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オフステ オペラ座の怪人 広島公演 2017年11月9日


2017年11月9日(木)オペラ座の怪人

\オフステージトークイベント/


司会進行 見付祐一(ブケー)

出演 (下手側から)
   黒柳安奈(メグ)
   佐和由梨(マダム)
   光田健一(ラウル)
   佐野正幸(ファントム)
   山本紗衣(クリス)
   青木 朗(フィルマン)
   増田守人(アンドレ)
   吉田絢香(カルロッタ)
   山口泰伸(ピアンジ)(元狙撃手)

(以下心の声や感想多めの記録になります。俳優さん達の発言を一言一句覚えているわけじゃないのでニュアンスです)(過去のメモやレポを見返しながら繰り返し加筆しております)


独り言(前置き)
まさかリハ見に続いてオフステにまで光田さんが出演なさるとは…!!
私、大歓喜。光田さんは広島初出演週(私が行けなかった日)のオフステに苫さんと出られたようなので今回は出ないかと思ってたんです。
出てくれて本当に嬉しい。
というかそもそもメインキャスト勢揃い。豪華すぎる。
広島最後のオフステだからでしょうか?
光田さんがオフステにいる姿をこの目で見たのは、実は応援し始めてからこれが初めてだったので、私はもう未知すぎて心臓バクバク。台詞ではない普段のお話声を聴ける機会もこれが初だったんです!本当に…心臓バックバク。。。


さてめちゃくちゃ内容が濃くて文章も長くなってしまったので、先に絶対に注目してほしい概要(ハイライト)をお知らせします。

▼見付さんの司会スキルの高さ
▼アンドレの衣装があまり好きではない増田さん
▼なぜか山口さんにだけ当たりの強い見付さん
▼ラウルと怪人両方演じた佐野さんが語るからこそ重みが増す怪人最後のソロについて
▼イベントの締めがまさかの光田さん

そんな感じでいってみよー!


【START】

音楽が鳴り、出演者が続々登場。

リハ見に引き続き司会は見付さんでした。
見付さんが「前回のオフステも参加された方」と言うと結構手が上がる。
「…だからといってなんかあるわけじゃないです」的なことを言って客席から笑いが起きる。掴みはバッチリ。本当に見付さん面白いです🤣
事前に募集した質問をピックアップして答えていく方式。

▼質問1:初めてオペラ座出演した時のエピソード


見付「初演から出てた方々がいらっしゃるので…挙手🙋🏻‍♂️」
3人の手が上がり、その3人から話す流れに。
見付さんが「何かエピソードがあれば……」と促すも

ーーーーーーまさかの沈黙ーーーーーー

見付「えっうそ………青木さん何かあるんじゃないですか?」
青木さん、ちょっと困る。
すると佐野さんの助け舟が。
佐野「日本初演、初日の舞台で3人ともアンサンブルで出たんですよね。」

何の役ですか?と見付さんが聞いて
佐野「ヘアドレッサー」

青木「ライオン丸とアッティーリオ(白塗り)」
 (あれライオン丸って名前なんですねw)

佐和「ハンニバルで壺を持っている人」

見付「その時のエピソードは…」

佐野「……忘れました(来年で30周年)」

代わりに青木さんが
「3ヶ月くらい稽古した。同時に歌詞を作りながら並行して稽古してたので覚えるのが大変だった。特にマスカレードの歌詞が覚えられなくて、書いて覚えた。」
というようなことを答えられていました。

見付さん「確かにマスカレードの歌詞って複雑ですよね…」とフォローした後
突然「じゃあ山口くんに聞いてみようかな!!!」と話を振る。

急に振られて困惑する山口さん(笑)
「僕ですか…」って感じで狼狽えてたw

見付「初出演の時は何の役でしたか?」
話を振られた山口さん若干戸惑いつつ
「僕ですか………スナイパーの役でした」
すると主にステージ上の演者達から
「スナイパーwww」「www」「あはは」「かっこいいww」
と反応がある。ウケてたw
見付「内輪が楽しいだけかもこれw」

