【2020募集馬　短評】　ロードサラブレッドオーナーズ　募集馬短評

（※カタログの立ち写真と歩様動画から評価しています。）

No.1　キープセイク’19　牡／父ロードカナロア
馬体バランス良く、首、前駆、後躯の造りもしっかりしています。
筋肉量も相当で、メリハリがあるのも良いです。
ただし、歩様を見る限り腰に力が付くのに時間がかかる印象で、恵まれた馬体をしっかりと走りに活かすには時間がかかりそうです。

No.2　グラナダ’19　牡／父ロードカナロア
各パーツの造りはしっかりしていますが、胴にもう少し長さが欲しいのと、胸の深さも欲しいところです。
歩様から、腰に力が付くのに時間はかかる印象で、長い目で見る必要があります。

No.3　レディパステル’19　牡／父ロードカナロア
まとまりがあるコンパクトな馬体で素軽い印象です。
ただし、推進力が前ではなく上に向かっている歩様は気になります。

No.4　アドマイヤシャイ’19　メス／父ロードカナロア
馬体バランス良く、無駄のない造りです。
また、硬い歩様で、左前腕が内に入っており（動画の正面からのアングルで分かる）、前腕と球節で上からの負荷のかかる程度が異なるので前肢の健全性に心配はあります。

No.5　キャトルフィーユ’19　メス／父ロードカナロア
馬体バランス悪くないですが、胸の深さがもっと欲しいところです。
また、歩様から腰に力が付くのに時間がかかる印象で、長い目で見る必要があります。

No.6　ブリュネット’19　メス／父ロードカナロア
馬体バランス悪くなく、無駄のない造りで大きな欠点がないのが本馬の長所です。
歩様も柔らかく、四肢の連動性があって良いです。

No.7　リラコサージュ’19　メス／父ロードカナロア
胴がしっかりとした長さがあるのに対して首が短く、歩様からも首の使い方はやや窮屈に見えますが、全身の使い方は柔らかく、後躯は幅もあり、後肢の踏み込みもしっかりしているので、どこまで首の構造をカバーできるかがカギを握ります。

No.8　レジデンス’19　メス／父ロードカナロア
馬体バランス悪くないですが、歩様が硬く、後肢の踏み込みも浅く、力強さが感じられません。
大きな推進力は生み出せません。

No.9　エンジェルフェイス’19　牡／父ディープインパクト
馬体バランス悪くないです。
歩様はやや硬めで、現時点で首が非力で、全身を使って動けていない印象です。
飛節も踏着時にブレるので、今後しっかりしてこないと大きな推進力が期待できません。

No.10　ラパージュ’19　牡／父キズナ
馬体バランス良く、各パーツの造りがしっかりしています。
歩様は硬くも柔らかくもないですが、重苦しさがないのは良いです。
ただし、腰に力が付くのに時間がかかる印象です。

No.11　レディカーニバル’19　牡／父ルーラーシップ
父の産駒らしく首を含めて上体に安心感のある造りで、骨・関節の造りもしっかりしています。
歩様は硬くも柔らかくもないですが、四肢に連動性があるのは良いです。

No.12　エンジェリックレイ’19　牡／父ハービンジャー
馬体バランス良く、上体のボリュームの充実度が目立つ1頭です。
骨量も豊富で飛節の大きさは1歳馬とは思えません。
立ち写真からはやや重たい印象でしたが、歩様を見る限り重たさは感じられず、重戦車のようなパワーに秀でたタイプです。

No.13　パステラリア’19　牡／父オルフェーヴル
馬体バランス良く、首にしなやかさがあり、肩の傾斜角度がちょうど良く前駆の大きな可動域が期待できます。
また、背のトップラインがキレイで、身体の柔軟性が感じられ、それは歩様にも表れており、四肢の連動性が良く、無駄な動きがないのは良いです。

No.14　レディハピネス’19　牡／父オルフェーヴル
まとまりある馬体でバランス悪くないですが、歩様から動きが細かく、全身を使って動けていない点が気になります。

No.15　ティアーモ’19　牡／父モーリス
筋肉量・骨量ともに申し分なく、迫力ある馬体です。
ただし、硬い歩様で後肢の踏み込みも浅いので、今後成長とともにどれだけ恵まれた身体を活かす動きができるかがカギを握ります。

No.16　ヴィーヴル’19　メス／父モーリス
首が短く、歩様時に窮屈そうにしているのは気になります。
また、硬い歩様であり、前腕もやや反り気味なので今後も反り具合が進行するようなら前肢の健全性に不安はでてきます。

No.17　デルフィーノ’19　牡／父ドゥラメンテ
馬体バランス良く、しなやかな首、深い胸、容量十分のトモが好印象です。
歩様も柔らかく、身のこなしがスムーズな点も良いです。

