シティs2優勝 ロストギラティナ 元日本代表2人が各対面の戦い方まで徹底解説
はじめに
ご覧いただきありがとうございます。おにくです。
今回シティリーグシーズン2、12月10日にトレカステーション領家店さんで優勝したロストギラティナについて解説していきます。特にロストデッキを使う上でのポイントや各対面へのプレイングについて深く記してあります。
今月のcl京都をもって、ポケモンカードを引退するので、引退する前に僕の持っている全てのロストの知識をこのnoteに記したいと思っています。
無料部分だけでも3000字ちょっとあるのでぜひ読んでいってください!
おにくの成績
2023 シティリーグs1 不参加
s2 ベスト4(空の封印石ロストバレット)
s3 ベスト8(ロストザマゼンタカイオーガ)
s4 優勝(ロストカイリューカイオーガ)
185pt(トレリ10pt➕シティ175pt)でシニア24位でwcs出場
cl横浜 5-3 (ロストギラティナ)
cl京都 6-2 (空の封印石ロストバレット)
cl愛知 不参加
cl宮城 3-3 (サーナイト)
cl新潟 不参加
2024 シティリーグ
s1 不参加
s2 優勝(ロストギラティナ)
cl横浜 不参加
この記事はおさかな(サーナイトでcl宮城2023準優勝)とともに書き上げています。
ロストギラティナを知りたい、使ってみたい、もっとうまくまわしたい方、シティリーグ、cl京都を控えている方にとてもオススメのnoteとなっています。
デッキ選択経緯➕シティに向けて練習したこと
8月wcsに参加し、そこから4ヶ月ほどポケモンカードを1度引退してました。ですがcl京都に行きたくなり、12月cl京都まで復帰することにし、11月の間にシティとclの応募だけしていました。復帰したのが12月1日でシティが12月10日だったのでとにかく時間がなく、環境や新カードを全然知らない状態からのスタートでした。シティに向けて何をしたか、デッキの変遷などを記しておきます(ここだけ常態です)。
1日 修学旅行から帰ってきた日。まずは自分で新カードを見て、頭の中にひたすら情報を入れる。おさかなと電話をして環境を教えてもらい、シティは慣れていたロストデッキ使うことを決める。とりあえず自分で赤ロスト➕テツノカイナを作ってみる。
2日 4ヶ月ぶりくらいのポケカ。午前おさかなと練習し、午後ジムバトルに参加。昨日作った赤ロストは自分がやりたいことができず、微妙だと感じる。
丸1日の練習を通して自分がいない間に、1枚のカードの登場によって大きく環境、デッキの回し方が変わったことを実際に感じる。そのカードとはやはりカウンターキャッチャーだ。
以前からツツジ、ナンジャモといった後半まくるカードがあったが、よりいっそう後半からまくりやすくなった。
またこのカードの存在も大きい。
ロストバレットのもともとの強さとしてサイドが基本的に1ずつしか進まないというのがあった。しかしこのカードによってキュワワー、ウッウなども序盤からサイドを2枚とられるようになってしまったのだ。
ロストギラティナはロストバレットよりも序盤はアビスシークで安定している。また後半ツツジによってまくりやすい。これらのことからロスギラを次の日試してみることを決める。
3日 再びおさかなと午前中だけ練習。ロストギラティナ➕テツノカイナをためす。
テツノカイナを全然使わず、シンプルなギラティナでいいなと気づく。この時点でロストギラティナを使うことは決め、細かい部分のリストをどうするか悩むことに。
4、5日 1ヶ月分くらいのnoteを読みうまいプレイヤーの思考を勉強。
6日 おさかなとリモート2戦。サーナイトとギラティナ体面の回し方を確認。
7、8日 勉強、部活でポケカさわれずに終わってしまう。
9日 午前中おさかなと練習。午後がっちゃん杯(地元の自主大会。63人規模)に参加。予選3−2で14位でぎりぎりトーナメント進出、トップ8で終了。久しぶりの本格的な大会でプレイングミスが多く、反省点が多い大会となってしまった。
こちらががっちゃん杯で使用したデッキです。
いれかえカート→ポケモンいれかえ
水エネ→草エネ
ナンジャモ→ポケギア
