【Discord】Groovyがサービス終了へ。音楽Botの今後は?
Discordの音楽Bot「Groovy」が2021年8月30日をもってサービス終了になることが公式サポートサーバー内でアナウンスされました。
サービス終了のお知らせと共に、これまでGroovyと歩んできたスタッフたちの想いがつづられていました。
Vergeによると、GoogleがGroovyへYouTubeの規約違反を理由に7日以内のサービス終了を要求していたようです。
ボイスチャットにいる仲間と一緒にYouTubeやSoundcloudの音楽を楽しめる音楽BotはDiscordと切っても切れない関係です。音楽BotがあるからDiscordを使おうと思った方もいるのではないでしょうか。
しかし、その機能は常にグレーな存在でした。YouTubeの規約ではサイトやアプリ外での動画再生が基本的にNGとなっています。広告を表示させない点に関してもよろこばしくない点であったのは否めません。
その証拠として2019年にはYouTubeやSoundcloudが有名音楽Botからのアクセスを拒否するという事件が複数回起き、多くの音楽が度々再生できなくなりました。あまりにも大規模だったために公式にもアナウンスされるほどでした。
このときはBot開発者たちの知恵によってなんとか難を逃れましたが、カウントダウンはゆっくりと進んでいたのかもしれません。
Groovyのサポートサーバーにはプレミアム機能の返金やオープンソースになるのかなどサービス終了に関する様々な質問が寄せられました。
「なぜGroovyが標的に?」という質問に対しては「GroovyだけがYouTubeからサービス終了を要求されたとは考えにくい。ただ私たちの発表が早かっただけだろう」と回答していました。
Vergeはさらに大手の音楽BotであるRythmに取材を行ったようですが、YouTubeから要求があったかどうかについて明確な回答は得られなかったとのことです。
また「今回の騒動はYouTube Togetherと関係あるの?」という質問も行われました。
YouTube Togetherとは画面共有を通じてメンバーと一緒にYouTubeを視聴できる機能のことです(現在はテスト段階)
これはBotの機能ではなくDiscord本体の機能なので、YouTube Togetherは公式の音楽Botと言うこともできるでしょう。いつから使えるようになっていたのか定かではありませんが、YouTubeが動き出す一つのきっかけだったのかもしれません。
スマホや家電でもそうですが、慣れ親しんだものが使えなくなるのは、それが時間の問題とわかっていてもなんとも言えない気分になります。そしてYouTube公認の機能であるYouTube Togetherがすばらしいものになることを祈るばかりです。
おすすめの音楽Botはこちら→ Rythm fredboat
解説は以上です
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