死に場所を探しに、旅に出た。
って、とある高校生のブログをたまたま読んでしまって、そういやオレも同じようなことあったなぁ、と今noteを書いている。
20歳くらいだったかなぁ、北海道から東京出てきて、いろいろあって、うつ病になって、人生に絶望してて。
まぁ、そういう時ってのは、「生きるか?死ぬか?」じゃなくて、「どうやって死ぬか?」ってふうに考えちゃったりするわけ。
そいで、実家に帰ったタイミングで親の車を借りて、北海道一周旅行に2,3週間旅立ったわけ。
まさに、「死に場所を探すために」。
で、実際に旅に出ると、2,3日くらいしたら死にたい気持ちもなくなっちゃって、2,3週間北海道を楽しんで、元気になって東京に帰っていった僕がいた。
「無人島に行けば、うつ病なんて治る」と、何回か言っているけれど、自分の経験も踏まえて、本当にその通りだと思う。
旅っていうのは良いもので、まず、自然に触れたほうがいい。
そして、普段の環境では出会えない人に出会うといい。
このふたつだけ。
「自分の理解を超えたモノやヒトがいるんだ」
って、ことにさえ気づけばいい。
都会にいると、なんでも自分の力でコントロールできる気になってしまう。
だから、自分の力でコントロールできないことがあると、「自分はダメだ」と責めてしまう。
「5分後、自分が何を考えているか?」
すら、当てることはできないのだから、そもそも、自分すらコントロールできないのだ。
好きな人に振られたら、半年、1年憂鬱なのは当たり前のことだし、いやな仕事なら3時間でも気が滅入る。
当たり前のことを、当たり前じゃないといい、
当たり前じゃないことを、当たり前だという社会から、
ちょっと離れて、暮らしてみればいい。
ただ、それだけのこと。
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