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ランドクルーザ300(トヨタ)

こんにちは、渡邉孝典です。

今日は、名古屋のミッドランドスクエアで見たランクル300編です。

久々のフルモデルチェンジで2021年8月2日発表です。

実車もなかなか見る機会もなく、1年納車待ちらしいです。

今回は設計者らしく調査してみたいと思います。

概要

2007年発表のランクル200より14年長かったです。

ランクル300は中近東地域で絶大な信頼感があり、

外形はキープコンセプトで欧州高級SUVとは異なり

ラダーフレーム構造でエンジンは3.5L V6ガソリンエンジンターボと

3.3L V6 ディーゼルターボです。シャシーではリヤがリジット式で

高い走破性を意識した構造となっています。

軽量化でボンネット、ルーフ、全ドアはアルミです。コンコン軽く叩くと

軽い感触がします。

このあたりまではWEBでもわかる情報

ここからは、実際に見た調査結果となっています。

外形

フロント周り

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みた通りグリルの面積が大きいです、その割りにヘッドライトが小さい

ですね、ロールスロイス ゴーストのようです、ヘッドライト下のダミー

空気取り入れ口が少し残念です。

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かなりボンネットに深い彫り込みがあります、歩行者保護対応かな

このカットかなり押し出し感があります。

サイド周り

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ホイールアーチは四角形タイプでSUVでの王道ですね。

ボンネットが長く見えるようにAピラー根元は水平見切りで

構成されています。

フロントドアのベルトラインはAピラー根元に向かって、駆け上がり

シンプルな見切り構成でないですね。ドアミラーはドアマウントで

視界確保だと思われます。Dピラーは太く力強いですね。


リヤ周り

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ランクル200より四角っぽいですね、バンイメージです。

リヤコンビランプはシンプルで遊び心は感じません、道具感ですね。

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ついに上下分割バックドアでなくなりました、残念です。

ZXのマーク上の見切り部で上部は樹脂ガーニッシュ、下部はアルミドア

タイヤも背負わなくなったのですね、もともとオフ車は

荒地でパンクした時にスペアタイヤをすぐに取り出せるように

床下でなくバックドア、ルーフなどに積んでいたのですが、、、

オフ車のアイコンは少なくなってきましたね。


内装

インパネ周り

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全ての部分が太く力強いですね、グローブしても操作できるように

物理スイッチ多く、しっかりしています。

副変速機レバーはないですね、そこはスイッチです。Aピラーの

グリップもしっかりしています。

仕様

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大きい!重い!高い!とにかくモリモリですが

プレシャスホワイトパールが綺麗ですね、普通のホワイトパールより

上品な感じです。

まとめ

電動化、ミニマリスト、カーシェア、環境対応など全く気にしない

逆行した車です、潔い感じです。現代の日本においては不要な性能が

逆に豊かさ、唯一無二を感じ所有感を満足させてくれます。

輸入車とは違う方向性が気に入ったら、即購入です。

1年待ちらしいですが、きっと早くたくさん作って、より短くなるでしょう

早く街中で見てみたいです。それじゃ