あの役は[狙撃手]と呼ばれてていて、スナイパーと呼ぶ人はいないそうw
見付さん曰く、山口さんはいつぞやのイベントでも「スナイパーをやってました山口です」と自己紹介の時に言っていて、そこへのこだわりが強いそうです。笑

見付「エピソードあります?」
山口「初出演は6年くらい前。格子降りのシーンでなかなか降りられなくて…。体が重いので笑。何回も練習させてもらって」
見付「その頃の公演委員長は増田さんでしたね」
増田「ずっと捕まってると握力が無くなっちゃうんだよね。短時間で決めたいんだけどなかなか決められなくてね」

捕まってると揺れて音が鳴っちゃうwwと出演者大盛り上がり。

「あの時のことはよく覚えてますよ…」という前置きで語り出す見付さん。
(見付さんもその場にいたのね。だから仲良しなのね笑)
見付「客席の方から増田さんが山口さんの練習を見ていて、増田さんが「山口ぃ!1回おりるか!?」って言うと、大抵の人はそういう時「大丈夫です!いけます!」って言うのに山口くんは「降ります!!!」って言っていて…」
(一同大爆笑)
山口さんが補足的に「公園のジャングルジムとかで…何回も練習しました」と言うと客席も大爆笑。

めちゃくちゃ楽しいカンパニーですね。

「山口くんここ(広島)でも狙撃手してましたよね。もうすっかり格子降りも慣れましたよね」という見付さんのフォローが入り、そんな話の流れから「でも高いとこは怖いよね」という話に。

佐野
ラウルやってた時に下に飛び込むのが昔もっと高かった。今は低いけど。
もういらっしゃらない某ラウルが飛べなくて(高所恐怖症で)低くなった。
(内輪で申し訳ないけど)南館のアトリエの上から飛び降りてた。
2階以上から飛び降りる練習をしていた…28年前。

▼質問2:マスカレードの衣装の好きなところ

ピアンジ編(山口さん)

見付「これはもうそれぞれに答えてもらいましょ。はい山口くん」
山口「…とんがりぼうし……あれは…もう…ほんと…なんていうか…」←しどろもどろ
ーーーーー突然の沈黙ーーーーーー
見付「わー……ヒリヒリするぅwww」
山口「好き…ですね………」
見付「wwwとんがり帽子が好き?なんかもっとあるでしょ?」
山口「…………マント。」
客席も出演者も全員大爆笑
見付「もう…なんでしょ………💦ありがとうございました〜」
諦める見付さん。出演者も客席も大爆笑。
何この絶妙な間は。この空気感は。
大喜利かな??ほっこりした。
山口さんの独特なワールドも好きですw

カルロッタ編(吉田さん)

スカートについてる4匹の蜘蛛がお気に入り。
つるつる、ピカピカ、毛ふさふさ、色々な感触。
「虫好きなんで♡♡」
他の人の衣装にひっかって本番中バタバタすることも。
「蜘蛛の餌食」ってどなたかがボソッと言ってて笑った。
自分でも網タイツにひっかかって、てけてけ歩く時がある。
「発見してもそっとしといてください」とのこと。

アンドレ編(増田さん)

見付「では増田さん」
増田「衣装ですか…(笑)」既に笑いが。
「僕は皆さんご存知総タイツなんです(笑)」
「好きじゃないですね〜😂」との言葉に一同爆笑。
まじでこの顔(😂)

青木さんの役(フィルマン)も本当はタイツだった。
ロンドンの初演の時にフィルマンさんはキャリアのある俳優でタイツがNGだったが、アンドレの人は若手でキャリアがなくてタイツNGじゃなかった。
それでアンドレだけタイツになったんです、、とのこと。
(若干ヤケクソのようにお話しする増田さんが可愛かった)
そんな話を聞いているんですけどどうでしょうか?と青木さんに振る。
青木「ありがとうございますそういうことです」
増田「だから僕はあんまりあの衣装は…す……す………」
好きじゃないと言いたそうに語尾を濁す増田さん。かわいい。

