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令和哲学的観点から観るレ・ミゼラブル:時代編

こんにちは!      

(2021年8月10日追記あり)

地球を舞台に人類80億総ミュージカル制作。レ・ミゼラブルを超えるJapan Mission Musicalプロデューサーおりょうです
令和哲学大好き/心感覚アンバサダー/ジ―ニマミスト


今回は令和哲学的観点で観るミュージカル解析✨へのチャレンジです。

はじめてレポートする作品は
ミュージカルと言えば、これ、という方も多いはず。
言わずと知れた名作
レ・ミゼラブルです

(※今回の解析は大枠を書くことで精いっぱいになってしまったので、もっとストーリーや内容の解析もまた書きたいです)

『レ・ミゼラブル』 は、ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作としたミュージカルである。 1980年に上演された同名ミュージカルを改訂する形で、1985年10月28日、ロンドンで初演されたミュージカルを指す。 日欧米でレミゼ、と略されることがある。wikipediaより

はい。ということで。行ってきました2021年版💕
、、、、現在、福岡博多座で公演中。
博多までは流石に行けないけど、ほんとに何度でも観たいなーと夢みちゃう。

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歴史ある劇場に足を運ぶだけでも
胸がドキドキワクワク💓

2021年版レ・ミゼラブル。

ちなみに私が観劇したときの、配役はこちら✨

福井バルジャンが見たかったのでこの回を選びました。
(・・・2021年版には昆ちゃんがいなくて・・・悲しすぎたけど、屋比久エポもめっちゃ良かった、、、)

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レミゼのキャスティングについてはネットでもいろいろ書かれてますけど、やっぱりキャストの成長も一個の魅力だと思うのです。

ここのとこについても、令和哲学観点も入れて書きますと、模様形を固定してみないことが令和哲学の基本です。「目で見ちゃだめ!」というフレーズが令和哲学ではおなじみですが、目で見ちゃうと固定が当たり前なんですよね。
でも、真実は固定しているものはひとつもないし、そして、自分の観ている画面と同じ画面を一分一秒たりとも見ている人はいないのです。

だから、一つの作品、一人のキャストについてもいろんな意見があって当たり前だし、だけど、その意見は絶対ではないのです。
すべては変化するものなので、その変化をどう楽しむか。
固定ではなく、変化を基準にすること
レミゼのストーリーでも、まさに主人公ジャン・バルジャンやジャベールの変化や成長は、大事な肝になっていますよね。
こういった長く続く舞台は、キャストの成長を見守れることも大きな価値のひとつだと思います。

そして、レ・ミゼの歴史について、日本では1987年が初演なので・・・34年も続いている!?と思うと凄いですねー34歳ですって。、

(私と大して変わらない歳だよ、、、レミゼ後のスタバで浸ってる写真だよ。マスクすると感動中の表情が全く見えないね)

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そして、いまや世界各国の言葉に訳されてるミュージカルですが、オリジナル公演がパリで講演されましたが、こちらはストーリーをよく知っているフランス人向けのもの。改訂版としてロンドンで講演された『レ・ミゼラブル』が皆さんがよく知っているミュージカルとなります。そして、イギリス、アメリカという英語圏以外で訳された最初の公演は日本だったのです。

そして、昨年は多くの劇場がコロナパンデミックによって閉鎖され、レ・ミゼラブルも、その波にのまれ、目にすることが出来なくなっていましたが、この不朽の名作を再び世界で最初に観劇できる場所になったのも日本でした。

日本は、パンデミックといっても、世界と比べたら緩やかなパンデミックでした。緊急事態宣言が出て、完全に封鎖された時期は世界の中でも短く、その後、多くの劇場は、規模を小さくしたり、対策をしっかり、とりながら、観劇をすることができました。とはいっても、封鎖されて、再開されてといつ何があるかわからない状況で、日々ストレスの多い生活であることは間違いありません。

34年前の日本は高度成長期は終わっているものの、安定成長期と呼ばれる時代で、世界の中でもとても好印象の国でしたし、西洋でヒットしたものは日本に流れてくる道があったと思います
そして、日本人の勤勉さが功を奏して、日本版『レ・ミゼラブル』も大成功へ導き、こうして今でも人気のミュージカルとして続いているんでしょうし、今もパンデミックにも負けないで観劇できるのは、観客が礼儀正しく観劇し、感染症対策のルールを守って行動されているので、クラスターを発生させることのない状態にあるんだなと思っています。

東京オリンピックもコロナパンデミックの中でも無事に開催し、世界に感動を与えましたね。
国内だけをみたら感染者数が増えて不安になった方ももちろん多いとはわかっていますが、世界規模でみたときに、オリンピック開催ができたのは、日本だから。他の国では無理だったという観方が一般的なのではないでしょうか。
日本が損をしながら、世界中に感動と、コロナパンデミックの疲れを癒すTV中継を届けられたことは、本当に感謝されることだと思います。
ほんと、よかったし、宝塚歌劇団が閉会式にでてきたのも、素晴らしい演出でしたね・・・♡

さて、レ・ミゼラブルに関しては、本当にたくさんの感情と出会える作品であるし、素晴らしい俳優さんたちや、素晴らしい楽曲の話などなど、どんだけでも、書こうと思えば書きたいことが溢れてくるのですが、
やはり、令和哲学的観点として、また、令和哲学から観た観点でないとなかなか書けないであろう角度として、まずは『宗教』について書きたいと思います。

