ゲームマーケット2回目の挑戦。3か月でゲームを作ってみた。
ゲムマ2023秋が12月9・10日。
ゲムマ2024春が4月27・28日。
次のゲムマまで5ヵ月ないじゃん!
■ゲムマ2023秋を終えて…
幸いなことに初作品【HIDE and SHARK】は完売いたしました。
次は2024秋のゲムマかな~と思いましたが、いやいや待て待て、ゲムマ2024春に出てもいいんじゃないか(←悪魔の囁き)
このまま勢いに乗って、新作と【HIDE and SHARK】を再販すればいいのでは…。
とそんな甘い考えをしてしまったのでした…。
■新作を考えよう
とりあえず新作を考えよう…と勢い込んだのいいのですが、何にも思いつかん…。前作はまるで天啓のようにアイデアが降りてきたので、それを形にできたのですが、今回はいくら考えても何もアイデアは振ってこず。結論、
アイデアが降ってくるを期待してはダメ!
いや、まぁ分かってはいたのですが、なまじ1回目が上手くいくと人間増長してしまうわけで…。反省。
とりあえず、無い知恵を絞って、主に既存の古典ゲームを参考に3つの試作品を考えました。
①ババ抜きを元にしたゲーム
②トリックテイキングを元にしたゲーム
③競りゲーを元にしたゲーム
さて、この3つの試作品のどれかをブラッシュアップしていくか、ということですが、どれがいいのか分かりません。
というわけでテストプレイ会を開きました(1月7日)。
■テストプレイ会にて…
当方日暮里ボードゲーム会なるオープン会を主催をしておりまして、その延長線上でテストプレイ会を企画いたしました。職権乱用上等!
さて、このテストプレイ会…開いてよかった。3つのうち、自分が良いと思っていた③競りゲーは酷評の嵐w
結果的に①ババ抜きゲーがいいんじゃない?との意見をいただきました。
が、後日、このババ抜きゲーは欠陥だらけのクソゲーということが分かり、消去法的に②トリックテイキングに決定したのでした。
■トリックテイキングを作ろう。
通称トリテ…、ゲームマーケットの一大ジャンルとなっているあのトリテです。
しかし、ここで一つ問題が。おにもちぱんは2人のサークルですが、そのうち一人はトリテが苦手です。曰く、
①ルール(制約)が多い。
②専門用語が覚えらえない。
③勝ち方がわからん。
なるほどなるほど、確かにトリックテイキングって無駄に専門用語や制約が多いですよね…。それが覚えればとても戦略的でスリリングなゲームなのですが…、苦手と言われればそれを受け入れるしかありません。
というわけで、トリテが苦手な人用にトリテを作ろう!と決めました。
とりえあず、色々とトリテのルールを外します。
①ビットをやめて、
②切り札もやめて、
③点数もカードの数字をそのままにしました。
マストフォローだけは、さすがに外せなかったです。
が、後日、別のテスト会にて、とあるテストプレイヤーからの助言でマストフォローが無くなりました!
結果、出来上がったのは、ビットなし、切り札なし、フォロー必要なしのこれは本当にトリテなのか、という作品。
でもまぁ、これはこれで面白いのでは!と納得しました。誰が何と言おうと、トリテです!
■箱とカードのデザインを作ろう
ゲムマ春用の入稿締切まで、あと1か月というところから、ようやく制作に取り掛かりました。とりあえずイラスト担当が、32枚のカードイラストを二日で描いてくれました!すげぇ…。神業を見た。
それを元に、カードデザインやパッケージデザインを黙々と作っていき、無事入稿しました(3月2日)!出来上がったカードデザインがこれ!
正直、イラスト担当に頭が上がりません…。
■ゲムマ2024春に向けて
さて、無謀だと思った思ったゲムマ春への新作ですが、色々ありましたが無事完成に至りました。あとは入稿ミスがないことを祈るばかり。
ゲームマーケット2024春では、おにもちぱんは2日目の4月28日(日)に出展します。なんと次の日は祝日です!
そして、その前々週の4月14日、すみだ産業会館にて、大規模試遊会のフォアシュピールに出展します!
そもそもフォアシュピールは落選したのですが、上述のマストフォローじゃなくていいんじゃないと助言をくれたプレイヤーの「きよみずかつや」さんが合同出展に誘ってくれました!感謝!
ゲームマーケットでは、前作の【HIDE and SHARK】、そして新作の【それ何キロカロリー?】の2作を頒布いたします!
どちらも自信作ですので、興味を持っていただければ幸いです!
▼ちなみに予約もできます!
ゲムマ2024春 予約フォーム (google.com)