No.18　アウトシャイン’19　メス／父ドゥラメンテ
首が短く、ややアンバランスな体型です。
また、歩様は柔らかいですが、お尻を左右に振って歩いており、腰に力が付くのにも時間がかかる印象なので長い目で見る必要があります。

No.19　ハリケーンフラッグ’19　メス／父ドゥラメンテ
馬体バランス良いですが、胸の深さがもう少し欲しいところです。
歩様が柔らかいのは良いです。

No.20　エルテアトロ’19　メス／父キンシャサノキセキ
首が短く、歩様からも窮屈さが感じられます。
カバーするトモの容量も不足しており、後肢の踏み込みが浅く、大きな推進力は期待できません。

No.21　サッカーマム’19　牡／父キタサンブラック
馬体バランス良く、しなやかな首を含めて全身に柔軟さが富んでいます。
前駆・後躯の造りも無駄なくしっかりしており、歩様も柔らかいなかで力強さがあり好印象です。

No.22　アンビータブル’19　牡／父ドレフォン
低重心で馬体バランス良いです。
馬体の幅が薄く、コンパクトながら幅がしっかりとしている父とは異なる印象です。
骨量豊富ですが、現時点でトモの容量は多くはないので、今後成長の過程でどれだけこの部分のボリュームを増やせるかがカギを握ります。
歩様は柔らかく、四肢の連動性がある点も好印象です。

No.23　フェイズシフト’19　牡／父サトノアラジン
馬体バランス良く、骨量・筋肉量ともに申し分ないです。
しなやかな首は力強さがあり、胸は深く、後躯に幅があるのも良いです。
後肢の踏み込みも力強く、全身の使い方が柔らかい歩様も好印象です。

No.24　フラーティングアウェイ’19　牡／父Fort Larned
コンパクトな造りながら、低重心で馬体バランス良く、各パーツの造りがしっかりしています。
首、前駆、そして後躯の造りも申し分なく、父は日本競馬において未知の存在ですが、本馬は歩様が柔らかいことはもちろん、繋にも伸縮性があり、日本の競馬に対抗できる能力を秘めています。

No.25　スターコレクション’19　メス／父ヴィクトワールピサ
立ち写真からは可もなく不可もなく…といった印象を受けましたが、歩様を見てその印象はガラリと変わりました。
全身の動きに柔軟性があり、ダイナミックな四肢の動きは好印象です。

No.26　マツリダワルツ’19　メス／父マツリダゴッホ
馬体バランス悪くないですが、後肢の踏み込みが浅く、大きな推進力が感じられない歩様は気になります。

No.27　エイシンバーサス’19　牡／父リオンディーズ
まとまりあるバランス良い馬体です。
前駆の構造はしっかりしており、トモの容量も十分で後躯の幅もあり、大きな推進力が期待できます。
柔らかい歩様も好印象です。

No.28　フェリス’19　メス／父リオンディーズ
胴に伸びがあり、バランス良い馬体です。
父は硬さが感じられる動きでありながら、能力の高さで現役時代にハイパフォーマンスを見せましたが、本馬はその父に比べても明らかに歩様も柔らかく、関節の可動域も大きいです。
父よりも母父のジャングルポケットが色濃く出ている印象です。

No.29　ルアンジュ’19　メス／父シルバーステート
馬体バランス悪くなく、上体のボリュームは申し分なく、無駄のない造りです。
歩様も柔らかく、好印象です。

No.30　ナリタシークレット’19　牡／父ハクサンムーン
低重心でコンパクトな馬体です。
やや首が短い印象ですが、トモの容量そして後躯の幅は十分で、歩様も柔らかく後ろからの推進力が感じられるので、首の構造はカバーできます。

No.31　インクルーシブ’19　牡／父ホッコータルマエ
馬体バランス悪くないですが、後肢の踏み込みが浅くて硬い歩様、そして品のない顔が気になります。

No.32　シルクヴァルキリー’19　牡／父トーセンラー
馬体バランス良いです。胸の深さはもう少し欲しいところです。
歩様は硬くも柔らかくもありませんが、後肢の踏み込みがしっかりしている点と四肢の連動性がある点は好印象です。
現時点では後躯よりも前駆が勝った馬体構造ですが、成長とともに後躯に力が付けば能力をしっかりと発揮できます。

No.33　アンダルシア’19　牡／父エスポワールシチー
伸びがあり、バランス良い馬体です。
歩様も柔らかく、無駄のない動きは良いです。

No.34　ハタノアデール’19　牡／父コパノリッキー
馬体バランス良く、上体の筋肉量も十分でメリハリがあるのも良いです。
背のトップラインがキレイで身体に柔軟性が感じられ、それは歩様にも表れており、動きが柔らかいです。
四肢の連動性があり、後肢の踏み込みも深く力強い点も好印象です。

※作者　一口馬主マスターB
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