見出し画像

珈琲記念日

「ブラックも美味しいね」と私が思ったから、九月三日は珈琲記念日。


すみません、砂糖とミルクもらえますか?

わたくし、齢32歳。
お恥ずかしながら、コーヒーがブラックで飲めない さんじゅうにちゃい。

コーヒーが砂糖、ミルクなしで出てきた瞬間に絶望してしまい、一口目で「うへぇぇ・・・」ってなってしまいます。

そんな私が、本日!ついに!
ブラックでコーヒーをいただくことができました。

救世主:マホロバ珈琲堂さん

その現場がこちらのマホロバ珈琲堂さん。

大阪は枚方、長尾エリアにあるお店です。

お店を知ったきっかけ

我が家お気に入りの割烹料理屋さん(現在は北陸の方で営業されています)がありまして、相当数通っているのですが、そこでコース料理の最後に出てくるデザート&コーヒーのコーヒーがこちらのものでした。

きちんと「「マホロバ珈琲堂」さん(大阪府枚方市)のコーヒー豆を使用しています」と示しておられて、お名前だけは存じ上げていました。

いつか行ってみたいなぁと思いつつ、コーヒー通なわけでもなく、ましてやブラックも飲めない人間がなかなかお伺いする機会もなかったのですが、今日急遽予定が飛んでしまったところに、ふとその店名を思い出してお邪魔してきました。

ブラックコーヒーとの対決

可愛らしい内装といいコーヒーの香り

細い車道脇にちょこんとお店はありました。

お店の看板

店内に入るとめちゃくちゃいいコーヒーの香り。
奥の方で、実際にコーヒーをいただける形になっています。

コーヒー初心者、困惑

そりゃコーヒー豆にも色々種類があって、産地とか味わいとかそれぞれに特徴がある、くらいの知識はありますが、真剣に選んだことがありません。
説明書きを見てもあまりピンとこず。

こんなにコーヒーの種類あるのか!?

困惑していると、店員のお姉さんが特徴を説明してくれました。

「とにかく苦いのが苦手なので、飲みやすいやつを!」というリクエストに
「コスタリカ ナチュラルとかどうですか?フルーティーでブラック無理な方でもこれなら大丈夫っていう方もおられますよ」。

「じゃあ、それでお願いします」とオーダーした時点では、まだブラックで飲む気なんぞ正直ありませんでした。

ブラックコーヒー登場

コスタリカ ナチュラルの登場です。

コーヒー登場

「熱いと最初は苦いかもしれません。ブラック無理そうなら、ミルク持ってきますね」と店員さん。
心の中で「1口目だけブラックで試してみて、すぐ砂糖とミルクお願いすると思います」と私。

1口目。「やっぱ苦いじゃん!!!」

やはり32歳にはまだ早かったかと思いましたが、なんかこれまで飲んだブラックコーヒーとは違い、スッキリした味わいでした。
無理やり表すと、ジャリジャリしていない感じ。
「ギブアップするにはまだ早い」と脳みそが叫んでいます。

少し落ち着いてから2口目を試してみると、「あれ?美味しいかも?」

そのあとはもうスルスルと飲めてしまい、甘いウエハースをお供に気がついたらカップが空になっていました。

長年に渡るブラックコーヒーとの対決は、予期せずあっさりと決着を迎えました。
ごちそうさまでした。

お土産ください

あまりにも衝撃的だったので、義実家へのお土産に買って帰ることに。義両親はコーヒー好きなので、喜ぶかなと。

こちらも親切に店員さんが相談に乗ってくださり、タイプの違う2種類を購入させていただきました。

次に義実家に行く時に一緒に飲むのが楽しみです。


ブラックコーヒーとの戦いを制し、大人への階段をまた一歩登ってしまいました。

今回夫が注文していた水出しコーヒーの方も、まるで苦味のあるハーブティーのような味で衝撃的でしたし、他にも美味しそうなコーヒーがたくさんあったので、また近いうちにお邪魔したいなと思っています。

マホロバ珈琲堂さん、勝手に書いてしまってすみません。
美味しいコーヒーをありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?