フィルマン編(青木さん)

マントが重い。アンドレのマントも長いからよく踏んだり踏まれたりする。
これから出よう思うとアンドレが踏んでいて前に進まないことがある。
あとマントの中の色が、フィルマンは緑色になっている。
初演の時、プリンスさんがなるべく客席にマントの中を見せるようにと指示があって。理由はわからないけど、怪人が登場する時が赤色なので、その対照的な色として緑を見せて欲しいのかな?と解釈している。
今日もよく見えるように意識して舞台に立ってました。
見付さんが「ですって!見えましたか?」と客席に降って拍手👏

クリスティーヌ編(山本さん)

一見するとピンクのスカートだけど、何層にもなってる。
めくってみるとオーガンジー、花柄、回った時にしか見えない層があるのでくるくるっとしてるときに見てもらえたら。中にブルーのチュールも。

見付「女性の別のシーンの衣装でも生地が重なってるスカートありますよね。僕もたまたま、めくったわけじゃないですけど(笑)中を見た時に全然違う色があることに気付いて、計算されて作られててすごいなって思いました」
(いや中見る機会っていつwどういう状況それw)
「注目していいのかわからないけどぜひ注目していただいて…」と、笑いを誘う見付さん。

ファントム編(佐野さん)

怪人が骸骨で出てくる衣装の色が好き。
あれは何色って言うんだろ、赤でもないし…と悩むと
見付「バーガンディ??」
他にも色々な赤系の色の名前が出てたけど私が忘れましたw
赤色にも色々な種類があるよね。多分バーガンディだよね、って落ち着いた気がする。ちょうどその時の広島公演のオペラ座グッズもバーガンディ系が多かった

佐野「少し話飛びますけど桜の紅葉の色が好きです。」
見付「黄色……?」
佐野「赤です」
主に女子たち爆笑
この話の流れは赤でしょ()ってなって面白かったw

桜の紅葉は濃い赤で、劇場の周りにある木がそう。
帰りに川沿いの方を見て下さい。赤っぽいなんとも言えない色。深い赤。
(それがバーガンディ)
佐野さんは特に好きだそうです。

ラウル編(光田さん!!!!!!)

衣装の中でも特にマスカレードが1番好きだそうです!!!!!!

「特にマント(?)が好き。なんで肩に乗せているのか知らなかったんですけど。
先輩から聞いたんですけど、戦争で死んだ友人のものを身につけている?
意味があるものなんだよって事ですごく大切に着ています。」
とのことでした………光田さんが話してました………
はぁ…………一言一句こうだったわけじゃないと思うけどこんな感じでした…。

ここで紗衣さん。
山本「仲良しなんですよ〜クリスティーヌの髪の毛と」
見付「あーーよくついてるよね〜」
山本「もうしょっちゅうひっかかって」
光田さんもそれに同意して笑ってた。
紗衣さん曰く他のラウルとはならないのにこの2人だと特になるそうで
山本「他のラウルさんだとなったことないのに彼とだともう!」
(先輩ラウルを想定したのか、ラウルにさん付けしててかわいかった)
2人の身長差的なものかな??という話になってここで見付さん。
見付「何回も言うんですけど彼は劇団で1番背が高いんですよ。だからたまたまそういう距離感で発生するのかな」

紗衣さん、「ボタンと髪の毛が引っかかってそのまま一緒に踊ったりして…もうほんと…はーはー💦」…って言いながらアセアセ絡まった髪の毛を外そうとしてるところを再現し始めてめちゃくちゃ可愛いし、光田さんも「やべやべって…」って言いながら再現に参戦してて可愛かった。
客席からあたたかい笑いも起きててもうフラワーガーデンだった。
光田さんそのあとちっちゃく「気をつけます。」ってつぶやいてて可愛かった。
気をつけてどうにかなるものじゃないと思うのよ真面目なのかなかわいいねカワイイよ。

マダムジリー編(佐和さん)

