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CX-8 調査レポート

こんばんは、渡邉孝典です。

今日は前から気になっていたMAZDA CX-8 の調査レポートです。

結論は、とってもお買い得な車です!なんとまあ、普通な表現です。

調査グレードは XD LパッケージFF 6人乗りの2021年仕様の

プラチナクオーツメタリックです。

それでは始まります。

外観

フロント周り

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ボリューム感あるラジエータグリルは、アメリカ人好みです。

ベースは北米のCX-9だそうです、シルバー加飾の使い方が上手です。

構造上どうしようもなかったと思いますが、ボンネットとグリルの見切り

ラインが目立って残念です、デザインスケッチにはなかったと思います。

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ヘッドランプ

シャープ印象ながらも、目玉がしっかり表現されていて、目力があります。

たくさんLEDを使えばいいというわけではない、デザイン力を感じます。

グリル下のメッキがランプに刺さる部分の造形が凝っていて、合わせ精度が

難しそうです。サイドポンツーンに相当するランプ下の

空気取り入れ口モチーフが無く、つるっとした印象です。

建坪率を上げるために、何か無駄な造形を作らず、余白を残すあたりが

やりますね。

サイド

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注目したところは、伸びやかなウインドラインです。

リヤドアガラスからのクオータガラス、ルーフラインが伸びやかに降って

いくあたりがスポーティな感じです。しかしバックドアガラスは

寝かせすぎると、3列目の人の頭の隙がなくなるので、寝かせられない

ところとバランスをとっています。おそらく外形デザイナーと設計者の

せめぎあいがあったと思われます。

タイヤ直径は大きく、しっかりしたSUVです、アーチ部の素地黒樹脂で

SUVテイストを出しています。

悪化点はホイールベースが伸びて小回りができないところです。

リヤ周り

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上がCX8 で下がCX5です。似ているようでちょっと違う雰囲気です。

CX8の方が上品な大人テイストですね、3列目の人に配慮したデザインが

CX8で伸びやかですね、全長のゆとりの部分の恩恵だと思います。

内装

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インパネ周り

高級な雰囲気の作りです。水平貴重でエアコンルーバYA

シフトノブ周りがそう感じさせます。Aピラー根本周りの視界も良く

十分な広さです。シフトがやたらとメカメカしいです。

これもアメリカ人好みです。メータの液晶部分が少ないです、

次回のモデルチェンジで変わるでしょう、これお金と開発に

時間がかかるのです。

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セカンド、サードシート

立派な革張りに目が行きがちですが、注目ポイントはシートの厚さです。

しっかり厚くとています。また幅方向の広く取って、ゆったりです、

サードシートのけちり感はありません。

それはなぜかと言うと、3列目は2人仕様だからです。

ミニバンは3人がけです。さすがにミニバンではないので

3列目に3人座らせることは、あきらめたのでしょう。

操縦性

思ったよりクイックに頭が動きます。ゆっくり動く感じはありません。

さすがMAZDA車です。重くて大きいのにスッと頭が動き

リヤがついてきます。レーンチェンジでも思ったように動きます。

動力性能

ディーゼルでも200PSと45.9kgfmです。重い車ほどこの

トルクの恩恵は大きいです。信号ダッシュや高速巡航も得意です。

高回転域の伸びもよく、頭打ち感少なく、気持ち良いです。

できれば4WD仕様にすれば、さらに安定感が増すと思います。

ATのダイレクト感も良く、ロックアップが効いている感じです。

まとめ

大陸的な伸びやかなリヤ周りのデザインの中に、優れた操縦性能と動力性能

ディーゼルかガソリンターボが良いです。それでいて高級感あり

お値段はお買い得です、輸入車だと500万オーバーでしょう。

日本で買える3列SUVという少ない車種での選択肢としては一番です。

それじゃ