をしている会社です。そこの新規事業を担当するということで入社しました。新規事業はパーソナルトレーニングサロン。今でこそパーソナルトレーニングと言えば通じますが、当時(10年以上前)はあまり認知されていない仕事でした。そこでトレーナーとして、ネットでは書けないくらいよく働き、個人売上が初任給の4倍超。
勝手に新規事業始めて、勝手に自分の給与以上のものを稼いでくる新入社員。なんて都合がいい社員だったのでしょうか・・・笑
ちなみに入社するための就職活動はせずに、当時のLPNの社長と副社長から熱烈ラブコールをもらい入社しました。ちなみにちなみにラブコールは5回断っています。あ、また長くなりそうなのでこのくらいで。詳細はそのうち。

2年目からは日本コアコンディショニング協会(jcca)の仕事がメインとなり東京に転勤になりました。LPNとjccaが関連会社なのでするっと所属が変わってjccaがメインと言う感じです。
ここではセミナーのマーケティングを担当して年間100回ほどのセミナーを運営していました。マーケティングのスキルが身についたのがこの時ですし、自分よりも一回りも二回りも年上の方をまとめてチームを作り、マネジメントする能力はここで身につけました。相当、修羅場をくぐった感じです。もう修羅場過ぎて長くなりそうなので、これもまたそのうち詳細記事書きますね。

あと、2年目にはGolden Age Projectという学生若手トレーナーのチームを設立しました。おかげさまで2021年8月に10周年を迎えました。10年で1万人以上の方が勉強会やイベントに参加してくれたすごい団体です。この団体を運営してくれた仲間たちとは今も一緒に仕事をすることもあり、東京オリンピックでも活躍したトレーナーや、Jリーグで活躍するトレーナー、Bリーグの運営、競技団体のスタッフなどなどスポーツ業界で活躍しています。本当にすごい。仲間自慢したいのでこれも記事にせねば。

その後、大学講師のオファーを頂き国士舘でも仕事を始めました。
最初はどんな講義をするのかを担当者にプレゼンしたのですが、担当者が『 国士舘の相撲部の顧問 』というね。国士舘だけでもビビリそうなのに、相撲部って。
持ち前の勝負強さを発揮し、なんとかプレゼンもクリアでした。今思えば、よくあんなプレゼン資料で話し通せたよな・・・とか思います。あ、プレゼンのやり方、これも記事にしますね。

起業したタイミング

僕が起業したのは26歳の時です。トレーナーという仕事だけでなく大学講師、セミナー講師としての起業しました。まずはフリーランスという状態でスタート。
でも起業した一番の目的は『トレーナーの就職活動のイベント(トレーナードラフト会議※以下、トレドラ)を作る』ということです。そこからトレドラをやるにあたって、出展企業への営業を開始。人生一度もやったことのない営業活動です。誰かが教えてくれるわけではないので、イメージトレーニングはするものの出たとこ勝負で営業をしていました。毎日、変な汗ダラダラです。何とか無事開催できました。
ただ一番の問題は開催したものの大赤字。笑
自ら事業を考え出す大変さを知りました。収益化の難しさを知りました。

そんな状態でも初心を忘れることなくトレドラを続け、何人もの学生さんをトレーナー業界に送り続けてきました。『夢を仕事にできました!』『これからトレーナーとして〇〇株式会社で働きます。』と泣けてくるくらい嬉しいメッセージをたくさんいただいています。

現在のわきさか


今は財団法人の運営、大学教員、セミナー講師などは引き続きやっています。それ以外にも医療法人(病院)の顧問をしていたり、トレーナー関連企業のコンサルティング、プロスポーツチームとも一緒に仕事をしています。
トレーナーとして起業しましたが、今はスポーツ全般で事業を展開しています。たくさんの企業の人(人事や経営者)とのつながりがあり、たくさんの学校関係者ともつながっています。
結構、異質なキャリアだとは思いますが、最もトレーナーを広く深く見れている人間だと自負しています。裏側もたくさん見てきました。

noteで書くこと

僕が書くことは、僕の経験したことと、僕のいるところから見えるトレーナー界です。どうすればトレーナーになれるのか。どうすればトップアスリートのサポートができるのか。どうすればスポーツを仕事にできるのか。
そもそも学校はどう選べばいいのか。資格は必要なのか・・・
本音で書いていこうと思います。時には真実は残酷なこともあります。でも、それも書きます。
スポーツと言えばキラキラしていて、華やかなイメージかも知れませんが、全くもってそんなことはありません。キラキラした夢で終わらせたい方は読まないでください。逆に本気でスポーツを仕事にしたい人は心して読んでください。


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