衣装は他の場面とマスカレードであまり変化がないけど、細かいビーズで刺繍されてるのが好き。時々ビーズが落ちてると拾って衣装さんにつけてもらう。
ビーズがもう日本にあまりないものなので大事にしている。
普段のマダムに比べると冒険してる方だけど、本当はもう少し煌びやかなの着たい(笑)

メグジリー編(黒柳さん)

ブローチが4種類あって好きなの選んでいいよって言われているので
今は1番石が多いのを選んでいる。ウルトラマンみたいな。(どゆことw)
見付「あの衣装って名前あるんですか?」
黒柳「ジョッキーですかね??」
「ジョッキー??」「あー乗馬の衣装かー」
見付「太鼓叩いてる人もこういうの付けてるから、僕が太鼓を叩いていた時はお揃いだなって思いました」(失笑)「お後がよろしいようで。」


大喜利かな???
本当に見付さんの司会力よ。

▼質問3:劇中でお気に入りのフレーズ


お気に入りのシーンはよくあるので、趣向を変えて
特にここのフレーズや台詞が好きというものがあれば。

ーーーーーーー沈黙ーーーーーーー

見付「意外とない?ないの??いや、山口くんは絶対あるよ!」
山口「ぇえ………」
見付「ちなみに僕は、佐野さんが最後に歌う“我が愛は終わりぬ”っていう部分が、敢えてそういう言い回しにしているところに拘りを感じる。そこが好き。」
と言う前置きで語り始める司会者()

10年以上前に見付さんのお母様が見に来てくれた時にその部分の話が食い違って、怪人が最後になっても未練がましいよねと言われたそう。
はいこれ来ました!終わらんじゃない、終わりぬですと説明。
「うちの母が特殊なのかもしれないけど」とフォロー(?)しつつ、勘違いする人もいるかもしれないのに“終わった”でも他の言葉でもなく“終わりぬ”にしているところに意味を感じる。とのこと。

見付「そんな感じで何かないですか???」
と再び尋ねると………

佐野さん「僕もそのフレーズ言おうと思ったんです」
見付さん焦る。「やべえ…………」
佐野さんの追い討ち「言われちゃった…」
見付さんめちゃくちゃ焦る「やべーーー………」

もうみんな大爆笑

それで結局佐野さんが語って下さったんですけども…
これ…私もなんか聞いてて鳥肌たった。ラウルと怪人両方演じられた方だからこその視点だと思うし本当に貴重。言い回しとか違うかもだけど変じゃない程度に極力詳しく書きます……。

▽佐野さんが語るお気に入りのフレーズ

好きなフレーズ、というのとは少し違うかもしれないけど…という前置きで語ってくれる。

オペラ座は1幕のラストと2幕のラストが同じような構成で作られている。
(怪人のソロフレーズで終わるところが同じ)
1幕ラストの「これほどの恥ずかしめを決して許しはしないぞ」のフレーズは、
まさにオールアイのラウルとクリスが1番愛を深めているところ
「共にどこまでも2人で今君を愛す」とメロディが全く同じ。
全く同じフレーズを使って全然違う感情を怪人が歌っているところがとても悲しくて好き。これもロイドウェバーは狙っていると思う。

2幕のラストもそうで「我が愛は終わりぬ」の部分もオールアイのラウルとクリスの1番良い場面(共にどこまでも2人で)のフレーズを使っている。
(ここは1幕ラストとも同じ)
ところが最後だけは………
「許しはしないぞ」「君を愛す」(たたたーたーたーたーたー)
のメロディーではなく
「夜の調べと共に」(たたたたたたたたたたー)
のメロディーで終わっている。
そこの部分、1幕との違いが好き。

(佐野さん歌いながら説明してくれててさえさんも鼻歌で確認しだす)

(私もこれ聞いた瞬間鳥肌たった。あーそっか、って。)