はずかしながら(いや、しかし、多くの日本人はわたしと同じような現在地かもしれない)と思いながら書きますが、はじめてこのストーリーをみた(10年くらい前?)ときには、宗教色など、わたしの意識には残りませんでした。無意識で排除してましたし、そこに観点が向かないのが多くの日本人なのかもしれません・・・

わたしみたいに、この作品の根っこにある教会勢力に気が付かない人もいる・・・のですが、レ・ミゼラブルは、本来は物凄くキリスト教色の強い作品です。(注、令和哲学学んでなくてもわかる人はわかるところですが)

取り上げている時代は、フランス革命から少し後の時代ではありますが、何度も、何度も市民が立ち上がって動乱を起こしていたころ。
苦しい生活の中で、人々の拠り所は、聖人も罪人も、神様しかなかったのですね。

ジャン・バルジャンも、ジャベールといった主要人物から囚人、労働者、アンサンブルの皆さん「神様」を拠り所に人生が構築されてます。

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令和哲学創始者であり、21世紀の悟り人noh氏が言う言葉で「個人の人生は、歴史の川水に流される」ということを、聞いたことがあります。
ジャン・バルジャンの人生をメインに様々な人々の人生模様が描かれた、壮絶なストーリーを描くレ・ミゼラブルですが、時代背景にあるのは、1789年から1833年の44年間のフランス。

ナポレオン王朝がおわったあと、フランス革命という大きな渦ののち、いきなり安定したわけではなく、いろんな出来事があって、今に繋がっているわけです。

レミゼラブル は「悲惨な人々」「哀れな人々」という意味であり、
日本では、『あぁ無情、』というタイトルに原作が訳されていますが、だれがではなく、この時代の人々の多くは本当にどの人も苦しみ、悲しみ、大変な状況だったのでしょう。どのキャラクターも、悲惨な人ばかりなのです。苦しみを経験していない人など誰一人出てこないのがレミゼの世界です。
なぜならば、その時代が苦しい時代だったからと言えるのです。
レミゼの中だけでなく、レミゼをきっかけてに歴史について調べてみたり、キリスト教について調べてみると、より深く作品と出会えます。(私はいつもこういったミュージカルをみたあとは、関連する時代を調べたり地域を調べたり、関連項目への興味が湧いてきます。)

私たちは、自分が生まれた時代背景を当たり前の土台にして、ついついストーリーと出会いやすいですし、
その時代の海のうえでのストーリーであることと出会ったときに、みえてくるものがあります。


私たち人類は、科学技術を発明したことで、農業文明から物質文明へと進化を遂げました。
そのときに起こったひずみは大きく、たくさんの人類の涙が流れました。
身体を傷つける痛みを伴いました。

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そして、わたしたちだって、王様のようになるんだ!という反骨精神によって立ち上がったのが、フランス革命でもあると思います。
上の図の一個目の箱からに二個目の箱へ移動させた時代です。
フランス革命だけでなく、その前後もたくさんの血と涙がながれました。

そのときと同じように、今の時代は、AIによって、人間の尊厳が奪われていく心が涙を流していく時代に突入していきます。
時代は繰り返します。
人々が立ち上がり、新しい時代を切り開こうとする。
レミゼの世界はわかりやすく、貧困や戦いを描かれているので今とオーバーラップするといってもピンとこない方も多いとは思いますが、
人々の心が限界を迎えているという意味でオーバーラップするといえます。

日本は原子爆弾二つ落とされても落としたアメリカを恨まず、テロ一件も起こしていません。
日本人からしたら、それが当たり前に思うところですが、世界からみたら、すごく心の広い国です。
ここまで和解を優先し、実践行動した国はほかにはありません。
日本だけが戦争ではなく、和で世界をひとつにできるポテンシャルがあるといえます。

新しい革命が現代の日本から起こる時がきています。心で立ち上がるときです。
尊厳で立ち上がるのです。

コロナパンデミックの今こそ。またAIや人工知能の発達、情報過多が襲ってくる今の時代こそ。
世界を心の安心安全、平和に導けるのは日本です。
日本の本当の力を、発揮するとき。
今の時代はそんな時代なのだと理解したうえで、ここのミュージカルを観ると自分とも繋がってますます没頭して、ミュージカルの世界を楽しめます。

涙ばかりが溢れるこの舞台。

悲しみを原動力に革命をする時代は終わりにして、
日本から起こす革命は、感動、感激、感嘆、感謝を原動力に。

具体的には、新しいゲーム産業ができています。
わくわくで立ち上がるのです。

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新しい時代の産業として
知のワールドカップ」というゲーム産業が日本から

生まれてるということです。
尊厳で。心で生きる時代を創りましょう!



令和哲学的観点でのレミゼラブル レポート
まだまだ書きたいことたくさん。
その2を書けたらいいなと思いますが、どうなることやら。。

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令和哲学についてはこちら平日毎晩オンライン開催中の令和哲学カフェHPからどうぞ。

#レ・ミゼラブル
#令和哲学
#令和哲学的観点レポート

参考:https://www.tohostage.com/lesmiserables/

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