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人生って、映画みたい

映画っていいよね。

映画を見ていると、あたかも自分がその世界にいるような気分になる。




人の人生は一度きりで、始まったが最後、死ぬまでずっと「人生」という映画がワンカットで流れ続けているようなものだ。


その「人生」の中で出会う様々な映画は、言ってみれば劇中劇みたいなものである。


自分の「人生」からは逃れられない。


でも、映画を見ると、あたかも自分の「人生」から開放されて、その中の世界の住人になったような気になれる。


そして映画を見終わった後、自分の「人生」に戻ってからふと映画の中の人たちについて考えることがある。



きっと彼らの人生もまた続いていくのだろうなと。


映画というのは約2時間程度の短い時間に、端的にわかりやすく、誰かの人生のエピソードを切り取った記録である。


だから、映画が始まる前と、終わった後にも、きっとその人たちの物語は続いていくのだと思う。


映画というのは監督やスタッフ、脚本家や出演する役者など、多くの人の手によって作られている。


その人たちが血も滲む思いで、丹精込めて作った世界の中に、彼らの「人生」が続いていく。


だから映画の中の人たちにとって、神様とか創造主とかいう存在ってのは、きっとそれら制作に関わったすべての人のことなんだろうなと思う。



そう考えると、自分の「人生」を生み出した神様ってのも、実は膨大な人数がいるんじゃないかと思うのだ。



どれだけ多くの神様が、血の滲む思いで自分の人生を作ってくれたかなんて、想像もつかないけど、自分の人生の価値を、そんな風な視点で考えてみると、もっと自分を大切にしなくちゃなと思えてくる。




映画はヒットするものもあれば、コケるものもある。ただそれは公開された後にしかわからない結果だ。



自分の人生は、まだ絶賛公開中だ。



終わってから「あー、俺の人生、コケたな」って思うかもしれないけど、逆に歴代興行収入No.1を取る可能性だって秘めているのだ。

だから人生楽しく生きよう。きっと観ている観客も喜んでくれるはずだから。





そんなことを思う、今日この頃だった。

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