やっぱり音楽業界は遅れてる

NASCAR植野さんを応援するプロジェクトに参加させてもらって、楽しい反面、悲しい思いになったりもします。

どうして、音楽ではこういったコミュニティができないのだろうと。

たぶん、昔は事務所だったり、レーベルだったり、メディアがその役目を担っていたんだろうけれど、不況の音楽業界の現状では、みんな保身のためにしか動けていない。

だから、ファンがその役目を果たす時代が来ているわけだけれど、ミュージシャンとファンの関係って、独占欲が強くて、横の繋がりが生まれていかない。

多くの人が、隠れてミュージシャンと2人きりでコミュニケーション取りたかったりするんだよなぁ。
共有したほうが良い情報を、個別に連絡取ってこられるのは、とても厄介だ。

昨年まで、アイドルのサポートをさせてもらっていて、アイドル業界をいろいろ学ばせてもらったのだけれど、ファン同士、横の繋がりでアイドルを支えていて、こっちのほうがこれからの時代に合った動きをしているなぁと感じた。

こうやって、noteからはじまり、VALUも活用しだしているのだけれど、やっぱり環境なんだなぁ、と思う。

Twitterよりもnoteのほうがその可能性は高いし、VALUのほうがさらにその可能性は高い。
逆にいえば、既存のファンはそっちには流れてこない。

特にVALUをやっていると、VALUERやコミュニケーションを取ってくれる方は、いわゆる今までのファンとは違う層なのだけれど、あぁ、こういう人達をファンにしていかないとミュージシャンに未来はないだろうな、と感じる。