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あたたかさとおばけ


日に日に寒さが増して
最近はおばけのようにブランケットを被って
寝室から出るようになった。


あたたかさって幸せだ。


秋の間、お化けのような抜け殻のような
空っぽになっていた私を支えてくれたのも
あたたかさだった。

まだ不調がではじめる前から
心配して気にかけて回復するまで
支えてくれたのは夫だった。

不調がではじめてから
どうしたらいいかわからない。と
弱音をはいた私に会いに来てくれたのは
遠方に住んでいる親友だった。

夫と親友はあまり性格は似ていないけれど...


「あなたを大切にしてくれる人のことだけ
大切にしたらいいんだよ。」

と偶然にも同じ言葉をかけてくれたのが
嬉しくて、なんだかおかしくて
あたたかくて救われた。



「君の事を本当に理解してくれている
素敵な友達だね」と夫には言われたし

「本当あんたを理解してくれてる旦那さんじゃん!!」と笑いながら親友には言われた。

本当にその通りだと思う。

一番近くで見守ってくれる親友みたいな夫。

連絡もあんまり取り合わないけど
家族みたいな親友。

私には少なくとも世界に二人
最高の理解者がいる。
それってすごく力強い。


空っぽでおばけのようになっていた私だけど...

少しずつ、でも前よりは遥かに
自分の気持ちに正直に大切なものを大切にして生きれている気がする。



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