おにぎりの塩分

一升の重さ
一合が150gなので、一升は10倍なので1.5kg。
水が含むと約2.2〜2.3倍になると言われているので、
1.5kg×2.2=約3.3kg

おにぎりの塩分としておいしいとされているのが約0.5%と言われている。
つまり
一升あたりは3.3kg×0.005=16.5gがベストの塩分量だ。
大さじ一杯15gなので丁度いいとされる。

コンビニエンスストアのおにぎりもおいしくなりましたよね。大きな転換点は2004年〜2005年にありました。それまでのコンビニエンスストアのおにぎりの製造工程は炊き上げたご飯を一度、冷まし、それから成形するというものでした。食中毒を予防するために60℃以下の危険温度帯を早く通過させ、24℃以下にする必要があるからです。
ご飯の冷却には真空冷却器が使われていため、減圧環境下でご飯粒のあいだに存在する空気が抜けてしまい、ご飯が硬くなるという問題があり、口のなかでご飯をほぐれやすくするために油脂を添加していましたが、それが「茶漬けにしたら油が浮いた」という不評を招いたことも。油脂を添加することで時間経過とともに食味も下がるため、この問題の解決は急務でした。
そこで某メーカーが開発したのがホット成形という技法です。これは熱いうちにご飯を成形し、空気を入れて24℃以下にするというもの。この技法によって、油脂を添加する必要がなくなり(現在でも、直接パッケージに入れる塩むすび形の商品にはパッケージに米粒がくっつくのを防ぐために表面に油脂が塗られていますが)おいしさが長持ちするようになりました。

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