1幕ラスト(2人に激怒している時)はオールアイのメロディに載せていたけど、最後は借りたフレーズ(オールアイ)ではなく自分のフレーズ(MOTN)と共に消えていく。そこが良くて。好きだそうです。
これは深い………。
「歌っている時はきついですけどね」と言うと笑いが起きていた。

とにかくロイドウェバー凄すぎだし、これをラウルと怪人両方演じられた佐野さんが自分で感じて腑に落ちて歌詞の意味も愛して演じて下さってるのがわかるのは感動しかないよね。経験者がこうやって言葉やメロディの持つ意味を深掘りして語ってくださるのが貴重すぎて。本当によかった。

見付「ロイドウェバーの手法でもありますよね。同じモチーフを繰り返し使って印象付けるのは。山本さんどうですか」

山本「ラウルにも、ファントムさんにも、クリスティーヌアイラブユーと言ってもらうけど全然シチュエーションが違う。こっちはハッピーなアイラブユーでこっちは違う。2人とも同じ歌詞で同じようにアイラブユーと言ってくれるけど全然状況が違う。でもアイラブユーと言って貰えるのは嬉しいですね♡」

光田さん声出して笑ってた…かわいい…
紗衣さん時々他人(先輩?)の役名に“さん付け”するのも可愛い…

見付「フレーズではなく歌詞だけど、カルロッタとピアンジがマネの場面で歌ってるところも好き。くしゃみをしてもなんちゃらかんちゃら…なんでしたっけ?」と言うと皆さんが歌い始めてくれる。
「そこのアンドレフィルマンはなんて言ってたっけ?」
というと2人も歌ってくれる。

山本「注意して聞かないと聞こえないけど面白いこと言ってる」

見付「普通に聞いてたら何言ってるかわからない不安感があるのもロイドウェバーの手法。敢えて聞こえなくなってる。1つ1つに集中すれば聞こえるけど、作品として見ている時には各自に何が起こっているのか、何を言ってるのかがわからないという不安感を感じるのが正解」

佐野「もうひとつ……7重唱はオペラの場面ではよくあることで、みんな一斉に歌って何言ってるかわからないという。そういうところをロイドウェバーがわざと劇中で使ってパロディにした。それぞれの心情を歌ってるけど何言ってるかわからないのが意図的で、それで成立してる。」

すると紗衣さんが突然「あそこ私も出たいです」 
そういえばメインキャストだけどあの場面では不在だもんね。

見付「じゃあもしクリスが出てるとしたらどんな歌詞で歌いますか?」

急に見付さんの無茶振りが発動www

さえさん一瞬戸惑いつつ即興で歌詞を創作して歌ってくれましたww
みんなはこう言うけど〜私は〜〜みたいな感じ。
見付「なんかだっせえな……」←草
一同大爆笑なオチがついたところで。

▼質問4:ファントムとラウル選ぶならどっち


女性なら、[どちらを選ぶか]
男性なら、[どちらに感情移入するか]
ということにして一人一人ポンポン答えていきましょうの流れ。

黒柳「ファントムです」
佐和「ラウル。苦労したくないですね」一同爆笑
光田「ラウルです」そうだよねラウルだもんね、という笑い

佐野さんは両方やってらっしゃいますよね?と見付さんが振ると
「うーん…」と悩む佐野さん。
悩んだ末の答えは「…クリスティーヌ!」
笑笑笑笑笑

山本「私として答えてえいいんですか??」
  「うーーーんラウルかなぁ…」
見付「ラウルかーーー」
山本「ラウルかなー………」
見付「ラウルかぁーーーー」

見付「青木さんは?」
青木「じゃあファントムということで」

見付「増田さん」
増田「…僕がクリスだったらってことですか?」
(このあたりでちょっとテンポが狂って面白かったw)
見付「えっいや……(困惑)それでもいいんですけど!男性としてどっちに感情移入できるかっていう…」
増田「あー!ファントムですかね…。屈折してるところが…」
  屈折…って誰かが呟いて笑いが起きてた。
増田さんそんなタイプじゃないよねの笑いかな。

