故郷恋歌
大好きだった懐かしい歌を聴くと
あの時の空気の匂いや湿度、
空の色まで思い出す。
自然と涙が溢れたりするのは、
懐かしいだけではないのだろうか。
あの頃の私に問いかける。
後悔はしたところで戻れるわけでもない。
きっとこの道しかなかったのだろうと
理解しながらも、思いは逡巡する。
人間はつくづく考えすぎる生き物で
今日明日を生き抜くことを考えることの方が
よほどしんどいのに
過去にまでわざわざ苦しみに行ってしまう。
そんな時、音楽は
思い出させておいて
時に胸をえぐっておいて
どこまでも心の深い部分を撫でてくれて、
本当の自分と向き合う時間を与えてくれる。
音楽の力はとてつもない。
私にそんな歌が書けるかわからないけれど
書きたいんだ。
一緒に笑えるような音楽もいいし
同じように苦しむ人の心を撫でてあげたい。
まだまだ旅の途中。
さて、先を急ごう。
故郷恋歌
𝗐𝗈𝗋𝖽𝗌 & 𝗆𝗎𝗌𝗂𝖼 : 𝖮𝖭𝖤 𝖲𝖮𝖭𝖦 𝖪𝖺𝗈𝗋𝗒
嗚呼もしも 戻れるのなら
この道は選ばないだろうか
この空があの街の美しい景色を彩るとき
石山、三井寺、疏水に香る
唐崎の松は花より美しく
私に帰る場所があるとしたら
キミのおもかげ キミの笑顔
嗚呼もしも 生まれなければ
この歌は歌えなかったのだろう
この山を登った先は
焦がれた景色に会えるだろうか
神楽坂、吉祥寺、池袋
鎌倉街道と甲州街道
私に誇れるものがあるとしたら
あなたに逢えたこと
ここで歌ってること
嗚呼もしも戻れたとしても
この道を歩いてきただろう
この山を登った先に
美しい眺望を手にするだろう
石山、三井寺、疏水に香る
五月雨に霞みはしない瀬田の橋
私に帰る場所があるとしても
キミのおもかげ、胸に抱いて
二曲目タイムスタンプあるので
ぜひ聴いてください✨✨
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