【2020募集馬 短評】 サンデーサラブレッドクラブ 募集馬短評(関東入厩馬)
(※カタログの立ち写真から評価しています。)
No,101 コマンドコマンドの19 牡/父ディープインパクト
馬体バランス良いです。
首の構造、そして前駆・後駆の作りがしっかりしており、脚元の繋の角度・太さも丁度良く、豊富な推進力を生み出せることが期待できます。
No,102 エクセレンスIIの19 牡/父ディープインパクト
コンパクトでまとまった馬体をしており、首がやや短く写りますが、トモの容量は必要最低限あるので、スピードの根源である推進力を生み出すにはどれだけ全身を上手く使えるかにかかっています。
長い距離よりも短めの距離に適性がありそうです。
No,103 サファリミスの19 メス/父ディープインパクト
馬体バランス悪くなく、しなやかな首は良いです。
深い胸も好印象です。
No,104 シユーマの19 メス/父ディープインパクト
遅生まれもあってか、まだ骨格が細く全身幼い印象です。
馬体に身が入るのに時間がかかりそうです。
No,105 ポルトフィーノの19 牡/父ロードカナロア
低重心の馬体で、筋肉量豊富。
トモの豊富な容量が目立つ1頭で、特に半腱半膜様筋の発達は素晴らしいです。
尻尾を若干上げる緊張感も良いです。
No,106 タッチングスピーチの19 牡/父ロードカナロア
馬体バランス良く、前駆の一部である上腕筋の発達が目立ちます。
加えて、後駆の造りもしっかりしているので、豊富な推進力が期待できます。
No,107 ラルケットの19 メス/父ロードカナロア
馬体バランス良く、全身無駄のない造り。
軽そうな印象です。
No,108 メジャーエンブレムの19 メス/父ロードカナロア
首も胴も短く、中心にギュっとよったような馬体構造です。
前駆の構造だけ見ると動きが窮屈になりそうな印象を受けますが、トモの容量が十分なので、後ろから生み出される推進力をどれだけ全身を上手く使って走れるかによって競走馬としてのレベルが変わってきます。
No,109 ブエナビスタの19 メス/父ロードカナロア
首が短く、胴が長くて全身アンバランスです。
繋の傾斜も緩く、それを踏まえてもスピード力が感じられません。
No,110 カービングパスの19 メス/父ロードカナロア
頭の位置が高く、首と胴が短く、推進力を活かせる構造ではありません。
No,111 マジックタイムの19 メス/父ロードカナロア
馬体バランス悪くないですが、身体全体が幼く、能力を発揮できるのは遅くなりそうな印象です。
No,112 アナアメリカーナの19 牡/父ハーツクライ
胴長の体型は、父の産駒の特徴が出ています。
首が短めに写りますが、父の産駒はこの時期から2歳夏までの1年間で馬体の成長が著しい傾向があり、全身バランスが平気で変わることは珍しくないので、気にしなくても良いでしょう。
前駆・後駆の作りもしっかりしており、肩と繋の傾斜角度が同じなのも良い点です。
No,113 スーヴェニアギフトの19 メス/父ハーツクライ
馬体バランス良いです。
顔が小さく、軽そうな点も好印象です。
No,114 ピュアチャプレットの19 牡/父ルーラーシップ
馬体バランス悪くないですが、左前肢の管の背側部が腫脹しているのと、四肢の球節の腫脹も気になります。
ケガをしたのか、普段の放牧管理の時点で脚元に負担を感じてしまうような体質なのか…などなど気になります。
No,115 キャッチータイトルの19 牡/父ダイワメジャー
馬体バランス良いです。
豊富な筋肉量の上体は父の特徴が出ています。
首もしなやかさがあり、窮屈な印象がないのも良いです。
No,116 ムーングロウの19 メス/父ダイワメジャー
馬体バランス悪くないですが、明らかに後駆よりも前駆が優った馬体構造をしており、後駆の力が少なければ、前を中心に走ることになるので、背・腰の筋肉が張りやすくなるでしょう。
成長の過程で後駆に力が付けば問題ないですが、力が付かなければ前述したように負担のかかる場所が出てきて、順調にレースに出られない可能性も出てきます。
No,117 レネットグルーヴの19 牡/父ハービンジャー
頭の位置が高く、首が短くしなやかさに欠けるので、後ろからの推進力を活かせる馬体構造ではありません。
No,118 シュプリームギフトの19 メス/父ハービンジャー
馬体バランス悪くないですが、ややキャシャな印象でもう少し力強さが欲しいです。
腰高であり、まだまだ身体のバランスが変わってくる可能性もあるので、成長力次第です。
No,119 ローズシュクレの19 メス/父エピファネイア
馬体バランス悪くなく、上体もしっかりしていますが、前駆がやや窮屈そうな印象を受けます。
No,120 トゥリフォーの19 牡/父ドゥラメンテ
低重心で馬体バランス良いです。
肩周りの筋肉、トモの容量も十分で好印象です。
また、深い胸と穴の大きな鼻から心肺機能の高さが伺えます。
No,121 ルミナスパレードの19 牡/父ドゥラメンテ
上体のボリュームが目立つ1頭です。
父よりも母父のシンボリクリスエスの特徴が出ています。
骨格もしっかりしており、動きが重くならないか気になるところです。
