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頼み上手になる

私は仕事が遅い。

その理由には、考えすぎて動けないことや、一つの仕事をしている最中に他のことが気になってしまって別の仕事に手を出してしまうことが挙げられる。

しかし最近気づいた仕事が遅い理由No.1はコレ。

「人に頼むのが下手」


業務には自分にしかできないことと、誰がやってもいいことがある。


今やっている仕事で、自分にしかできないことは、個人情報を扱う仕事や、行政(市)への提出書類など。


誰がやってもいいことは、部屋の掃除や、室内の整理整頓、ごみのまとめ、掲示物の貼り替え、子どもが使うものの記名や、掲示物の作成など。


誰がやってもいいことを挙げだしたら、けっこうたくさんあることに気がついた。


それなのに私は、誰がやってもいいことまで自分一人でやろうとしてしまって、本来自分がすべき仕事が遅れて…仕事が遅くなっている。


昨日、思い切って人に頼んでみた。

今まで人に頼めなかったのは、
「それくらい自分でやればいいやん」
「雑用ばかりさせられる」
と思われないだろうかと、頼む前から責められること前提でいたから。


でも、お願いしてみたら、快い返事とともに、テキパキと仕事をこなしてくださった。


しかも、自分でやるよりもいい。


何がいいかって、自分でやるよりも丁寧だし、アイディアも面白い。


例えば、子どもが使うカードへの記名を頼んだところ、子どもが見て癒されそうな優しくて丸い字で書いてくださった方がいた。


私は字を綺麗に書くことはできるが、カチッとしすぎて固い字体になる。

硬筆展だったら良い評価を受けるだろう。


でも、子どもが使うもので考えたら、学校の先生が書くような美しく固い字よりも、優しくて温かい字の方がいい。


他にも、部屋の飾りとして、5月の新緑をイメージした木の作成を頼んだところ、折り紙を使って立体的な葉っぱを作ってくださった方がいた。


私のイメージでは、画用紙を葉っぱの形に切って貼る、それだけだった。


それを、
「葉っぱ作ってもらっていいですか?折り紙でも画用紙でも、何を使ってもらってもいいので!」
と一言頼んだだけで、生き生きとした葉っぱを作ってくださった。


そっか、人によってイメージが違うからこそ生まれるものがあるんだ。


人に頼んだ方が良いことだらけじゃないか。


もちろん、頼んだ後に感謝の気持ちを伝えることも忘れてはいけない。


言葉にして「ありがとうございます」と伝える。

そして、お世辞を言うわけではないけれど、「ここがこんな風に良い!○○さんに頼んでよかった!」と具体的に伝えることも大事だと思う。




頼み上手になって、仕事を少しでも早くこなせるようになること。

仕事が早くなればその分、できることがもっと増えると思う。


*今日のまとめ*

☆仕事の選別(自分にしかできない?誰がやってもいい?)
☆思い切って、人に頼む
☆頼んだ人の良いところを見つける
☆お礼と共に良さを伝える


まだまだこれからだけど、がんばるぞ~。

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