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ジェネレーション・ギャップってほんと怖い!

高校を卒業して、もう6年がたつ。意外とそんなものかとも思うが、ずいぶんと長い時間を過ごしたように感じる。

わたしには、そんな昔の記憶の高校時代を、現在進行形で生きている妹がいる。年は8つ違っていて、次の4月でやっと高校2年生、いやJK2になる(古い?)。

そしてもう一人、大学生の妹もいる。おととい誕生日を迎えて、やっとハタチになった。

そしてわたしは、現在24歳。ずいぶんと大人だ。

今、ある危機感に直面している。それがまさに、ジェネレーション・ギャップというわけだ。

わたしは先週まで、祖母の家に行っていた。お葬式があったからだ。こういうときには、家族が集結する。当然、妹の2人も一緒で、さらに年上のいとこ達とも久しぶりに会った。6畳ほどのリビングを覆うこたつでも、案の定、満員になる。

昼ご飯を済ませると、大人たちが死亡手続きなどの大人な対応をしにキッチンのほうに行った。そのころ、わたしたち姉妹はというと、引き続きこたつにいた。親戚の中では子どもポジションに位置するわたしたちは、大人会議に混ざっても力になれることはないのだ。

人数が少なくなったこたつの中で、Instagramを開く。高校の同級生や大学時代のアルバイト先の同期などが、バースデーカラーとなるものをアップしていた。どうやら、自分の誕生日には色があるらしい。

「これ知ってる?」

スマホの画面を見せながら、妹(高校生)にきいてみる。

知ってるよ、と返事とともに、自分の誕生日カラーをみせてもらった。至極当然のことのように、色の名前が書いたスクリーンショットをみせられ、ドキッとしてしまった。

これが世にいう、ジェネレーション・ギャップだ…………。

もう20年くらい経ってから感じるものだと思っていたのに。
わたしに突き付けられた悲しい現実たるや。

さらに妹からは、「NASAのやつ、知ってる?」と追い打ちをかけられる。
知らない。まったく知らないぞ、なんだそれは。

詳しく聞いてみると、自分がうまれた日にNASAで撮った写真がみられるとのことだった。

ちなみに1995年6月16日より後の写真しかアーカイブされておらず、28歳になる従兄の分はなかった。またもや、ジェネレーションが立ちはだかる。

わたしは家族が集まる場は、ジェネレーションギャップを埋める絶好のチャンスと思うことにした。

教えを乞う姉ちゃん、なかなかイケてない?


参考までに。

・バースデーカラー

・NASA



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