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「ガンダムSEED」放送当時の思い出 前編

この間、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観てきました!

個人的にものすごく面白くて、学生当時の思い出が蘇ってくるわくるわで泣きました。熱が冷めない内に、放送当時のこととか書いていこうと思います。
要はただの思い出話です。
流石に20年以上前の記憶なので、ちょっと間違っている部分あるかも。。。

各話ごとに書き出すと量がすごいので、自分がこの辺特に脳やられたなーと思ったとごころを厳選してます。
ではGO!

※本記事はSEED本編のネタバレばかりなので要注意です。


1.ガンダムSEEDとの出会い

学生時代の友人から教えてもらいました。1話放送翌日に。当時は今程ネットが普及してなかったので、放送開始したこと知らず相当驚きました。
1話目を見逃したと知って、それはもう絶望しましたよ。。。
ビデオ録画した人見つけて、数日遅れで観ることが出来ました。先輩、あの時の恩は忘れません。

2.1話でのOPとED

前情報一切なしで観て、OPを観た後に思ったのが「ガンダムほとんど敵かよ!」でした。
ガンダムSEEDのOPって、主要なMSとそのパイロットが順に映される演出があってとても好きなのですが、その演出で出てくるパイロットの服が赤くて主人公と違うと気づいた瞬間衝撃が走りましたよ。
今観ると、OPのイザークが小物っぽいなぁ。。。

そして、EDの入り方。本編終盤と並行でイントロが流れる演出は、印象深かった。今はあまり珍しくないかもですが。
ガンダムXのEDで最後に次話のタイトルをワンシーン切り取って言わせる演出と同じくらい好きでした。

3.SEED発動!

結構話は飛びますが、自分がSEEDにハマるきっかけとなったのが間違いなく11話「目覚める刃」。
もちろん、1話からの展開も好きなのですが、ガンダム4機からの追撃をずっと耐え続けてどうやって盛り返すの?という状態だったんですよね。だって、逃げ込んだ先は崩壊していくし、アスランとも分かたれた道しちゃったし。。。

そんな中で、アスラン除く3機のガンダムに追い込まれていくキラ達。どうするの?と思った時に

きらきらきら しゅぱーん
アークエンジェルは沈めさせやしない!

種割れです。
謎の種が割れる演出の後に、パワーアップするキラ。すごく興奮しました。
ガンダムSEEDの「SEED」ってこれのこと!?と思いましたよ。

友人とも次の日に「あれ何!?」と言いながらあれこれ話し合ってました。

4.15話でOP変更

15話「それぞれの孤独」は最初、クルーゼのナレーションでこれまでの話のおさらいから始まります。総集編かな?と思っていたら、突如新OPの「moment」が。

まじで?

今まで観てきたガンダムって、2クール目でOP映像が変わっても曲まで変わらなかったんですよね。え?もしかして1クールごとに曲変わるの!?とすごく驚きました。
曲の感じも変わって何回も見返したか分かりません。

あと、今までずっと宇宙が舞台だったので、OP映像で地上が映されたのは何故か感動しました。特に最後のストライクが発進して外に飛び出して空がみえるシーンがとても綺麗。

OP変わったの15話であってるよね?サブスクで見返すと合ってはいるんだけど、なんか違和感が。。。

5.アスランとカガリの出会い

地上に降りてから、キラとカガリの再開、キラの「やめてよね」発言、ベテランパイロット達との闘い、と色々ありつつも個人的に印象深いのがアスランとカガリが初めて出会ったシーン。
23話「運命の出会い」です。
OPでアスランとカガリが銃を向けあっていたので、どういう出会い方するか楽しみでしたがここできました。

これ、すごく重要なシーンなんですよね。

アスランって、初期は結構ナチュラルに対して全く良い感情ないんです。血のバレンタインの経験があるから当然ですが。更にキラの内情を知らずに戦っています。
この2つに楔を打てるのが唯一カガリで、その熱くて真っすぐな性格をアスランにぶつけてくれますし、キラがどんな思いで戦っているか知ってます。

