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1ドル105円が110円になったらそれは円高なのか円安なのかはタピオカにしてみると簡単に理解できる

将来が不安定な日本の資産ではなく、ドル建て資産の運用を検討しておられる方も私の周りに増えてきたようです。

ドル建て資産を運用するうえで、外せないのが為替相場の動向です。ニュースの最後とかで「今日はやや円安、1ドル107円20銭となりました。」とか言うあれです。

年に数回の海外旅行の時にしか為替相場を見ることがないと、日々の値動きを見ても一瞬で円高なのか円安なのかが感覚としてわからなかったりします。


この記事のタイトルにも書いた

・1ドル105円が110円になったら円安になったのか円高になったのか!?

と聞かれ、反射的に正しく答えられれば全然いいですが、「えっと。。。」と即答できないなら、改めて正しく理解しておきましょう。

そもそも「1ドル○円」とドルを基準とした数値を出しながら、最終的に「円高」とか「円安」とか円ベースの表現にしてしまうから混乱するのです。

はい、なのでまずあなたは円のひとではなくドルの人になりましょう。ドル目線です。アメリカ人です。その目線で、

1ドル 105円ということは、1ドル払ったら105円もらえます。

それが1週間後に1ドル110円になると 1ドル払ったら110円もらえます。

ということはドル目線で見ると「うわ、今週は円がいっぱい買えるようになった!円が安くなってるうう!」です。すなわち円安(=ドル高)です。


わかりにくかったら、円ではなくタピオカで考えてみましょう。

1ドルでタピオカ105粒買えたのが1週間後に1ドル110粒で買えるようになったらどうでしょうか。

先週まで1ドルでタピオカ105粒しか買えなかったのに、今日は110粒も買える!やっす!お買い得!

ですね。タピオカ安です。すなわちタピオカ安ドル高です。


数値が大きければ大きいほどたくさん買える=安くなった!

です。わかりやすい。


(タピオカの話はいらんかったかな。。。)

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