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【VALORANT】デスマッチ100時間やることを決意した話

概要

VALORANTのデスマッチ(以降デスマ)を100時間プレイすると決意するに至った過程を語ります。
長いですが、よろしければお付き合いください。
なお、VALORANTの攻略情報は特にないので、あしからず。

この記事を書いた人

おにぎり🍙という30代のおじさん。ツナマヨ派。
2023年3月頃からVALORANTを本格的にプレイ中。

FPS歴はPC版のRainbow Six Siege(以降R6S)が500時間ほど。ランクはブロンズ。
PS3のCall of Duty(以降COD)が20時間ほど。
それ以外はほぼ経験なしに等しい状態。

デスマ100時間を決意するまでの経緯

①VALORANTとの出会い編

実はVALORANT、少し触ったことがある。
長続きしなかった最大の理由は、ストッピング(撃つ前に立ち止まる技術)を用いないと照準が合っているのに弾がまっすぐ飛ばないという仕組み。
目と目が合った瞬間にすぐ殺されてしまい、頭柔らかすぎ!こんなワンパンゲーム向いてないわ、無理、と諦めていた。

頑張ってやってみようとして何度か挫折していた

かくしてR6Sをプレイしていたおにぎり🍙であったが、2022年あたりからR6Sで気になっていた問題が大きくなっていく。
プレイ人口が減少して日本人とマッチしない(正確には日本の人口は減りつつ、海外は増えるという状態)
ゲーム内では訳の分からない言語での罵詈雑言。分からないのだが、煽られているということは分かる。チームゲームなのにまともな連携が取れないといった状態に。そもそも日本語チャットが打てない。
じゃあフレンド作ってやればいいじゃんと言えばそうなのだが、そうしなかったのは今でも失敗だったと思う。

よく見ていたR6Sのプロの配信者(某有名配信者Kさん)も、気づけばプロシーンを引退してしまい、なんとなくゲームの衰退期を感じ始めていた。
他のゲームをやるのもいいかとも思ったが、そもそも他のオンラインゲームも色々やったうえで正直飽きてきていた。

そんな中、Twitchでとんでもない視聴者数を毎日のように叩き出しているFPSゲームを見つける。
そう、それがVALORANTである。
かくして、今度こそ真剣にストッピングと向き合おうと心に決め、移住を決意するのであった。


②Twitterでのフレンド探し編

R6Sでの反省を生かし、まずはフレンドを探すことにした。
普段から使い慣れているTwitterを使い、積極的にフレンドを見つけ、楽しくアンレートを回したりしていた。
実際やっていくうちに、奥深さや面白さを感じ取れて、上手くなったらもっと楽しいんだろうなと漠然と思うようになる。
そしてランクができるレベルになり、いざ振り分け戦を5戦やってみると、3つの大きな問題に直面することとなった。

  • 敵も味方も強すぎる
    自分はあまりにも下手糞なんだと強く実感する。
    ブロンズ2に振り分けられたが、味方運が良かっただけで、回せばアイアンになると間違いなく確信できた。

  • フレンドが若い子ばかりで、みな上達が早い
    Twitterで知り合った子達は実はみな10代~20代前半であった。
    おじさんの自分よりも吸収が早く、というか反応速度が速く、同じくらいに始めたはずなのに全然上達速度が違った。
    今の子達はこんな綺麗なFPSができる環境があって本当に羨ましい!とか思っていた。マジおじさん。

  • 一緒にコンペを回せない
    上達が早いので、振り分け戦でゴールドとかに配置される。
    つまり、フルパでないと回せないのでおじさんとは…となるわけ。
    まあ、そりゃそうだよね。自分が20歳くらいだったらそう思うもん。
    おじさんじゃなくてお姉さんだったら…。

誰しもが通る最大の壁、振り分け戦初戦


③大人discordサーバへの加入編

Twitterでのフレンド募集に失敗(?)し、別の方法を模索していたところ、そこそこの大人が集まるマンモスdiscordサーバを発見する。
これがおにぎり🍙にとって、運命の出会いとなる。

数日くらい一緒にブロンズ、シルバー、たまにゴールドくらいのレート帯でアンレートをプレイさせてもらっていたのだが、皆とても強く、同じブロンズの人も滅茶苦茶強かった。適正アイアンを実感した。
ふと気になって、discordサーバの色んな人に、FPS歴がどれくらいかというのを聞いてみた。
その結果、若い頃からFPSをプレイしている人が多いということが分かった。(サドンアタックや、AVA、カウンターストライクなど、歴史を感じる結果に)

とんでもない数のフレンドが増えることに

おにぎり🍙は、すぐにこう感じた。
吸収力が高い若い頃からFPSをプレイしているから基礎がある
マウス操作の練度が数百時間の自分とは大違いだ

一番活躍したい!みたいな欲は年齢と共に薄れているのだが、下手なままではゲームが面白くなる前にやめることになってしまうだろうし、練習しなければいけない、そう、強く危機感を感じた。

おじさんだから人の3倍やるとか物理で解決しなければ…!
と思ったのである。
そう、おじさんは根性でどうにかしようとしがちなのである。


④R6Sランクマッチ回想編

上手くなろうとしたら、コンペをひたすら回して反省改善していくのが間違いなく一番だろうと思った。
(余談だが、アンレートやらない派の気持ちも分かる。)
そうしてコンペを回そうと考えたのだが、ここでR6Sの最下層レートでの想い出が蘇る。

  • 強いスマーフを引いた方の勝ち
    強い人が1人いるだけでゲームが破壊される

  • 屈伸放置の人数が少ない方が有利
    屈伸放置とは、無操作による自動切断を回避するための下げランの手法で、しゃがみと起立をマクロか何かで繰り返させる行為。
    敵味方の中に1人とかじゃなくて、大体2人以上はいる状態であった。

  • 利敵行為の横行
    故意のフレンドリーファイアや、敵に向かってディフューザー(スパイク)の投げ捨て行為など。

  • 同窓会
    いつも同じメンバーが入れ替わってマッチするだけになる。

こんな環境で上手くなるはずがない!!

