1.02 Weekly Report Vol.621
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１．DELTA の目線 ～2024年前半戦12球団打順診断～
「打順をいかに組むか」は野球ファンの間で常に議論の的となる。ただセイバーメトリクスの研究によると、打順は試合の勝敗にそこまで大きな影響を与えないことがわかってきている。選手をどう並べるかより、どの選手を出すかのほうが勝敗に大きな影響を及ぼすようだ。とはいえ当然であるが打順の影響がまったくないわけではない。そしてその小さい影響であったとしても打順の決定は、首脳陣の重要な仕事だ。
セイバーメトリクスの観点からは、1・2・4番に強力な打者を配置する打順のセオリーが知られている。ただ今回はそこまで深い細かい話はしない。セオリーの観点から重要な、優れた打者にどれだけ多くの打席を回せているかという視点で、12球団の前半戦の打順の組み方をおさらいしていく。検証に使うデータは wRC+。リーグ平均を100とした場合の総合的な攻撃力を表す。
wRC+とは
セ・リーグ
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