Old School Hip Hop〜音楽ジャンル辞典『説』〜

Old School Hip Hop(オールドスクール・ヒップホップ)

成り立ち

【発祥:1973年8月11日, アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区モーリスハイツ地区セジウィック通り1520番地(ウエストブロンクス)】

K-PRINCE氏とTUS-ONE氏は、「オールドスクールという時代に関していえばレコード上から得られる情報ではほぼ理解できない」と述べている。そして、その理由は「ヒップホップが誕生した73年から初めてのラップのレコードがリリースされる79年まで、ヒップホップは100%ブロック・パーティーと呼ばれる現場で行われていたからだ」という(ダースレイダー『ディスク・コレクション ヒップホップ』シンコーミュージック・エンタテイメント, 2010, p.36)。

サウンドについて

この項では、K-PRINCE氏とTUS-ONE氏のコラム『オールドスクール重要盤』(同書, p.36)を参照し、オールドスクール・ヒップホップのサウンドの変化を時系列に列挙する。

  • 1973年〜:ブレイクビーツ(ファンクなどのレコードを2枚使いしたDJによる演奏。ブロックパーティでは、そこにMCがライムをのせた。)

  • 1979年〜:ディスコラップ(バンドの生演奏の上でラップしたものを録音した楽曲。)

  • 1982年〜:エレクトロ(詳細はリンクへ。)

プレイリスト


起源となったジャンル


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