R6Sと比較すると圧倒的に人気で人口も多いとはいえ、所詮同じFPS、やはり最下層は概ね一緒だろうと思い、このまま回してアイアン1確定だったおにぎり🍙はコンペ回しを断念する。
どうやって練習するかが課題となっていた。


⑤トンデモセンシ発覚編

そんな数日後のある日のこと、プレイ中にこんなことを言われる。
disco鯖の人「おにぎり🍙さん、センシ高そうですね?」
おにぎり🍙「800dpiの2.0です
disco鯖の人「高っ!

説明しよう!800dpiの2.0とは、振り向き4cmである!

完全にあたおか

調べてみると、VALORANTでは振り向き4cmは異常者(ハイセンシの人ごめんなさい)らしくウルトラハイセンシみたいな呼び方をするらしい。
R6Sもこれでやってたわ。
完全に昔ながらのクソ小さいマウスパッドの弊害じゃんか。

ここまでのVALORANTの経験からこのゲームは頭を先に撃ちぬくゲームであると感じ取っていたおにぎり🍙は、ここで一つの答えにたどり着く。
自分より経験のある人が自分より圧倒的に大きな的に向かって撃つんだから、撃ち勝てる訳がない

おにぎり🍙は人生初のローセンシに最初の一歩を踏み出した。
(最終的に800dpiの0.33のロー寄りのミドルセンシに固定される。)


⑥練習方法検討編

ローセンシとは、肘を支点にマウスを大きく動かすことである。
PCを初めて触った頃から25年余り、手首でしかマウスを操作したことのなかったおにぎり🍙にとって、過酷な挑戦であった。
特に以下が原因でまともにゲームができなくなってしまった。

  • 後ろ振り向くのにマウスを5回くらい振る
    マウスパッドの一部しか使えていない

  • フリックが全くできない
    射撃場の中心から人3人分くらいのエリア内でしかマウスを振れない

  • リコイルできない
    マウスが振れないということはリコイル制御もできない

ここで挫折してもよかったのだが、逃げ先(R6S)が無い状況だったこともあり、少しは頑張ってみることにした。
毎日、射撃場にこもり続け、腕が痛くなるまでやった。
普通のゲームモードなぞやっていたら、味方に迷惑がかかり煽られるに違いない。
それでもサーバの人が誘ってくれたりしたので調子が良さそうな時に数戦やったが、当然フラグボトム付近になってしまう。
実戦をやってみた結果、以下をなんとかしないといけないと感じた。

  • 手首エイムの癖が残っている
    気づいたらいつものように手首でエイムしている。

  • 撃ち合いに勝てない
    3人分しか横に動かせない中で戦っているので激弱。

もう練習量でしか解決できない。
そう思った。

もはやゲーム内の家と化した場所


⑦100時間デスマ完遂Youtuberとの邂逅編

そんなある日、Youtubeで勉強するために色んな動画を見ていたところ、とある動画を発見する。

100時間デスマッチで修行した初心者、アンレートを破壊する
※ @aru9368 さん

この動画自体はスゲェ!ってなるよりは、どちらかというとエンタメ寄りの動画なのだが、根性でなんとかしがちなおじさんは、
「100時間デスマ」というキラキラワードにとても惹かれていた。

早速チャンネルを登録し、他の動画を見てみる。
0時間から100時間になるまでの比較動画はスゴかった。全然違った。
ふと、あることに気づく。
100時間デスマが終わったのが11月、アセンダント昇格戦の動画が2月…?

そう、3、4カ月でとんでもなくランクが上がっているのだ。
0時間目のガバガバなAIMからこうなるものなのか…?
もちろん、才能があるからなのだろう。
※どうやらつい最近イモータルになったようである。

デスマって超すげぇ

ここまで辿ってきた経験から、デスマ100時間をやると決めるまでは時間はかからなかった。
そして、自分をVALORANTから逃げられなくした。

  • マウスを購入

  • マウスパッドを購入

  • 240Hzモニタを購入

  • Twitterの自己紹介にデスマ100時間を目指すと記載

  • 機会があればdiscordサーバの人にデスマ100時間やると公言

VALORANTから逃げるな、VALORANTから逃げるな、VALORANTから逃げるな


かくして、
おにぎり🍙のデスマ100時間の長い旅が始まったのである…

あとがき

さらっと書くつもりが超大作になってしまいました。
特に得るものもないような謎コラムだと思いますが、ここまで読んでくれてりがとうございました。
100時間達成したらもう少し役に立ちそうな記事が書けると思います。
(執筆次点でデスマ80時間までプレイ済みです。)
それでは。

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