No,122 アイムユアーズの19 メス/父ドゥラメンテ
馬体バランス良く、無駄のない造りです。
気の強そうな眼つきも印象的です。
No,123 アートプリンセスの19 メス/父ドゥラメンテ
馬体バランス悪くないですが、腰に力が付くのに時間がかかりそうな印象です。
No,124 ローザボニータの19 牡/父モーリス
可もなく不可もなくといった印象です。
No,125 フーラブライトの19 メス/父モーリス
馬体バランス悪くなく、上体のボリュームが目立つ1頭で、明らかなパワータイプです。
No,126 アイスフォーリスの19 メス/父モーリス
馬体バランス悪くないですが、頭の位置が高いのは気になります。
それでも、母の産駒の中で、本馬が一番前駆の構造が窮屈ではないことは良い点です。
No,127 バンゴールの19 メス/父モーリス
可もなく不可もなくといった印象です。
No,128 フレンチバレリーナの19 牡/父ジャスタウェイ
馬体バランス良く、背のトップラインは父と同じで特徴がよく出ています。
前駆・後駆の造りがしっかりしている点も好印象ですが、唯一の不安は前肢の構造です。
前腕が反っていて、繋も立っているので健全性に不安はあります。
No,129 シャンデリアハウスの19 メス/父キンシャサノキセキ
馬体バランス良く、胴の長い体型は父の特徴が出ています。
深い胸、容量十分のトモも良いです。
No,130 リトルアマポーラの19 メス/父クロフネ
早生まれにしてはだいぶ幼い印象ですが、馬体バランスは悪くなく、馬体に身が入ってくればしっかり力は発揮できます。
No,131 エイグレットの19 メス/父クロフネ
やや胴詰まりで首が短い体型です。
ただ、胸前と肩回りの筋肉、そしてトモの容量は十分なので、ピッチ走法で走れたら結果はついてくる可能性はあります。
上手く身体が使えないと厳しいです。
No,132 アロマティコの19 牡/父ドレフォン
胴が長く、馬体バランス良いです。
各パーツの造りがしっかりしているのも好印象です。
No,133 メルヴェイユドールの19 牡/父ドレフォン
馬体バランス悪くなく、骨・関節がガッチリとしたパワータイプです。
骨格が大きいので、全身重くなりすぎてしまいそうで怖いところですが、成長とともに重くならなければ、走れます。
No,134 ストゥデンテッサの19 牡/父イスラボニータ
上体の筋肉量が目立ちます。
トモの容量も豊富で、特に半腱半膜様筋の発達も素晴らしく、後ろからの推進力が期待でき、短い首の構造をカバーできる可能性はあります。
No,135 アイヴォリーカラーの19 メス/父イスラボニータ
馬体バランス良いです。
無駄のない造りで、品のある顔は好印象です。
No,136 コンカランの19 牡/父シルバーステート
まとまりある均整のとれた馬体です。
前駆・後躯の造りもしっかりしており、素軽そうな印象です。
No,137 ローズマンブリッジの19 メス/父ヘニーヒューズ
馬体バランス良いです。
ただし、父の走る産駒はムッチリとした上体のボリュームが多いという傾向があるので、本馬はそれに対してシャープに見えるのは気になります。
No,138 ラックビーアレディトゥナイトの19 メス/父ミッキーアイル
馬体バランス悪くないですが、現時点でややトモの容量が足りません。
飛節は大きいので、成長とともにトモの容量も増せば走れます。
No,139 インダクティの19 牡/父リオンディーズ
馬体バランス良いです。
父の産駒は前駆の構造が窮屈で前肢の可動域が広くない傾向がありますが、本馬はそのような窮屈さのない馬体構造で良いです。
しなやかで力強い首も好印象です。
No,140 ブルークランズの19 メス/父アジアエクスプレス
馬体バランス悪くいないですが、馬が幼く、馬体に身が入るのに時間がかかりそうです。
No,141 モルガナイトの19 牡/父キングカメハメハ
馬体バランス良いです。
現時点では後躯よりも前駆の発達が勝っており、今後どれだけトモの容量が増してくるかによって、後躯の機能性が変わってきます。本馬の競走馬としてのレベルはそれによって変わってくるでしょう。
No,142 レーヴデトワールの19 メス/父キングカメハメハ
馬体バランス悪くないですが、もっと胴に長さが欲しいところです。
腰にももう少し力強さが欲しいです。
No,143 ミスエーニョの19 メス/父キングカメハメハ
首がやや短めでの体型で、トモの容量も最低限はありますが、もう少し欲しいところです。
No,144 プレシャライジングの19 牡/父Arrogate
首がひ弱で、腰に力が付くのにも時間がかかる印象です。
No,145 ティファニーズオナーの19 メス/父Medaglia d’Oro
馬体バランス良く、首にしなやかさがあるのは良いです。
前駆の造りが良く、今後トモの容量がどれだけ増すかが競走馬としてのレベルを決めるでしょう。
※作者 一口馬主マスターB
Twitter → https://twitter.com/onemouthmaster2
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