「つくり手さん」が見える距離で。
イベントの準備で各地から食材を入手することがあります。こんな料理を作りたいのだけど、どんな野菜が合うだろうか。こういう調味料はないかな。なんて私の突然の相談に答えてくれる方々がいます。
相談しながら、昔はとれていたけど今は全然とれなくなってしまったイカの話とか、台風で倒れてしまった野菜たちの話を聞くと、環境変化の現実を知っているのはこの人たちなんだなと思う。畜産の現場は命をいただくということを考えさせられる。
素材に向き合って、私達が手にする調味料を何代にもわたって繋ぎ作っている人たち。
たった一つの料理を作る先には、こんなにたくさんの人がつながっているんだなと考える。
つながっている人たちの姿を思うと、料理の価値がちょっと上がって、おいしくなる気がする。なんかつながっていたいんですよね、きっと。
そんな作り手さんのこと知ることで感じたことや考えたことについて、少しづつでも共有をさせていただこうと思います。