菊地直哉

https://www.avispa.co.jp/news/post-28285

あの菊地が引退。
新潟に来たことがきっかけで、ずっと背負ってきた36の背番号がもう見れなくなるのは悲しい。

高校生の辺りから世界で闘える逸材との評判があり、高校卒業と共に海外移籍を目指すも失敗、で、鳴り物入りでジュビロ磐田に加入したが伸び悩んでいた時期があったらしい。

それで14年前の夏、レンタルで初めて新潟にやって来た。
すぐ磐田に帰るつもりの移籍だと聞いていた。
それが、シーズン終わり頃には新潟に残るか磐田に帰るか本当に悩むほど新潟でプレーする喜びを見つけてくれた選手。

あの磐田に初めて勝って残留を決めた試合の鬼気迫るプレーが本当に忘れられない。

磐田に帰ったあとも、新潟へのリスペクトが素晴らしくて、いつかまた会える日が来ないかと心待ちにしていたし、磐田でやらかしてクビになった時も本当に心配した。

菊地直哉はプレーで心を揺さぶり、掴む選手。

その後紆余曲折を経て加入した大分でも、
そして5年の間を経て帰ってきた新潟でも、ピッチでの姿でファンの信頼を自らの背中で掴んできた選手。

新潟での最後は、きっと彼にとって悔しい去り方だったとは思うけど、

彼の蹴ったボールの残像が未だに残るくらいのスーパープレーや、泥臭いファインプレーを見ることを出来たことは僕らにとって一生の宝物で、本当に応援のしがいがある選手だった。

お疲れ様でした。

第二の人生が、素晴らしいものでありますように。

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