この話をみて、「あぁ、アスランって味方になるんだ」って感じました。
もちろん確定した訳ではないですが、アスランの価値観とか考え方を変える機会は与えられたんだと。何となくですが。

それまでは、逆襲のシャアやガンダムWのこともあり、アスランは最後も敵側の可能性あるかなと思ってドキドキしてました。

6.「Believe」

ここまでガンダムSEEDを楽しく観ていたのですが、個人的に興奮一気に加速したのが25話「果てなき輪舞(ロンド)」です。
物語的にはオーブに入港して若干の休みとなる回ですが、やばいのが

新OPのBelieve

この曲は大好きで、発売日に即買いして車で繰り返し聞いていましたが、何よりやばいのがOP映像。

最初に映る機体がストライクじゃない?え、何これかっこいい!
アスランも知らない機体を背にして歩いてるし。

おろおろ狼狽えていると、続いて映る大人気三馬鹿の初披露。
何こいつら、新キャラ!?新機体!?
イザークとディアッカどこいった!?
(この後少しして映りました)

最後にキラとアスランの機体が同じ方向向いて攻撃している姿が。
やっぱり仲間になるやん!

もう、情報量多すぎ。訳が分かりません。情緒不安定になります。
今だったらネットである程度前情報仕入れていると思いますが、当時は全てがぶっつけ本番です。
血が沸騰する感覚でした。

7.メインキャラの脱落とSEED同士の戦い

新OPになってからもキラはストライクで戦い続けます。オーブで新機体もらうんじゃないのね。。。
と思っていたら、ついにこの時がきました。

メインキャラの脱落です。ここまで何やかんやありつつも主要キャラは生き残ってきました。しかし、これはガンダム。
ついに脱落者が出てしまいます。まずはニコルです。

劇場版までずっと繰り返し映されるニコルがやられるシーン。

衝撃はそこまでなかったですが、ついにきたかといった感じ。
4機のガンダムの内、誰をまず脱落させるかと考えたら、最初にニコル。次点でディアッカと思えますから。

でも、その後の展開が印象的。イザークとアスランの喧嘩、ディアッカがそれを止めるシーンが良かった。特にイザーク、ニコルのこと仲間だと思っていたんだって、ちょっと嬉しかったです。
最初の方はニコルのこと臆病者とか言っていたのに。

そして次の戦いで更に犠牲者が。トールです。
こちらも、あんな危険な戦場に少し前まで学生だったトールがスカイグラスパーで出たらそうなるよな、というのが正直な感想。
でも、やったのがアスランというのが大問題。

ここからキラとアスランのガチのタヒ闘が始まります。両社の一撃一撃が強力でどんどん機体が損傷していくのですが、やはり見所は「アスランの種割れ」です。
キラに続いて2人目。キラだけの特殊能力ではないことが分かったシーンです。

ア゛ス゛ラ゛ン゛ーー!!!
キラーー!!!

二人の叫び声は今でもすぐ思い出せます。

8.先の展開を想像する楽しさ

今回の記事はここまで。少し熱くなりすぎました。

ここからは余談を。私は先の展開を想像するのを楽しむタイプなのですが、個人的にはガンダムSEEDはガンダムの中で断トツでした。これは、リアルタイムで観た初のガンダムであったこと、周りに会話できる友人がいたことも大きな要因でした。

そんな中で、自分の予想が当たって一番嬉しかったのが15話「それぞれの孤独」のワンシーン。
クルーゼがこれまでの話とか物語が始まる前の話とかしているのですが、その中に女性が2人の赤ん坊を抱えているシーンがあるんですよね。「金髪と茶髪の」赤ん坊を。

これを観た瞬間!ではないですが、この後にOPが「INVOKE -インヴォーク-」から「moment」に変わって、途中でキラとカガリが一緒に大きく映るシーンみて、「あれ、あの赤ん坊ってキラとカガリじゃね?」って思いました。
二人顔がどことなく似てるし髪色も一緒だし。友人に伝えたら、何言ってんのコイツという目で見られましたが。。。

次の展開が楽しみで仕方ない、そんな作品でした。

中編に続きます。

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