独り暮らし_day13

今週は割と忙しいので、分量は少なくなる。

履歴書を郵送するときに、添え状も送付する必要がある。
添え状とは、履歴書や職務経歴書を
企業へ提出するときに同封する挨拶文で、
送付状とも呼ばれる。
これがあるおかげで、送られる (受け取る) 側に対して
提出書類を送った証拠になるという機能を果たす。

BOXIL『送付状(添え状)の書き方 | 例文・テンプレート付
(2021年6月9日 更新 / 2021年8月23日 最終確認)

大学・短大や専門・高専に進学する際、
または通信学習を始める際など、
書類以外の物も送られてくるが、
その内容物を誰に向けてどんな目的で
送っているのかが書かれた紙がほぼ必ず入っている。
「本紙」とか「本紙含まず」と書かれているあの紙が
添え状だと思えばわかりやすいだろう。

履歴書も添え状もテンプレート (雛型) がある程度決まっており、
おおむねその形式に沿って作成すれば良い。
しかし、実際に書いてみるとかなり面倒だと実感した。

私はこのような堅苦しくつまらない文章を普段から書いていて、
中学3年生頃は書けるようになることを目標としていた。
それゆえに、指定された形式以外では
常体 (だ・である調) をほぼ毎回使用していた。

だからなのか、宿題やレポートの書き方は
それほど苦労しなかった。
最初は先生や先輩に教えてもらったが、
あとは自分の言葉に書き換えることで
身につけていったように思う。

とはいえ、話すときは敬体 (です・ます調) の方が慣れている。
常体で会話する人は見かけたことがないが、
いわゆる友人と話すときの砕けた会話表現よりも、
先生や先輩に対する敬語表現の方が得意という意味である。

中学時代は先生にタメ口を利く輩もいれば、
高校時代はそんな輩ばっかりだった。
私は彼らに言動に今もまったく理解できない。
なぜなら、先生と生徒は絶対に対等ではないからである。

まれに友達感覚で接してくれる先生がいたが、
そこら辺の生徒とは文字通り格が違う。
並々ならぬ勉強に加え、人間性や教育への熱意、
教育者の在り方として模範的でなければ先生になれない。
そして、高い倍率を勝ち取ってようやく先生 (教員) になる資格を得る。
したがって、私は先生に敬意を持って接している。

さて、添え状の件だが、さすがに挨拶文には詳しくなかった。
挨拶文とは、手紙などの文章において使われる言い回しで、
最初に書かれる定型文である。
「今年のイベントは...」から入るのではなく、
「ここ最近の天気は読めないね。今年のイベントは...」
とクッションを挟むといったところか。

ビジネスマナー.com『定型文を使いこなす、挨拶文の書き方
(2021年8月23日 最終確認)
木漏れ日あるき『ご清栄、ご盛栄?お喜び、お慶び?ビジネス文書の正しい言葉の使い方
(2019年12月14日 公開 / 2021年8月23日 最終確認)
日本郵便株式会社『ビジネスの文例 文例一覧(挨拶)
(2021年8月23日 最終確認)

これは文章ならではの書き方だから、慣れる気配がない。
おまけに難しい。
使いこなすのに何年かかることやら。
あぁ、殻に閉じ籠っていたい...。

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