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ご報告とお知らせです。
先日音楽室DXウェブサイトおよび各SNSではお知らせしましたが、音楽室DXのシェフ 高井 愛(タカイチカ)が2024年1月23日に永眠いたしました。 故人への生前中のご厚誼には深く感謝申し上げます。
前身である渋谷音楽室時代、そしてあまり知られていない六本木にあったころの音楽室から20年に渡り独創性溢れる料理を作り続けてくれました。
2009年の4月に現在の場所で音楽室DXがオープンしてから15年近く。怪我や病気で不在の日、不在の期間などはありましたが治れば戻ってくるのが当たり前のことでした。
ただ今回に限ってはそれも叶わぬこととなりました。残念でなりません。
現在はフードの提供をストップしドリンクのみの提供となっております。
お客様、出演ミュージシャンの皆様には不自由、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
あまりにも急であまりにも想定外の出来事であり立て直しにお時間をいただくことになりますが、現時点でフード提供の再開は2月後半を予定しています。
看板シェフが不在となり、どういう対応をするのが正解なのかは様々なご意見もあるのは承知ですが当面は現在のスタッフで運営していきます。
新しいシェフを招き入れるという選択肢は今は考えておりません。
現在の心境としてはそれによって、一気にタカイがいたことが消えてしまうようで怖いからというのが偽らざるところです。
しかしタカイチカの作っていたメニューをそのまま全て再現するのも困難であることも事実です。よってフードメニューは一新することとなります。タカイチカの作るフードメニューのファンだった方には大変申し訳ございませんがご理解をいただきたいと思います。
開店以来、何度か大きなピンチや転機がありました。その中でも今回は最大のものであります。でも歩みをとめるわけにはいきません。
お店にいらしたときは厨房のほうを見てください。そしてタカイチカの料理を召し上がったことのある方はそれを思い出してください。そしてどうかそれを忘れないでください。それが彼女が生きた証になります。
この先何年も経って、タカイチカのフードメニューを知らない人が増えてきても「ここには以前こういうシェフがいたんですよ」と言い続けられるように音楽室DXを続けていきたいと思っております。
新しいフードメニューは現在考案・試作中です。
形になってきたらお知らせします。最初は手軽に提供できるもので品数も少ないところから始めることになります。そしてご意見を頂くことも多いかと思います。
これからもよい音楽を届ける場所であり続けたいと思います。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
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