婦人科クリニックに行くか悩んでいる方へ


こんにちは。
今回は不妊治療を開始して,初めて取り組んだ
タイミング療法についてお話していきます。

とは言っても,クリニックに通っていない方の
タイミング療法とはまた異なると思うので
あくまでも参考程度にご覧ください。


クリニックに通院せず
自分たちで妊活を頑張る方達は
基礎体温や排卵検査薬などを用いて
排卵日を予測しその付近でタイミング(性行為)を
すると思います。
しかし何らかの理由で予測が難しかったり,
タイミングを続けてもなかなか妊娠しない
などのことが生じる方もいると思います。


その場合,例えば
・排卵がされていない(無排卵)
・卵管が詰まっている(卵管狭窄)
・内膜が薄い(内膜症)
・高温期が短い(黄体機能不全)


などなど
様々な妊娠できない原因が生じていることが考えられます。上記はあくまでも一例です。

これらは病院に行って
検査をしてみないとわからない内容なので,
少しでもおかしいなと感じた場合は,
1度クリニックを受診してみましょう。


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私のようにクリニックに通院している場合は,
膣の中にエコーの器械を入れて直接映像で卵胞が大きくなっているかを見ることができます。

卵胞は通常20mm程度の大きさになると
排卵します。
ここで,何かしらの排卵障害がある場合は
卵胞が育たなかったりするわけです。

私の場合,多嚢胞性卵巣と呼ばれる病気のため
卵胞を治療薬で育てる必要があります。

多嚢胞性卵巣とは,何らかの原因で
生理は来るが卵胞の育ちが悪く排卵がされずに,
まるでチェーンネックレスのように
小さな卵胞がプチプチとエコー上で
見える状態です。
上記の何らかの原因とは,
主にストレスや不規則な生活などですね。
月に4-5回夜勤をするような不規則な勤務だったので致し方ない結果だったと思います。


最初はクロミッドという排卵誘発剤を内服し
卵胞を20mm程度まで育てていきます。
排卵できる大きさになった時に,
おしりにHCGという排卵をさせる注射をうちます。
その日付近でタイミングを取ると
妊娠の確率が上がるということですね。
その後,着床しやすいように
黄体ホルモンを補充するヒスロンを内服します。
この流れを毎月繰り返し,治療を行っていきます。

クリニックに通院するとその分お金はかかりますが,自分が“妊娠できない原因は何か”をリアルタイムで発見することができるので目標が明確化しやすいです。

また,漠然とした不安を抱えたまま基礎体温や排卵検査薬を続けタイミングを取ることも夫婦間の大きなストレスに繋がります。


妊活はやみくもにやればいい訳ではありません。
クリニックに行くことを悩んでいる方がいるようでしたら,1度ご自分の身体と向き合ってみることをおすすめします。



MUGI

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