TANOSIKATTA KAMITSUBAKI FES’23!

自分は日本のどこかに住むいたって普通の社会人。
そんな自分が3月30日に体験したお祭りについて記す。


KAMITSUBAKI FES’23 とは

 KAMITSUBAKI FES’23(以下 神椿Fes'23)とは、KAMITSUBAKI STUDIOSINSEKAI STUDIO、それぞれに所属するアーティストが集い 2 日間にわたって開催されたライブのことである。この神椿Fes’23 ではバーチャルとリアル双方のアーティストが参加しており、他のライブ等とは一味違った雰囲気を楽しむことができる。有観客での開催であったが配信もされた。

KAMITSUBAKI FES’23 Day1 !

 Day1 の Opening Act は CIEL、Main Act は花譜春猿火ヰ世界情緒幸祜、そして W.V.P 5人の音楽的同位体である可不、羽累、星界、狐子、裏命も参加した。披露されたどの楽曲も素晴らしかったのだが、特に印象に残った数曲について記述する。

CIEL「窓を開けて

 Opening Act である CIEL の歌唱により、開催の窓が開かれたように感じた。2曲のみの歌唱となったがどちらも素晴らしかった。今後さらにライブで歌声が聴けることを楽しみにしている。

春猿火「百花繚乱

 Main Act 一人目は春猿火。百花繚乱は 1st ONE-MAN LIVE シャーマニズムで披露されたときの記憶がよみがえる。ラップシンガーである春猿火の歌声と表現力が最も生きている楽曲であるように感じている。また、バーチャルならではの演出も美しかった。

幸祜「ミラージュコード

 Main Act 二人目は幸祜。ミラージュコードは歌や歌唱はもちろん、MV のダンスのかっこよさが目立つ。幸祜の楽曲はダンスの振り付けが激しく聞いてよし見てよしのテンション上昇間違いなしだ。幸祜は会場を一体化させるのがとてもうまく、今回の神椿Fes’23ではミラージュコードの最後、ペンライトを回していたが会場の一体感はすさまじかった。

ヰ世界情緒「かたちなきもの

 Main Act 三人目はヰ世界情緒。作詞にヰ世界情緒も参加したこの曲。普段のダークな雰囲気も残しつつ”ヰ世界情緒らしさ” が前面に出ている。創作活動も行っている彼女の創作に対する思い、そして曲を聴く人に対する気持ちを感じることができる。

花譜「邂逅

 最後の Main Act はライブでの歌唱は初めてとなるこの曲。カンザキイオリが花譜に書き下ろした楽曲で、カンザキイオリ自身のことを書いたという。花譜の楽曲はほぼすべてをカンザキイオリが書き下ろしているが、その中でも特にカンザキイオリを感じることができる。また、花譜の歌声に普段以上に感情がこもっていたように感じた。

DISCOTHEQUE

 不可解参(狂)から始まった DISCOTHEQUE。様々なアーティストたちの楽曲が組み合わさってテンションぶち上げ間違いなしだった。自分的にお気に入りは「命に嫌われている RAP VERSION」。

V.I.P「Penumbra」

 まさかの音楽的同位体5人のグループ結成。さらに新曲の Penumbra を発表。まったく予想できないことをしてくるさすが P さん。後日 MV も公開されるとのことなのでそちらも楽しみにしている。

V.W.P「玩具」

 理芽が語学留学中で不在ということで裏命が代わりにポジションを引き継ぐ。V.W.P の 1st ONE-MAN LIVE 「現象」で初披露されたこの曲。かっこよすぎる。理芽が不在のため聴けないと思っていたが、また聴くことができてとてもうれしかった。今度は5人そろった玩具を聴いてみたい。

V.W.P × V.I.P「定命」

 合計9人での歌唱により、声の重なりがとても心地よかった。この曲も現象で初披露された楽曲。声出し解禁によって以前よりもさらに盛り上がり、そして配信で視聴していた自分の、そして会場の空気が熱く燃えるのを感じた。神椿Fes'23 を締めくくるにふさわしい楽曲だった。

KAMITSUBAKI Fes’23 Day1 を終えて

Day1 終始楽しませてもらいました

 盛り上がるような曲、寂しくなるような曲、ほんとに様々なジャンルの曲を聴くことができた。この一見バラバラな曲たちが集まり完成した Day1 はまさに ”祭り” だった。それぞれのアーティストの良さが伝わるセットリスト、バーチャルならではの圧巻の演出、予想のできない展開。どの要素をとっても本当に素晴らしかった。また声出しが解禁されたことにより、今まではあまり見ることのできなかったアーティストと観客のやり取りを見ることができたことも良かった。
 ここまでが Day1。まだ Day2 が残っている。信じられない。ちなみにこれを書いているときにはもう Day2 を見た後。Day1 とは違った方向で祭りだった。

次はチケットとれますように


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