Soul Music〜音楽ジャンル事典『説』〜
Soul Music(ソウルミュージック)
成り立ち
【発祥:1950年代後半, アメリカ合衆国】
ジャンル名について
Nelson George氏は、1956年にリリースされたRay Charles『Hallelujah I Love Her So』や1959年の『What' I Say』を例に挙げ、「そのサウンドはまだソウルとは呼ばれてなかった」(ネルソン・ジョージ著, 林田ひめじ訳『リズム&ブルースの死』早川書房, 1990, p.144-145)とした上で、「60年代の残りの数年間、(中略)R&Bは"ソウル"へと変身しつつあった」(同書, p.184)としている。
演奏について
Nelson George氏によると、ソウルミュージックは「ピアノ、女性コーラスの使い方、コール&リスポンスという形式(中略)などの点を見れば、敬虔なゴスペル」だとしている(同書, p.144-145)。
主題について
Nelson George氏は、「超越的な情熱とブルース特有の主題を結びつけ、精神的な事柄と性的なテーマを大胆に結合」することで、「快楽(物質的な満足)と喜悦(神聖な喜び)を同じようなものに感じさせた」と述べている(同書, p.145)。
プレイリスト
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