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初めて自分でやってみた

この絵、黄色の四角が右側に傾斜しているように見えませんか?
ちょっと真ん中のイラストを左に傾けただけで、私の脳は騙されてしまいました。
いわゆる「錯視」と呼ばれるものですよね。ずっと凝視すると気持ち悪くなるかもしれないので注意してください☺️

☆ ☆ ☆

本題に入ります。
これまで、車のナンバープレートの交換というものは、車を買い替えた時にカー・ディーラーの手で実施してもらった以外の記憶はない。今回は引っ越しをしたということと他県ナンバーのままで嫌がらせを受けたくないなという気持ちもあり、じゃあ、自分で調べて「ナンバープレート交換」をしてみようと思い立った。今年の初めのことである。

基本的には、車の住所変更なので、そんなに大変じゃないだろうと高を括っていた。それが大間違いだった。。。

大体の手順は、次の通りなので大したステップではありません。通常、これらをディーラーなどに単独で依頼すると、必要印紙代込みで1-2万円の手数料が掛かるようなので私が動く時間を無視すればコストメリットはある。今回は、車庫証明発行手数料、住民票の手数料、指定ナンバー取得の料金だけを考えると約8000円で収まった。ナンバーを指定しなければさらに半分近くになる。350mlのビール24缶入りを3箱買う分に近い金額を節約できる。しかし、その分時間はかける必要があった。

1 車庫証明の取得
2 住民票の取得
3 希望するナンバーの予約 (なんでもよければ不要なステップです)
4 運輸局に車を持って行って手続きしてナンバープレート交換

まず最初に手をつけたのは、3の希望ナンバーの予約だった。専用のサイトがあり、最寄りの運輸局と連携してくれる。もしかすると、noteの中にも経験された方はたくさんいるのかも知れない。

このサイトで申し込みして、幸いにも私の希望番号は抽選対象外だったので、すんなり料金を支払って完了した。多少サイトの中が分かりづらい箇所はあったがそれでも完了した。運輸局に行って本当に希望ナンバーが出てくるのかなという不安がなかったわけではないが。

2の住民票に関しては、引っ越しをした際に取得しておいたものがあったのでそれを流用。そして、同時並行して車庫証明の取得に入った。これも恥ずかしながら自分でやるのは初めてだった。まず、マンションの管理組合に保管場所証明書を出してもらうのに2-3日かかった。それを持っていそいそと警察署に行き、車庫証明申請を窓口で実施した。その際、保管場所までの最寄りの駅からの地図が書いてないということで、急ぎ手書きで地図を書いた。「今時、地図を書かせるのか。グーグルMAPを印刷してくればよかった。いや、地図を書く必要ある?」と思っていたら、後ほど調査員が訪問して確認するために必要ですと説明された。「だったら、余計にグーグルMAPの方が正確なのに」と思ったが、素直にうなづいて帰った。今時、住所がわかるんだから訪問できるでしょと思うのは私だけだろうか。

車庫証明を申請した翌日、調査員らしき人が訪ねてきた。ピンポーン。
「調査員ですが、松浦さんで間違い無いですか」
「はい、間違いありません」
「分かりました。確認は終了です」

えっ、これだけ。インターホン越しで終了だった。それから2-3日後にできている車庫証明をもらいに警察署に直行。12時58分に窓口に到着し、車庫証明を取りに来た旨を伝えると、女性警察官は、13時になりましたらお呼びしますので、お待ちくださいとのこと。うっ、話している間に2分くらい過ぎるのにと思いながらも後ろを向いて待合の椅子に座った途端に、「松浦さーん」と呼ばれた。

とりあえず、ここまでで必要書類は揃えることができた。あとは陸運局に行って新しいナンバープレートをもらうだけ。

張り切って陸運局に行く。
しかし、どこから入るのかがわからない。わからずに階段を登ってみると、行政書士の事務所が沢山あった。どうも違う建物に入ったようだ。その時に、事務員らしき女性が出てきたので、聞いてみた。

「ナンバープレート交換に来たのですが場所ってわかりますか?」
「ご自身で手続きされるのですか?」
「そうなんです」
「でしたら、ここを出て左手の一番奥の建物の1Fに受付があります」
「ありがとうございます」

どうやら隣の建物に迷い込んだらしかった。教えてもらった通りにいくと、確かに受付があった。しかし、ここで受付をして、少なくとも5回ほど窓口を回ることになった。印紙を買う窓口や、予約していたナンバーを受け取る窓口、車検証記載の変更をする窓口などを行ったり来たり。しかも建物も違うのであっちこっちと回された。やっと、新しいナンバープレートをもらい、駐車場で、車についているナンバーを外し、あたら再ナンバーに交換した。この作業は特に問題なくスムーズに終了。そして、外したナンバープレートを返却する。その後、ナンバープレートの封印 (後ろのナンバープレートのネジの片方に被せてあるもの) をしてもらうために専用の場所に移動し、おじさんに封印をしてもらった。これで全て終了である。

こんなに大変なんだと終わってから思った。手数料を取られるはずだよねと納得した。

本当だったらワンストップサービスというものが使える。ナンバーを指定した際に各種手続きをネット上で実施できるプロセスがあるのだ。

しかし、私が使っているPCは、MAC PCである。このワンストップサービスは、残念ながらWindows以外はサポートがない。動けば儲け物のつもりでトライしたがやはりダメだった。結果、運輸局に行って紙の手続きをしなければならない羽目になってしまったのである。

世の中の仕組みの無駄を体験したような感じだった。
しかし、晴れて福岡ナンバーとなり、安心して運転できるようになった。
めでたし、めでたし。

だけど、もう、2度と自分でやろうとは思わない。はぁー


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