見付「はい吉田さん」
吉田「ラウルです」

見付「山口さん」
山口「ファントムです」
見付「それはどうしてですか!」←なぜか山口さんにだけ当たりが強い見付さん

客席何かを期待する笑い。

山口「あーーー……。。屈折してるから」

一同大爆笑、最高のオチ。

▼質問5:自分の演じている役に共感できるところ、できないところ


佐野
共感できるところ、で少し悩む佐野さん。
演じる時は自分にない狂気を出しているけど…。
でもクリスを純粋に愛する気持ちは共感できる。
愛し方は間違えてしまっているけど、心から愛する気持ちは共感できる。

吉田
思ったことを素直に出すタイプなのでその辺は一緒かも。
ちょっとダメだなと思うのは、イルムートで共演者(クリス)に嫉妬して意地悪くしちゃうところ。そこがかわいいところでもあるけど。

見付さんが「青木さんどうですか?と振ると青木さん「………なんだっけ?」
油断してましたね(笑)

青木さんは100%共感できるそう。
フィルマンとして舞台にいるので全部共感して演じている。
先週は違うアンドレさんで、今週からまた違うアンドレさんなので、2人でデュエットする場面が多いので相手の出方によってこちらも仕掛けていくものが違う。
新鮮に呼吸を合わせてできるのが楽しい。

見付「ありがとうございます」
青木「はぁい」 突然のお返事が超かわくて和み。

▼質問6:役者人生にとってオペラ座の怪人はどんな存在か


見付「山口くんはオペラ座が初舞台でしたっけ?」
山口「その前に間奏曲が…」
ああそっか、ってなって
見付「初舞台がオペラ座の人はいますかー?」と質問。

見付さんが、汐留のオペラ座で劇団四季の初舞台。
さえさんは京都のオペラ座。
黒柳さんは次の汐留のオペラ座が初舞台だったそう。

黒柳さん山本さん吉田さん辺りが初舞台を踏んだあたりのことを見付さんはちゃんと覚えているそうで、「1番若手だったところから後輩ができ始めたくらいだったからすごく…面倒見たってほどじゃないけど、、、」
紗衣さんとかが「よく見て貰いました」的なフォロー。
見付「まあ飼育係みたいな感じだったからよく覚えてますね」
飼育係wwwと内輪で笑いが起きてた。

▽見付さんにとってのオペラ座

初舞台作品はやっぱり役者人生においても特別だよね、という話で。
見付さんにとってオペラ座の怪人は初舞台を踏んだ作品なので、他作品に比べて思い入れが強いそうです。「僕にとっては我が家。ホーム。」と仰ってました。

「他の作品も勿論好きだけど、オペラ座に戻ると帰ってきたなって思う。」
「他の作品に出てる時はこっちに“来てる”って感じがして、オペラ座に出るとHOMEに帰ってきたと思う」

と言う見付さんの言葉を聞いて本当に特別なんだなということを感じました。
2022年現在は更にあらゆる役で出演されてて本当に凄い。
2022大阪公演で支配人デビューを果たした後に、御時世による総入れ替えで突然のえっその枠デビューですか?的な出演、まさかのレイエ!?からの8月13現在はアンサンブル4枠…。急遽でも出てしまう見付さんには感動を覚えます。レジェンドだよ。
思い入れ深いこの作品、色々な枠を勉強されていたんでしょうね。


山本「私達はアンサンブルで出ててまたこうして違う役で戻ってきたので思い入れが深い」

佐和さんの初舞台はマジョリンでその後にオペラ座だった、ということで見付さんが
「出演長いですが…どうですか?」と振る。
でも佐和さんは10年くらいブランクがあって、出たらまた10年開いて今この役なので実は間は抜けちゃってるけど、本格的に歌うカンパニーに入れてもらって嬉しかったし自分のためにもよかった。とのことでした。

