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投資手帳 2021年2月

2月度投資指針
①ゲームストップ事件及び材料出尽くしで2月の相場は下落局面の予測、
 基本静観する。
②VTIの価格が下がるようであればポジションを少しずつ作っていくのはあり(10万円単位)
③確定申告があるので、その余剰分はHYGの底上げに使って良い
(最大50万円)
④インドの2021年のGDP成長率が11%とIMFが試算、
 下落局面ではナンピンはあり
⑤GDXを売却して、GLDへ乗せ換えるのか最終判断する6月まで動きを
 ウォッチしていく
⑥インドネシア市場への投資について検討開始
(経済規模の成長、ETFの内訳確認)
⑦米国国債10年利回りの上昇の仕方に注意1.2%から加速度的に
 上がるなら株価暴落

2月度投資実績レビュー
①基本静観した1カ月。前半は特に日本株で仕込んでいた銘柄が
 軒並み20~30%上昇、
  商社銘柄も堅調に推移、航空銘柄、銀行銘柄はストーリー通りに
 株価上昇、想定より早い回復を見せているので利益確定する。
②VTIとQQQはポジションを作っていないので、3月は月間で5%以上
 下落しているQQQを中心に仕込むのはあり。
③ポートフォリオに仕込んだ銘柄はそれぞれ好調、確定申告は想定以上に
  税金搾り取られたので追加投資なし。(ピエン笑)
④インドは想定通り、10%株価上昇、原油価格がこれ以上上昇すると
 恐らく足を引っ張る展開になるが含む益は確保可能。
⑤ゴールドは難しい局面だった。コモディティと成長マーケット
 ということでアフリカへの投資は低調、非相関性はあるので維持。
⑥インドネシアへの投資は2021年後半に検討するが現状は見送る方針、
 銘柄の絞り込みを3月は進めるようにする。
⑦案の定、一時1.6%超過でグロース株を中心に売りが入るがいっぷく状況。
  市場に溢れる情報を見る限り、3カ月前に仕込んだことをアナリスト含め
 てこのタイミングで情報発信している。株価織り込み済のことしか
 解説しない印象あり。
⑧1月末の運用実績5.03%から2月末は11.87%で着地(一時期15%)
 基本的に投資ルールを遵守し、売買頻度を最低限シンプルにすることで、
 特に時間を使う必要はないが、常にマーケットをウォッチし、現状の理解
 と未来を更新し続けることに注力する。

編集後記
投資はやったことがなかったわけではないが、昨年から集中的に実践を積み重ねてきた。個人投資家1年生と言っていいと思う。2月末は米国10年国債利回りが一時1.6%を超えたことで、株価が大きく下落する局面があった。特に投資を始めたばかりの個人投資家にとってはコロナ相場という特殊な環境下で相場により勝たせてもらっている状況の中、いよいよ特需が終焉し、これからどれだけ市場に参加し続けることが出来るかで、個人投資家としての進退が決まると思うと身が引き締まる思いだ。最近は投資系ユーチューバーも増えて、情報収集の為に定点観測しているが、一握りの本物と、その情報をコピペして加工して情報発信しているエセ投資系ユーチューバーの見分けも付くようになった笑 また殆どの場合はポジションを持った上でのポジショントークも感じる側面があり、やはり投資は自己責任であり、誰かに言われたから買う、売るという判断は絶対にあってはならないと思った。現時点で勝てる投資というものは、①自分の投資ルールを守る ②運用をシンプルにする ③不用意な売買はしない(これは①、②にも通じるがタックスヘブンに住んでいない限りキャピタルゲイン課税があるので税率をこえてアウトパフォームするのは至難の業)④機関投資家と違い、キャッシュをパーキングできる強みを活かす(長期投資)が原理原則かな、という印象だ。またビジネスの最前線で未来を描き、具現化する仕事を日常としていると、自然と未来に必要とされる技術、それを持っている企業の情報は入って来る点、世界の殆どの都市で仕事をしている経験(実際その場所を見て、何が起こっているか知っている)は投資の際には非常に有利に働く。また日本から出たことがない、世界に興味や関心のない人が投資で勝つことは難しいだろう。3月以降の投資指針も確定したので、明日からまた個人投資家ライフを楽しもうと思う。

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