の3枚を夜変更することに決めました。
変更した理由は有料部分の各カードの採用理由の部分に書いてあります。
10日 シティ当日
ロストギラティナを選択したポイント
まずは自分が考えていたtier表をのせておきます。
① 頂への雪道を強く使える。
雪道をはることで、リザードン、サーナイト、ミライドン、ミュウ、テツノブジンなどの環境トップのデッキに強くでることができます。ロストギラティナには雪道を4枚積みやすく、自分があまり影響を受けないで、先行1ターン目からどんどん雪道をはっていくことができます。また花選びがあることで先行1ターン目にはれる確率は他のデッキと比べて高くなっています。相手が雪道を剥がせなくてイージーウィンできることもあるので長丁場のシティリーグやclにおいて最強のカードだと思います。
② 明確な不利デッキがない
シティリーグでトーナメントにあがるには最低でも4-1の成績が必要です。また1回戦目で負けてしまうとそこから4連勝してもトーナメントに上がれる確率はとても低くなってしまいます。そのような中でロストギラティナには明らかに不利であるデッキがなく、どのデッキにもある程度以上の動きをできるのは非常に大きな強みとなります。
ロストギラティナとロストバレットの違い
この記事を読んでくださっている方の中にも、ロストデッキを使いたいんだけどロスギラとロスバレどっちを使おうか悩んでいる方もいらっしゃると思います。僕はロストバレットを様々な型で使ったことがあり、ロスバレでもシティで優勝しているのでどちらもある程度わかっている自信があります。まずはそれぞれの強み、弱みを紹介します。
ここに書いてある内容は全てロスギラとロスバレのそれぞれを比較した内容となっています。
ロスギラの強み
・アビスシークを使える。アビスシークという技は間違いなく最強です。この技によってロストをためる速度が明らかにく早くなります。アクロマがひけなかったとしてもこの技でロストがたまるのでなんとかなります。序盤この技を打つことで山の枚数が減り、後半のナンジャモ、ツツジに対する耐性を上げることができます。
・ツツジを打ちやすい
・雪道を4枚いれやすい
・高耐久を押し付けることができる
・ジェットエネをたくさんいれられる。
・相手を強制気絶させられる最強の技スターレクイエムをうてる。
ロスギラの弱み
・ロストインパクトをうちたいと思うターンの1ターン前にギラティナvをおいておかなければならない。
・デッキの柔軟性が低い。
ロスバレの強み
・環境にあわせてアタッカーを決められるので柔軟性が高い
→型バレしにくい
・ジラーチを採用しやすい。またクララでもう一度だしやすい
・技マシン(デヴォリューションやかじばのいっぱつ)を採用しやすい
・入れ替え札が多く入っていて花選びを打ちやすい。
・ロストマインを連打しやすい。
・ロストスイーパーを入れやすくロストをためることができる。
ロスバレの弱み
・アクロマがひけないとつらくなる
・次のアタッカーを用意しておかないと相手の手札干渉がきつい。
どちらも一長一短で、環境が変わればどちらの立ち位置がいいかも変わります。ですが今の環境においてアビスシークでロストをためることができ、後半まくる展開をしやすいロストギラティナのほうが環境にあっていると僕は考えています。
こちらがシティリーグで使用したレシピです。
ここからは有料部分といたします。書いてある内容としては
・デッキレシピの採用理由
・不採用カードの解説
・ロストギラティナを使う上での全般的なコツ
・各対面でのプレイングと盤面の作り方(写真付き)
・シティでのマッチング
となっております。有料部分だけで13000字ちょっとあり、かなり細かく解説しています。
note購入してくださった方のxのDMで受け付けさせていただきます(12月25日をもちましてポケモンカードを引退するので質問に答えられるのはその日までとなってしまいますことご了承ください)。
ご購入お待ちしています!売り上げはおにくとおさかなのcl京都の電車代、ホテル代につかわせていただきます。
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