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【キングダム】汗明軍まとめ [至強・楚の巨人・漢の中の漢]【楚軍】

無敗を誇った楚の巨人と尖兵。至強の軍団 汗明軍をまとめていきます。

中華統一の野心を露わにした秦を滅ぼすため列国が共闘して秦へと侵攻した合従軍。その中でも最大戦力と目され警戒されていた汗明軍。彼らの堂々たる戦いぶりと特異な存在感は未だに多くの人々の脳裏に焼き付いています。

汗明軍の構成

楚と国境を接する五カ国に連戦連勝しており、秦との戦歴では旧六将 王齕軍を撃退する武威を有する。

合従軍では圧倒的兵数で蒙武軍を苦しめましたが汗明が蒙武に討たれ、その後の蒙武の猛攻で半壊に陥りました。
副将をはじめ半数の兵は生存しており今後の楚との対戦では戦力として残党軍が登場してくるかもしれませんね。


汗明【大将軍】

大将を務めるのは楚軍第二将にして「楚の巨人」と謳われる汗明。
彼は軍師並みの分析力を持ちながらも、自軍の軍師の提言を容れる器量も併せ持ち、現場で的確な指示を出していたことから将としての能力の高さが伺えます。

欠点を挙げるとするならば汗明は自らを至強と自負しており、武力自慢の敵将を静観することが出来ず一騎打ちにのめり込みすぎるという点ですね。

そんな汗明を支えるのは三人の幹部たちです。
貝満と剛摩諸は将軍ながら軍師も兼任しており戦局を分析して汗明に献策を行う一方で、必要があれば自身の配下と共に前線へ赴き敵軍を蹴散らす猛将へと姿を変えます。

もう一人の軍師 仁凹は大きな扇を携えた仙人のような見た目の老人で今のところ目立った活躍はありませんね。
呂氏四柱の蔡沢や廉頗四天王の玄峰がいたように、勢いがありすぎる苛烈な偉人には落ち着きのあるお目付け役が一人側にいるくらいが丁度いいのかも。

戦い方と強み

隊員の全てを蒙武並みの巨漢で構成した巨暴大騎兵団を筆頭に汗明兵は身体の大きい者が多く、彼らの存在は戦場に在るだけで敵の士気を奪う脅威となります。真っ向勝負となれば中華でも抜きん出ていることは間違いないでしょう。

そんな精兵たちを最大限まで引き出すのが、軍師兼将軍の貝満と剛摩諸の存在ですね。彼らは前線に出れば矛を振るって敵兵を薙ぎ払う猛者と化す一方で、並行して戦況を見極め率いる部隊を臨機応変に指揮して戦います。
最前線の部隊が常に軍略に沿った動きができるというのは軍師兼将軍の存在の強みですね。



さらに限界以上に兵たちの力を引き出すのが汗明の檄です。
汗明は戦の随所で檄を多用し兵を鼓舞することを好み、その声は大地を震わせ周囲の戦場に届くほど
汗明軍はどこで戦っていようと檄を聞くことができるため汗明軍全体の士気を高揚させています。
「汗明のつわもの達」など大仰で卓越した言い回しが誇り高い楚人の自尊人に響き、爆発的に士気を高めています。


楚国内での立ち位置

什虎四将からも強さを認められており、合従軍の総大将を任命されているので高い評価と信頼を置かれていますが、敗戦後に項燕大将軍や亡命してきた廉頗を出していればと、出し惜しみを悔やまれていたため楚国最強という認識にまでは至っていなかったようですね。

現在、楚軍は〝現〟楚軍第二将にして楚軍総司令の媧燐の手により改革されています。今後登場が予想される新生楚軍ですが、臨武君や汗明の性分とは相反する彼女の軍に汗明軍残党の姿があるとは考えにくいです。


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