▼質問7:千秋楽まで我慢していること


見付「僕前回のオフステで言ったんですよ。例えば牡蠣。」
一同「あーーー」
見付「皆さんまずそれ考えると思うんですよ。僕それで言ったんです。でもその直後に光田くんが、僕は牡蠣が好きですと。」
ーー 一同大爆笑 ーー
「というオチがついたので、今回は牡蠣以外で!!」

皆が牡蠣を我慢している前提で話は進む。

黒柳「ニンニク我慢してる…」
山本「私我慢してない…」
見付「クリスが我慢してないのになんでメグがwww」
山本「ごめんね、、」
見付「共演者に悪いなってなるよね」

山本「だからいつもニンニク食べる時はお互い…」

光田『一緒に食べようって』ここさえさんとハモってた
山本『ニンニク食べようって』ここ光田さんとハモってた

山本「一緒に食べれば怖くない」
仲良し同期尊い😊

見付「山口くん何かあります?1番我慢できない人だと思うけど」←一言多い
山口「僕は我慢しない方なので………(ちゃんと受ける)」
  「でもお酒とかですかね。喉のこととか考えて飲まないようにしてます…」

私(まじ?!お酒ってだめなん…?)

見付「増田さんはどうです?」
増田「……普段通りです」
見付「青木さんは」
青木「ないですそのままです」

更に青木さんは生じゃなきゃ大丈夫だと思って牡蠣も普通に食べてたそうw
「そもそも生牡蠣って季節的に出て無くないですか?」と青木さんが聞いて、周りが「生じゃ無くても当たりますよ!」って言って「え!」って感じで。
普通にカキフライとか食べてたそうwww
見付「どうりでよく牡蠣の話するな〜って思ってた」
wwww

佐和「私は夜更かし、、、」
青木「寒暖差あるから体調管理は気を使うよね……」
佐和「それって我慢してること?」
青木「うん違います」
さえ「夜遅くまで出歩かないようにしてます」

全ての会話に笑いが生まれる和やか空間でした。
冒頭の沈黙が嘘のよう()
全ては見付さんの質問の噛み砕き方、司会力の高さ故だと思いました。最高。

▼最後に

見付さんから販促
「11/19が千秋楽。チケットはまだまだありますのでご家族、職場の友達、近所の方、知らない人(大笑い) 誘ってぜひ来てください!」
…オチまでバッチリな販促。
笑いのセンスありすぎる。進行が上手い。絶対大喜利得意だと思う。

ここで終了だな、、バイバイして終わりかな?寂しいな。。と思っていると。

見付さん
「前回は佐々木くんがオペラ座の怪人ということでゾウの鳴き真似をしてお別れしたんですが、今日は本人のたっての希望で。光田くんが!ゾウの鳴き真似をしてくれます!!それで皆さんとお別れしたいと思います」

待っては?どゆこと????状態の私

見付「お願いしまーす!」拍手👏

は?え、、まって、、、ってなってる状況で…まじで…
まさかの………光田さんのゾウの鳴き真似が見れました。笑

ポーズからガチで、鳴き声もまさかの超リアルなやつだった。爆笑。。。
想像の斜め上の本物のやつで、、クオリティたっかくて!笑

客席が驚きと大爆笑とどよめきに包まれたまま幕が降りて終了。

最高。えっどゆこと。

光田さんってそういう……あのそういう一発芸的なネタもお持ちのタイプ??
ちょっとまだ私全然…舞台の上で役を生きる光田さんしか知らなくて…
そういう素…?知らなすぎてびっくりした……えっもっと出してこ…………




最後の最後に全部光田さんに記憶を持ってかれて放心で全然ちゃんとレポまとめられなくてとりあえずあちこちに書き綴ったり断片的に描き散らかしたり文字通りルーズリーフに書き殴ったりして今に至ります()
やっと全部1つにまとめられました…多分時系列…かな…
これが広島千秋楽前最後のイベントだったらしく、公式に写真どころか記事すら出ませんでした。出演者の皆様の服装とか全く記憶から抜け落ちてるしどこにもメモが残ってなかった…。。

以上乱文で失礼しました…
これはただの備忘録です。

5年もかかっちゃった………

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