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ロードバイクの魅力とは

5年前ぐらいにシンガポールで初めてロードバイク(厳密に言うと私の自転車はオフロードとオンロードに対応できるシクロと呼ばれておりロードバイクと比較すると2Kg重くて合計重量約8kg)を買ったのだが、それからずっと続けており趣味と呼んでいいぐらいにはなっていると思う。当時は自転車に装着するガジェットやパーツをショップで眺めたり、色々買い足したりしていたが、今ではやっぱりシンプルリッチが良いと思うようになり、あまりコテコテな装備をしていない。100Kmぐらい普通に走る今となっても、実はサイクルシューズを持っていない。

本題に戻るが、「ロードバイクの魅力」とは何か、まず自転車と健康な体があれば100kmぐらいは軽く走れてしまうこと。自動車で 100kmドライブというと結構距離があると感じるかもしれないが、同じ距離を自転車で走れてしまうのがロードバイクの魅力だ。信じられないかもしれないがロードバイクは想像を絶する軽さで、ギアを適切に選ぶと軽快にペダリングが出来てしまうので時速20~35kmぐらいは出る乗り物。燃料はあなたの体だから何処まででも行けてしまう、とてつもなく自由を感じることが出来るのがロードバイクの一番の魅了だと思う。

もう1つは燃費。先程お話したようにロードバイクを動かすのはあなた自身、ロードバイクではむしろエネルギー不足で体が動かなくならないようにエナジバーやドリンクを自転車を漕ぎながら補給していくのが当たり前のこと。ロードバイクを乗る人を観察してもらうと良くわかるのだが、みんな自転車をコントロールしながら食べ物を食べたり、飲んだりするのを器用にこなす。ちなみに今日、私は120㎞走ってきて3,276Kcal消費している。ダイエットしたいならマシンジムやジョギングで消耗するよりもロードバイクでひとっ走り綺麗な景色を眺めながら好きなものを好きなだけ食べても問題ないロードバイクはお勧めである。

もう1点、ソロでもチームでもいいところは時と場所を選ばないで思い立った時に走れるのもいい。コロナ禍という状況なのでソロライドをしている方々も増えていると思うが、のんびり友達を話をしながら走るのも最高だ。

最後に日本でも随分ロードバイクを楽しむ方々が増えた印象だが、元々は欧米のスポーツで紳士の嗜み、それ相応のステータスが求められるのがロードバイクであった。シンガポールでも欧米の駐在員がグループを作って早朝からライドを楽しみ、その後一杯やりながらビジネスの話をするというのがお決まりのパターンであった。日本のライダーもとても紳士な方々が多くマナーもしっかりしていて同じコースを走っていても嫌な思いをすることはない。

肝心のコストだが初心者が購入して楽しむのなら7万円~15万円ぐらいのモデルがいいと思う。好きなブランドがあるのなら、それはそれでいいが好きな色とか好きなデザインで選んでも十分というのが実際私が5年前に購入して今でも愛着を持ってライドを楽しめている実体験から言えること。

コンクリートジャングルに囲まれてタワマンの上層階から都市の夜景を眺める生活に価値観を見出すのも自由だし、自然に囲まれて生きることに価値観を見出す人もいる。ちょっと欲張ってその間を行き来するようなロードバイクのある生活というのも1度検討してみてはどうかと思う。あなたの街から100km進んだら全く別の景色が見られるわけだから。

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